学童保育の子ども集団の中に入ることで分かる子どもの本当の姿 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

 

 

はじめに

今回は「見張る」と見守るの違い:ポジションの話。目線よりも難易度は上がります。

 

 

 

中からと外からの違い 

 

子どもが遊んでいるときに、支援員がどこにいるか?

 

 

外から子どもの様子を眺めている支援員は、本当に多い。危険なこと・トラブルになりそうなことが起きそうになると注意する。

 

確かにそれも業務の一つではあるんだけど…支援員全員でやらなくても大丈夫。

 

子どもが「中の支援員」「外の支援員」をどう認識しているか?

 

・「中の」→ 一緒に遊ぶ人

・「外の」→ 見張ってる人

 

子どもの顔がまず違います。

 

「中の」人には、笑顔だったり、怒っていたりと、感情をよく出しています。言い方を変えると「素直」でいます。

 

「外の」人には、警戒したような表情をして「外の」人を見ます。言い方を変えると「顔色を伺う」。

 

この違いに対しての職員の反応が変わります。

 

「中の」人は、子どもの遊ぶ様子・子ども同士の関係性を感じ、子どもの内面を見ます。

 

「外の」人は、何かしてるんじゃない?危ないことしてない?というある種の猜疑心で子どもを見ます。

 

 子どもへの声かけの響き方が違う

 

子どもの職員へのかかわり方が違うのは、容易にわかります。

 

「中の」人には、安心感

「外の」人には、警戒心

 

集団でトラブルが起きたときに、全く同じタイミングで注意をしたとしても、子どもへの響き方が全然違います。

 

さらに、中に入っている場合はメリットがあります。

 

小学生集団の中で、トラブルの要因がはっきりと認識できる。

 

観察するという点からも、中から見ると全然違う子どもの世界に気づくよ。

 

そして、遊びをコントロールすることも可能になっていく。これは難易度MAXな域だけどね。

 

 

 

入れてもらえないときは… 

 

中から見るといいんだなと思って、実際に子どもの中に入ってみると…

 

はいるな!
あっち行って。

 

そういう態度を取られてしまうということは、今までの子どもとの関係を作ってこなかったのだと思います。

 

少しずつ関係を作っていきましょう。

 

おすすめは「承認」。

 

細かい説明はこちらの記事を読んでほしいんだけど、すぐできることを一つ。

 

 

出会ったら名前を
呼んであいさつ。

 

毎日、やりましょう!

 

こんなことで…って、思うかもしれません。もちろん、そのほかにできることはたくさんあります。

 

でも、一番簡単なのが「名前を呼んであいさつ」。

 

ひろしくん
おかえり

 

さとさんは、仲良くなりたい子の名前をあえて呼ぶようにしています。

 

承認は子どものこころのコーチング講座でも学びますよ。

 

 

ちょっと余談ですが

 

少し話がそれるけど、集団を観察していると、名前で呼ばれない子どもがいることがあります。子どもからも、支援員からも。

 

目立たない子は呼ばれなかったりしますね。

 

さとさんが、そういう子と仲良くなりたいときは、その子の名前を呼びます。あえて、集団を呼ぶときもその子の名前で呼んだりします。

 

ちょっと、思い出してみてください?

 

集団を呼ぶとき、一番中心になっている子の名前で呼んじゃいませんか?

 

それをあえて、仲良くなりたい子の名前で呼びます。

 

少し、ざわっとするときもあるんだけど、気にしない気にしない。

 

そうすると、その子との会話が増えるもんです

 

集団の中に潜入せよ 

 

子どもの集団の中に入るのは、案外難しいかもしれません。

 

子どもから見て、いちいち注意ばかりされるような人だと思われたら入れてもらえないですからね。

 

一緒に遊んで楽しい人なら、言ってきます。

 

いっしょに
あそぼ!

 

そうなるまで、少しずつ「承認」しましょうね。

 

 

見ていなくていいんですか? 

 

子どものことを見ていなくてもいいんですか?

 

そういう支援員さんの声も、よく聞きます。

 

支援員数人いるのでチームとして役割分担するといいですよね。

 

  • 全体を見る人
  • 子どもの中に入っていく人

 

日替わりでも週替わりでも、役割を替えてみるといいと思います。

 

子どもの中に入れるようになって、集団がさらに大きくできるようになると、一人で10人以上を見ていることにもなります。

 

先にも書きましたが、中からの注意は子どもに響きやすい。

 

だから、トラブルを回避しやすくなりますよ。

 

さらに、子どもの危機回避能力を育てることにもなります。

 

支援員をチームとして全体を見れるようになれたら、学童保育のレベルも上がりますよね。

 

行動

何もせずに見る学童保育で「言うことを聞かない」って悩みを解決するには。

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

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