1枚の絵をゆったりじっくり鑑賞する絵画鑑賞サロン、先月はモネ『睡蓮』をご用意しましたよ。
印刷屋さんと相談してA2相当のマット印刷でパネルに仕上げました。
最近の印刷技術は素晴らしいですね。
筆のタッチ、絵の具の盛り上がり感まで鮮明に再現されました。
クオリティにうるさい私も満足できる題材となりました。
2回目の開催でまだまだ会の進め方も試行錯誤中ですが、私の中には明確な理想像があります。
〜 フランスの美術教育のようなもの 〜
ルーブル美術館マルリーの中庭 …話題とは無関係
初めてルーブル美術館を訪れたとき、1枚の絵画の前で円陣になって座り込んでる子供達の一団に出会しました。
絵の前に先生と思しき女性が立っていたので、それが授業なのだとわかりました。
衝撃だったな。
- こんなふうに本物の絵画の前で論議するんだぁ。
- フランス人の美意識はこんなふうに育まれていくんだぁ。
街の景観から贈り物のラッピングに至るまで美しいことに心血を注ぐフランス文化の源泉を見た!っと思いました。
本当の意味で“絵画を鑑賞する”には、こういう環境が必要なんだろなって羨ましかった。
ということで、ねこ福でもそれをなぞらえた鑑賞会をやってみようとしております。
本物の名画とはいきませんが、できるだけ高画質な複製を用意してじっくり隅々まで眺める時間を楽しみたいと思ってます。
日本の美術館では「立ち止まらないでご鑑賞ください!」と大声で急き立てられるのはある種常識になってますが、
冗談じゃねぇーって思う訳ですよ。
「お静かに観覧ください。」とも制されるので、作品を観ながら感想をシェアすることもままならない。
そんなの鑑賞じゃない。
地球上で最も芸術に敬意を払っている街(と私が思ってる)パリで目にするあの絵画鑑賞授業(というかほぼクラストーク)のエッセンスを再現したいです。
手本がパリいうことで、抜け抜けにゆるい会を心掛けてます。
絵画愛が強すぎて暴走しそうになる亭主はリュシアンくんがそつなくセーブしてくれるので安心です。
さぁ、そろそろお茶にしましょうの合図。
ぼくのケーキも用意してくれてるよね?とも思ってるはず
今回も参加者様が感想を詳しく綴ってくださいました。
気楽に過ごして好きなことを話してもらえば良いのだけど、真面目に気構えてしまわれるのは日本人の素敵なところ。
私たちが受けてきた教育スタイルで培われてきた同調意識、ステレオ的見識癖を取り払うのに苦心されてる様子が読み取れるのも、真面目さ故なのかなと。↓2名ともリケジョ
《5月の絵画鑑賞サロンのご感想①》
固定概念、先入観がちょっとずつ剥がされていく感覚がありました。
この感覚?を何度か経験すると、
きっと生活のふとした場面でも考え方の癖が少し和らぐのでは?と思いました。(今まで解決しなかったことが解決するきっかけになるとか…?)
私はモネの絵が好きなので何回も見ているはずなんですが、
今回の鑑賞会で、じっくり、ゆっくり、色んな角度から見るとやはり見えてないところはあるな、と。
あとは、その絵の書かれた背景を知ることでより味のある、感情のある絵になった気がしました。
とても有意義な時間でした。
ありがとうございます。
《5月の絵画鑑賞サロンのご感想②》
鑑賞会の後、ふと車のキーを探し回って往生したことを思い出しました。
仕事を終え、いざ車に乗ろうとしたらキーがなく、徒歩で帰宅。
翌朝、探したつもりのロッカーの上段に置いてあったのを見つけました。
なくしたキーは落としたに違いないという先入観。
自分の日常は無意識にやり過ごしていることがほとんどで、
先入観に支配されてしまっているなと感じたことを。
絵画鑑賞は先入観を取っ払う作業でもあるのかなと思いました。
practice であるが故、そこにはしんどさも伴いますが、
絵画鑑賞はとても有意義な時間だと思います。
人が変われば視点も変わる〜
やはり参加人数が多い方が、practice に楽しさも加わるのではと思いました。
次回も楽しみにしています
ねぇ、1枚の絵をただじっくり観るだけでもこんな感想が生まれてくる。
立ち止まらずに鑑賞するなんて、鑑賞じゃないって思い、伝わったでしょうか?
ねこ福の絵画鑑賞サロンでは1枚の絵画をじっくり鑑賞します。詳しくはこちらに
人数が多いほど盛り上がりそう。
ご興味ある方、体験しにお越しくださいね♪
リクエスト大歓迎♪
2名様以上で随時開催いたしますのでお気軽にお声掛けください。
現在のところ参加費は設定してません。
コーヒーセット代1000円を置いていっていただけたら嬉しいです♪



