芸術鑑賞の秋に突入しましたねこ福です。
今日は梅田へ。
暑さもやわらぎ、久しぶりに街並みを眺めながら歩きました。
洗練されたビルの街になってきましたね。
姿が変わっても、わたしはキタの磁場が好きだな。
大阪駅ビルの最上階でオペラ鑑賞を。と言っても、フィルムです…。
年に数回、「パリ オぺラ座 inシネマ」「METライブビューイング」で、劇場上演されたステージが映画として上映されるのです。
邪道ではありますが、本場オペラの雰囲気を日常の隙間で味わえるのはありがたい。
リアルに鑑賞するのとは何段階も色褪せてはいるだろうけれど、世界最高峰の力量にはスクリーン越しにでも触れてみる価値はある。
やぁ〜、今日の『蝶々夫人』も素晴らしかったなぁ。
オペラといえば絢爛豪華な衣装や舞台装飾が醍醐味だったりするのだけど、このステージは極限なまでに簡素でした。
そこはちょっと損した気分になるかと思いきや、それを埋め合わせて余りある華やかで艶やかな歌唱と演奏でありました。
むしろ舞台の簡素さが声の魅力を際立たせていたように思います。
写真はHPからお借りしました
歌唱力だけでこんなにも感情のこもった“劇”にできてしまうのか…と、歌手の皆さんの力量に感服。誰一人アカンひとがいなかった…完璧なキャストだったなぁ
クライマックスではほろりと泣かされてしまいました。
蝶々さんの声に満腹。
鑑賞後、しばし天空の花畑で余韻に浸りました。
通しで舞台を観たことがなかったので、良い機会となりました。
「ある晴れた日に」の旋律だけが有名だけど、全編をとおして美しいメロディーで埋め尽くされていて、3時間があっという間。
日本の旋律も散りばめられています。アメリカ国歌も。
それがスーーッとプッチーニの旋律に飲み込まれていく様がまた美しいのです。後から寄せてきた波に飲み込まれていく波のような…、自然現象を見てるかのようなメロディ。
演奏も素晴らしかったんだと思う!
昔、オペラってソロパートを演歌歌手のように仁王立ちになって歌い上げるスタイルが主流だった気がする。だからオペラが「劇」だという認識なかった(笑)
NHKで観る限り…ですけど
「会話」として成立させられる歌唱、情感溢れる声、表情、仕草など血の通ったお芝居としての魅力も味わえる作品でした。
表情までつぶさに捉えられるのは映画ならでは。
そういえばカメラ割りも心憎い気配りがあったなぁ。はい、次はここ来るよ…みたいな
カーテンコールで和やかな表情をみせる演者さんは、すっかり別人。演技力も凄まじかったてことだよねぇ。
『蝶々夫人』in パリオベラ座は各地主要映画館で18日(木)まで上映されてます。
だいたい1演目につき上映期間は1週間だけなのです。
予定が合えばぜひ観てもらいたいです〜♪
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