神使ー亀ー | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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神使については、こちらをご覧ください。


亀-かめ-
ご利益 健康長寿、水神・海神への取り次ぎ、吉兆の予知



亀は、古代中国において、海神・仙人の乗り物として、

また、神仙が住まう「蓬莱山」を背負う、
「霊亀」として崇められていました。

古代インドでも、3頭の巨象が世界を支え、
巨象は、大亀に背負われ、その全てが、
大蛇の上に乗っていると考えられていました。

 

日本でも、縁起物、瑞祥の象徴となっています。

 

有名なところで言えば、
東西南北の方位を守護する、四神の一つ、
玄武でしょう。
北方を守護する玄武は、長い足の亀に、
蛇が巻き付いた、亀蛇ーきだーの姿で描かれます。
これは、北方七宿ーほっぽうしちしゅくーの、
斗宿ーとしゅく/ひつきぼし・ひきつぼしー
牛宿ーぎゅうしゅくー和名は、稲見星ーいなみぼしー
女宿ーじょしゅく/うるきぼしー
虚宿ーきょしゅく/とみてぼしー
危宿ーきしゅく/うみやめぼしー
室宿ーしっしゅく/はついぼしー
壁宿ーへきしゅく/なまめぼしー
を繋ぎ、組み立てた姿とされていますが、
一般には、亀が象徴となっています。

 同じように、東方七宿は、青龍を。
 西方七宿は、白虎を。
 南方七宿は、朱雀を象っているそうです。

 ちなみに、宿曜経では、私は斗宿。 
 亜紀ちゃんは、南方朱雀七宿の、
 柳宿ーりゅうしゅく/ぬりこぼしー です。

 


玄武は、北方を守護することから、
北極星や北斗七星の化身、妙見菩薩の神使とされています。
また、神社系の妙見社では、仏教系の妙見菩薩ではなく、

天之御中主神や、国之常立神を主祭神としています。

「水神社」や、「水神宮」の名を冠している神社でも
亀を神使としているところがあり、
隅田川の総鎮守である東京都墨田区の隅田川神社では、

河川交通の象徴として亀が神使とされ、
「水」を神紋とされたと伝えられています。

 

他にも、市寸島比売命は、弁才天弁財天と習合されています。
この神使は、が有名ですが、亀だとされている地域もあります。

 

 

亀と言えば、元号にも多く見られます。

今でこそ、元号は「一世一元」となっていますが、
過去には、吉祥、凶事、天皇の代替わり、
様々な切っ掛けで、元号が変わりました。
特に奈良時代には、亀を利用に、
6回も元号が変わっています。


「霊亀ーれいきー」
  715年、京都の松尾大社がある、
  松尾山の谷の一つ、大杉谷で、
  「首に三つの星、甲羅に七つの星を、
  前足に離の卦を顕わし、後足に一支あり※、
  尾に緑毛・金色毛の混じった長さ八寸の亀」
  が見つかり、元正天皇に献上したところ、
  「嘉瑞ーかずいー( めでたい出来事 ) なり」と喜ばれ、
  元号を「和銅ーわどうー」から改元されました。

  ※後足に一支あり
   これが、どういう状態なのかよくわかりませんでした。
   一支は、一節とか、一本と言う意味らしいです。

「神亀ーじんきー」
  724年、白い亀が、聖武天皇に献上されたことから、
  「養老」から改元されました。
  また、改元された年の正月、
  「亀が、輝く金の御幣を背に載せて海面を泳いできて、
  当地に到るや渚を走り、森の中に入った」
  として、愛媛県伊予市の三島神社が創建された。
  と伝えられています。



「天平ーてんぴょうー」
  729年、松尾山で見つけた亀を献上した
  左京職ーさきょうしきーが、今度は、
  甲羅に「天王貴平知百年」
  ( 現天皇の御世は貴く、平和が100年も続くであろう )
  という文字が顕れた亀を、聖武天皇に献上したので、
  「神亀」より改元されたそうですが、
  もし、星や卦に見えるものが顕れた亀がいたとしても、
  「天王貴平知百年」なんて文字が、
  自然に甲羅に顕れるなんて、通常では思えず・・・。
  
  瑞祥が現れた事を報告したり、献上したりすると、
  褒美がもらえたり、税が免除されたりしたらしいので、
  ・・うーん・・・。と、いろいろと考えてしまいます。

  松尾山には、沢山の種類の亀が生息していたらしく、
  松尾大社の神使も、亀になっています。

 

  
「宝亀ーほうきー」
  770年、で、肥後国ーひごのくにー( 現代の熊本県 ) で
  白い亀が見つかり、光仁天皇に献上され、
  「神護景雲ーじんごけいうんー」より改元されました。 

「嘉祥ーかしょう/かじょうー」
  848年、豊後国ーぶんごのくにー( 今の大分県 )で  

  白い亀が見つかり、仁明天皇に献上され、
  「承和ーじょうわ/しょうわー」より改元されました。

「仁寿ーにんじゅー」
  851年、文徳天皇の即位に際して、
  白い亀と、甘露が出現したことにより、
  改元されました。

これより後の御世は、天皇の践祚ーせんそー( 代替わり ) による改元や、
地震などの天変地異、彗星の出現、争乱などで改元されています。
綺麗な雲や白い雉や鹿、亀の出現で、改元されていた奈良時代にも、
いろいろな出来事があった筈なのですが、改元理由だけを見ると、
比較的のんびりしていた印象を受けてしまいますね。

 


何れにしろ、古来より、亀は身近な存在で、
と並んで、「長寿」の象徴となっています。

また、『浦島太郎』には、実は様々なパターンの話がありますが、
その中の一つに、

「おじいさんになってしまった浦島太郎でしたが、
その後も、乙姫は浦島太郎を慕い続け、生涯を共に過ごした後、
浦島太郎は鶴に、乙姫は亀に化身し、共に長く一緒に過ごしました」
というものがあります。
この話から、亀は、「夫婦円満」の象徴にもなっているようです。

 

 

画像の最初3枚と、最後が松尾大社。

4枚目と5枚目が、西宮神社

 

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