屋根の瓦と土が降ろされて、今建物がう〜んと伸びをしてるタイミング。
その理由はここに↓
上からの押さえつけが軽くなってるので、建具の敷居が緩んで、
障子が外れることもあるそうです。
チャンス!欄間を交換しよう。
欄間って、これ。
隣の間との取合いの壁に嵌められた格子のこと。
実は、夏と冬とで地味に衣替えしています。
いかんせん…、欄間を抜けてくる隙間風が冬はしんしんと部屋の温度を下げていきます。
断熱工法も何もあったもんじゃない。
パネルを貼った冬用の欄間を新調して、季節に合わせて交換してます。
ずっとそのままって選択もあるのだけど、
夏用の欄間、「いい仕事してある」もののようなんです。
一般的に欄間というと、松や竜などおめでたい透かし彫りがされているので、
ねこ福の欄間は一見すごく地味で変哲ないように見えます。
が、この、
真っ直ぐに、等間隔に桟を入れる技術は非常に高度なものらしく、
相当の職人技なのだそうです。
だから、滅多にお目に掛かれないものなんだと、
知る人は非常に感動されるんです。
んで、わたしも歴史建造物を訪れたときは漏れなくチェックするようになったんですが、確かに、非常に格式の高い場所にしかありません…(驚)
それを知ってしまうと、蔵で眠らす訳にはいかなくなった。
冬は寒い…。
なので、夏と冬に決死の覚悟で交換します。
…なにしろこの高さです。
手前にも向こうにもつっかえが無い。
嵌め損ねたら落下する。貴重だという代物が…。
ちょっとした覚悟をもって取り組むべき案件でして。
これが年々、重くも感じられるし脚立の上でのバランス感覚も怪しくなってきて、『来年はできるかなぁ?』っと思いながら挑むのであります。
最近、近くで地震が頻発するのもあって建物が歪むのか、
これまた年々外すのも嵌めるのもガチガチに固くなってきてました。
それで、夏用の本来の欄間に交換するのをほぼ諦めておりました。
屋根が軽い今なら外せるかも!
確かに!
昨冬サポーターさまにお手伝いいただいて、金槌で叩いて作業したというのに、
今日はするりと外せました。
わ〜、瓦って重いんだなぁー。
年々度胸も薄れてきて、絶対上手くやってみせる!なんて賭けをする自信無くなってきたので、確実な方法を編み出しました。
手拭いを通して、こちらから引っ張りながら作業すれば、向こう側に落下することはないですね。
貴重だという桟が折れてはならんので、広い面で荷重を分散できるように
紐でなく手拭いを通しました。
【備忘録】です。忘れるかもしれないから、ここに残しておこう。
チャンスは逃さなかったものの、スリリングであることには変わりなし。
途方に暮れたときに眺めた光景…。
常駐のサポーターさま募集だわ(^◇^;)

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