スコットランドの
首都エジンバラにて
高級デパート
覗いてまいりました。
あれはもうコロナ前か、
その超高級百貨店的な
雰囲気としつらえに
「これはいいものを見た」的
感動さえあったのですが
・・・今回私が出かけたのが
平日の午後だった
せいもあるのでしょうか
まず・・・まず地上階の
化粧品売り場に
お客の姿が一人も見えず。
いえ、一人・・・いや、
二人くらいは売り場の反対側を
歩いていたかもしれません、
ですがあの百貨店の
化粧品売り場特有の
まばゆさはそこにあるものの
当然そこに付随すべき
人気(ひとけ)がなく・・・
気合の入ったお化粧をした
店員さんは
各テーブルにいましたが
あちらもプロ、私がこの日
化粧品を買う気がないことを
即座に察知したのか
皆様目をそらしがちで・・・
ほら、こう、意味なく
香水の位置を替えたりとか・・・
まあ私はこの日
どちらかと言えば
婦人服のコーナーを
覗き見したかったので
それはそれでいいのですが
・・・婦人服コーナーでも
私は即座に『冷やかし客』と
判断されたのか、この国は
お店に入ると日本の
「いらっしゃいませ」的に
「こんにちは」とか
「ごきげんよう」とか
声がかかるはずなのですが
・・・あれ?皆さん、
私のこと、見えてます?
さてハーヴェイの何が怖いって
一部の商品には値札が
見える位置に
ついていないんですよ。
あれはたぶん
「まさかお客様が値段など
些細なことなどお気に
なさらないでしょう」みたいな
話かと思うんですけど、
一部の店舗はそれなりに
値札をつけてくれている、
で、そういうお店の店員さんは
私がふらっと服に近づくと
「何かあればお声
おかけくださいませ」と
挨拶をしてくるんです。
・・・値札表示なし店舗の
関係者はたぶん
洒落抜きで私のことを
「冷やかし客」と
判断しているんだろうな、と。
でもそれは正しい。
この日そういうお値段不明店で
接客を受けていた・・・というか
店員さんに傅(かしず)かれて
パーティー用ドレスを
ご覧になっていたのは
中国系らしき
ザ!富裕層!みたいな
ピンク色のスウェット
(しかし明らかに
超高級ブランド品)を
着た女性でした。
うん、そうだよ、
私が支配人でも
「あちらにお茶を出せ、
なんならシャンパンを
お出ししろ」って言うよ。
しかし帰宅して私がこの話を
夫(英国人)にしたところ
「ちょっと待ってください、
それはハーヴェイ・ニコルズ
大丈夫なんですか?」
「確かに婦人服のフロアにも
お客は4、5人しか
いなかったんだよなあ、
平日午後とはいえ不安だよな」
「そうじゃなくて、ああいう
高級感を売り物にするお店は
接客も売りの一つでしょう?
お客が来たらそのお客が
冷やかしかどうかは関係なく
笑顔で挨拶するのが
高級店のあり方でしょう?」
どうなんでしょうね。
私はこの日、一応
それなりの格好は
していたんですが、
でもたぶん
ハーヴェイ・ニコルスが
来店を望む顧客層には
見えなかったろうなと思うんです。
ただ・・・
うーん、確かに私が
支配人なら
「あちらにはシャンパン、
こちらには
何も出さないでよし、
しかし挨拶だけは笑顔で」と
指示をしますかね?
ちなみにこの後足をのばした
百貨店チェーン
(こっちのほうが少し
庶民向けな感じ)では
私はこのような目には
遭いませんでした。
他にもいたお客たちと
同程度に店員にゾンザイに
扱われたというか・・・
でもそうすると結局は
近頃のこっちの百貨店では
お客に愛想を
振りまかないのが基本で
ハーヴェイ・ニコルスでは
他にお客がいなかったから
そこが気になっただけで
ジョン・ルイスのように
他のお客も不愛想な
接客を受けていれば
そこに『サービスの前の
平等』を感じる、
という話なのでしょうか?
久々の百貨店は
色々楽しかったです。
でも正直エジンバラの
ハーヴェイ・ニコルスはあれ・・・
近いうちに
閉(ヘイ)が店(テン)しても
私は驚かないかな、みたいな・・・
最上階に高級輸入
食材売り場があるんですが
以前に比べて明らかに
御店に覇気がなかったんです
玄関前に昔はいた
洒落た格好をしたドアマンも
なんかいなくなっちゃっていたし
どうにかここから
盛り返して
欲しくはあるんですけど
百貨店がお好きなあなたも
最近はネットでばかり
買い物をなさっているアナタも
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