新しくなった大阪市立美術館へ『日本国宝展』を観に行ってきました。
6月15日(日)まで開催されてるのでご都合つくならぜひ足を運んで国宝に囲まれる体験をしてみてください。
昨晩は幸せに包まれ眠りにつきました。ほくほく…
とっても混雑してるので、スマートに鑑賞してまわる秘訣をサクッといくつか…
1.チケットは事前に購入しておく
購入窓口は長蛇の列
2.狙い目は午後3時以降
現在、開館時間が延長されてるので遅めスタートでも大丈夫
3.空いてる陳列から観てまわる
館内周遊できるので、元の部屋に何度でも戻れます
出展作品の全容をあらかた把握してから時間配分を考えて、気になる作品を重点的に観てまわるのも◎
混雑を逃れてカフェで休息するのも◎
でもって、ご参考までに印象に残った品々を書き添えておこうかな。
《絵画》
狩野永徳、常信『唐獅子図屏風』
これは複製画
右隻が永徳(桃山時代)
左隻が常信(江戸時代)
永徳は豊臣秀吉に重用された絵師。
常信は永徳のひ孫。右隻と対になるように後世に右隻を描いた。
左右を比べたなら、永徳の筆使いが断然にまさっている。自由闊達な線の勢い、堅実な写実性が生み出す威圧感。戦国の世相を映してるんだろな。
かといって左隻が劣ってるかと言えばそうでもなく。
左隻の獅子はもはやワンコ。エリオスくんがお尻を突き出して走ってるかのようでもある🐾
右隻の獅子と比べたらギャグでしかない。なのに見劣りしないのは構図の妙、滝や荒波を配して奥行きを生み華やかさで対抗してる。
‘安寧の世の雅やびやかさ’が‘パワーこそ正義’って価値観に物申してる。
「対比」と「調和」が同時に成立してるとこが凄いなーと見惚れました。
雪舟『四季山水図巻』
雪舟の筆の勢いもやっぱり凄い。
雪舟への心酔は昨年書いたので割愛。
《仏像》
実は仏像にはあまり関心がない。(余程でなければ感動しない)
なんだけど、今回お会いした仏様方はとてもお美しく、うっとり拝ませてもらいました。
スタイルがお宜しいのも素敵でしたが、なによりも表情が柔和で静かでありがたさひとしおでございました。
どれも2mほどの大きな像です
特にこちらの普賢菩薩様。
このような境地を目指したいものよと切に思い入りました。
こちらの『女神坐像』、
岸田劉生の麗子像を彷彿とし、画家が目指した境地をここで妙に納得す…。
こちらは仏画ですが、普賢菩薩様の光輪が唐草花模様で描かれていて
とってもキュートでした。
《書》
三蹟といわれる藤原行成の直筆が見れて感激。
活字のように整ったものを想像していたので一瞬あれ?っとなったけど、見方を変えてみるとやはり筆に勢いがあり素晴らしい。
写真では感じ取れない筆の流れ、思い切りの良さみたいなものがありました。
こういうのが「達筆」の不可欠要素なんだろか。
こちらはかな文字。
墨の溜め、掠れの強弱が音楽のようなリズムをなしていて、遠目で眺めるともはやアート。
俯瞰する目をもち、yesと言わせる交渉術に長けていた(っと大河ドラマが設定してた)人柄を彷彿とする文字だわ♡と惚れ惚れしました。
金光明最勝王経
紫紙に金泥で一文字一文字がとても丁寧に書かれていて美しかった。
祈りが伝わってくるようでした。
《経箱》
細やかで繊細で華やかな絵柄に平安貴族の美意識が偲ばれました。
《薬師寺東塔 水煙》
これだけ撮影OKでした。
でかい〜。
でかいだけじゃなく細工がされてる〜。
天女が真っ逆さまに降りてきてる〜。
天平のおおらかさ素敵です。
これ以外の写真はいろいろなところから引用させてもらいました。
国宝なだけに見つけるのが容易かった。
《土器》
笹山遺跡の火焔型土器、やばい!
芸術は爆発だー!
アフリカンに通ずる土着の感性がエモすぎて力強すぎて、現代日本人の先祖のような気がしない。。
今週日曜日まで。京都国立博物館、奈良国立博物館でも国宝展が同日まで開催されてますよ。
上質なものを一気にまとめて観ると「目が肥える」。審美眼があがりますよー。
是非行かれてみてください。
帰ってからもまだ楽しい。復習にも余念なし
《宣伝》
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