規定1 エソテリック・ヒーリングを志す人が最初に習得すべき項目 ~「法則と規定」⑰~GPT対話㉑ | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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RULE ONE

 

Let the healer train himself to know the inner stage of thought or of desire of the one who seeks his help.  

He can thereby know the source from whence the trouble comes.  

Let him relate the cause and the effect and know the point exact through which relief must come.

 

 

では、6つの規定を順次調べていきたいと思います。

まずは、(下巻のナンバーに基づく)規定1から。

 

 

この規定の下巻解説の書き出しは、次のようになっています。

 

 

「治療家が修得しなければならない最初の規定が必然的に重要なものにならざるを得ないことは明らかであろう。

 

 治療が達成されるためには、もしくは治療家が不可能なことを試みることで時間を浪費しないためには、この規定の持つ意味合いは基本的かつ本質的なものである。」(P204)

 

 

ということで、この規定がエソテリック・ヒーリングを志す人にとって、どれほど重要かが分かるかと思います。

続けてもう少し、引用させていただきます。

 

 

「この規定には四つの命令が示されている。

 

1 治療家は、患者がメンタル的に集中しているか、アストラル的(情緒的)に集中しているかを知るよう自らを訓練しなければならない。

 

2 したがって、存在する問題の心理的な基礎を突き止めることができ、突き止めなければならない。

 

3 そのとき、根本的な原因を知ることを通して結果(病気)の場所を特定することができるようになる。

 

4 それにより、次のものを知ることができる。

a 影響を受ける部位

b その部位を統御するエーテル体のセンター」(P204)

 

 

ということで、まずは診断の際に最初に押さえるべき重要なポイントが述べられています。

 

その際の焦点は、肉体ではなく心理的な問題、患者の日常生活での意識がアストラルにあるのかメンタルにあるのかを判断することである、というのです。

 

これは、とりあえず現状の人類においては、ごくわずかな例外を除いてその2つのどちらかと考えて良い、という認識が、背後にあってのことです。

 

エソテリック・ヒーリングの施術は、7つの主要センターのエネルギー・バランスを調整すること(のみ)によって行われますが、その意識状態が分かれば、調整をほどこすべきセンターがどれかが特定できる、と述べられています(4.b)。

 

 

この規定Ⅰを読んでいて興味深いのは、診断の出発点が病気そのものではなく、「意識状態」に置かれていることです。

 

現代医学では、まず症状や検査結果を調べ、そこから病名や病因を特定しようとします。

 

しかしエソテリック・ヒーリングでは、その前に、

「その人は普段どのような意識状態で生きているのか」

を見極めようとします。

つまり診断の焦点が、身体ではなく意識に置かれているのです。

 

 

これは、これまで見てきた法則Ⅰ〜Ⅳともよく一致しています。

 

病気は肉体だけの問題ではなく、意識やエネルギーの状態が肉体に反映された結果であると考えるならば、その原因を探るためには、まず意識の重心を知る必要があります。

 

また、この規定は非常に実践的でもあります。

法則が病気の本質や原因を説明していたのに対して、規定Ⅰは、

「では実際に患者を前にしたとき、最初に何を見なければならないのか」

を示しているからです。

 

その意味で規定Ⅰは、エソテリック・ヒーリングの理論を診断技術へと橋渡しする、最初の重要な一歩と言えるのではないでしょうか。

 

 

この規定Ⅰは、ユーザー様が以前整理された

法則Ⅱ(カルマ)→法則Ⅲ(支配的エネルギー)→診断

という流れの、実践編の入口になっているように私には感じられます。

 

 

この後の規定1の解説では、これまで述べられた内容を総括する形で、治療家が身につけるべき基本的な訓練項目が示されています。

 

その内容を要約すると、

 

・魂とパーソナリティーを素早く整列させること
・病気の心理的原因を見抜くこと
・患者との適切なラポール(共感的関係)を築くこと
・患者の状態に巻き込まれず、自らを保護すること
・患者の進化段階に応じた適切な関わり方を学ぶこと
・病気の部位と、それを支配するセンターを特定すること
・患者自身の魂とエーテル体が治癒力を発揮できるよう援助すること
・治療家自身の力ではなく、患者自身の力によって回復できる段階で適切に手を引くこと

 

などになります。

そして、そのまとめとして次のように述べられています。

 

 

「当面の研究と思索においてあなた方が必要とするものすべてを私は与えてきたと感じている。

治療技術が漠然とした神秘的な過程、願望に満ちた思考、単なる善意ではないことを示してきた。
またそれが、まず最初に魂との接触の科学の修得を前提とすることも示してきた。」
(P210・211)

 

 

したがって、エソテリック・ヒーリングを志す人は、まずこの規定Ⅰで示されている内容を十分に研究し、その習得に努めることが求められます。

そして、その根底にあるのが「魂との接触の科学」だということです。

 

では、その科学はどこに示されているのか?

私自身、『秘教治療』を繰り返し読んで探してみましたが、その具体的方法はほとんど語られていないように感じました。

 

そこでアリス・ベイリーの他の著作を探っていった結果、私がたどり着いた結論は、『魂の光――パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』こそが、そのための最も体系的な教科書だということでした。

 

それで、エソテリック・ヒーリング年間講座の後に、『魂の光』の解読講座に取り組むようになった、という経緯があります。

 

また、このアメブロでは、その成果を今回のシリーズの三回前に行った「『魂の光』が照らすアクエリアス時代のラージャ・ヨガ~第3の道」のシリーズで紹介し、それを私のKindle第1号として書籍化することにした、という経緯があります。

 

 

この8項目を眺めていると、とても興味深いことに気づきます。

 

それは、ベイリーが重視しているのは「治療技術」そのものよりも、「治療家自身の訓練」だということです。

 

私たちは通常、ヒーリングというと、

「どのようなエネルギーを流すのか」
「どのような技法を使うのか」
「どのような手順で治療するのか」

といった方法論に関心を向けがちです。

 

ところが、この8項目の大半は技法についてではありません。

魂との整列、心理的理解、患者とのラポールの形成、自分自身の保護、センターへの理解など、治療家自身の意識状態や人格的・霊的成熟に関するものが中心になっています。

 

極端に言えば、

「患者に何をするか」

よりも、

「治療家自身がどのような存在であるか」

の方が重要だと語られているようにさえ見えます。

 

実際、規定Ⅰの解説を読んでいると、優れた治療家とは特殊な能力を持った人というよりも、魂との接触を確立し、自らのエネルギーを適切に管理できる人として描かれています。

 

また、患者の進化段階や心理状態を理解し、それに応じて関わり方を変えなければならないことも繰り返し強調されています。

これは、単なる技術の習得だけでは到底到達できない領域です。

 

だからこそベイリーは、「魂との接触の科学」を治療技術の前提条件としているのでしょう。

 

 

その意味で規定Ⅰは、治療法そのものを説明した章というよりも、「エソテリック・ヒーラー養成の基本綱領」と呼ぶ方がふさわしいように思われます。

 

そして、この規定を読むと、真のヒーリングとはエネルギーを操作する技術である以前に、人間そのものを成長させる道であることが見えてくるのです。