今から20年ほど前、猛威をふるった台風14号。
堤防が決壊し、集落は『岸辺のアルバム』状態と化した。
(近所の方が高台より撮影)
マルシの家も浸水し、被害を受けた。
庭に散乱した品々の中でも 凄惨を極めたのは「壊れた雛人形達」。
我が家の雛人形は、姉が誕生した年に 父TOKIOが給料はたいて買ったという「御殿付き」の段飾り。(オババ若い!)
初めて父親となるTOKIOの矜持が 感じられる逸品だった。
それが、台風によって一夜にして、無残な姿になるとは。😭 (閲覧注意に相当する状態のため、画像なし)
個人の思い入れなど聴く耳持たぬ、ジェノサイドのようである。😭😭😭
先日の片付けでは、木箱の隅に かろうじて難を逃れた「箱入りの人形」が四体見つかった。
ゴスロリの衣装をまとった、どこぞのガールズグループのようである。
セルロイド製のお洒落な人形は、雛人形と同じく特別な日に愛でられる貴重品だったことだろう。
何とか原形は保っているものの、これも水害で 手足は崩れてボロボロの状態。
人形を納めた古い紙箱は、棺のようにも思えた。
つぶらな瞳の人形は、何をか思はん。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
広い家の何処かしこに、幾多の思い出深い人形がいる。
特別感があるのは、奥座敷箪笥のガラスケースに飾られた2体の人形。いつからここに君臨していたのだろう?
畳の上に並べてみた。
①フランス人形
昔は、華麗なロココ風のドレスを身にまとっていたが、すっかり古ぼけて廃棄処分の対象となったようである。
しかし、オババは その人形が「捨てないで」と懇願しているように見えて 捨てることを辞め、さらには
手作りのオーガンジードレスを作ってあげたのだった
よかったねえ。乙女心のあるオババに感謝やね。
②日本人形
出た! こんな人形が うちの家にもあったのだ。夜中、隣にいたら怖いぞ。
誰の趣味やねん? 思いっきり、横溝正史氏の「悪魔の手毬唄」のイメージである。
かつて大好きだった超絶技巧の漫画家、内田善美氏も作品「草迷宮」の中で この人形を描いてましたね。
ふむ ちょいと手を加えてみた。
暑いので 三つ編み!! あら、可愛い😍
しかしアンタ、毛量多すぎ!「しめ縄」みたいになったぞ。
しばし人形と戯れて、片付け作業に戻る。
今回の片付けで捨てられることは、まだない人形達だが、今後の彼女達の行く末が気になるところではある。







