心を育てるということ | 山里リトリートねこ福 ✢✢ 時間が止まる龍宮城へようこそ ✢✢ 大阪高槻 神峰山の郷

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今日は本当であれば、山里の氏神様の春の神事「蛇祭り」でした。

お客様から案内をリクエストいただいてたのだけれど、

さすがに中止です。

 

でも、ちゃんと幕を張ってハレの日のしつらえがされていました。

心なしか、昨日とは違って眩しく晴れやかに感じられました。

桜満開、誰もいない、ひっそりした境内でしたけれど。

 

どのようなお祭りかは、2年前にご案内しています ➡︎ ♣︎♣︎♣︎

 

 

 

 

伊勢神宮のInstagramには「#心のふるさと」がいつも付いています。

あんなに霊験あらたかな場所を自分のふるさとって思って良いのかな?

畏れ多く思ってしまいます。

 

「神社仏閣では、自分に手を合わせる気持ちで参拝しなさい。」

と、敬愛する師匠から教わりました。

 

ということは、

神社は心のふるさとであり、

自分自身であるということになりますね。

 

なので私は、

どこかにお参りしたら、

自分の中にその場所と同じ‘何か’を探るつもりで手を合わせます。

簡単なことではありませんけれど。

 

 

 

 

 

「どんなに頭が良くて、能力に長けていても、

 心が育っていないと、

 オウム真理教のような事件を起こしてしまうのよ。

 だから、心を育てるということがどれだけ大事なことかわかるでしょ。」

 

っと、この方が力説してくださって、

全てが腑に落ちた夜がありました。

 

 

自分より知識が豊富で、秀でた能力をもっている人は、

当然ながら正しい認識のできる人だろうと一目置いてしまい、

よくつまずいてきました。

 

こんなに博学で、先を見通す力もありながら、

なんでそこ??

そこだけはおかしい…っと感じても、

相手を疑うより、自分を疑って、

自分の否を探そう、

相手の言い分の整合性を取ろうとぐるぐる考え始めて、

無駄に時間もエネルギーも相当に消耗させてきました。

 

 

そうか、京大生だって、自分の優秀なブレインをオウムに捧げてしまうんだ。

アインシュタインが純粋に導き出した相対性理論を

原子爆弾の開発に利用しようと思いつく人がいるんだ。

 

 

「心」といってしまうと、

心の育っていない私にはちょっとピンときにくいので、

「モラル」と置き換えてみたいところだけれど、

 

それだけでもない、人の情緒みたいなものも含むのだろうなって、

余命少ないエミリオくんと過ごしていて、

なんとなくそう感じました。

 

 

 

神社のお話から入りましたが、

昨日の介護にまつわる思いの続きなんです。

 

 

 

自分事でいうと、

心なるものが育つきっかけは、いつも、

身近な誰かを喪うときのような気がします。

 

「死」をもってしか‘何か’を教われない。

しかも、息がかかるほどの距離で共に過ごした人からこそ受け取れる。

 

 

誰でもそうかといえば、それは解らないけれど、

 

モックンはガンジス川に遺骨が流される光景を見て「死」を感じ、

あの『おくりびと』を製作したいと思うようになったらしいし、

 

お釈迦様もその昔、同じ光景を目にして出家を決意し、

弟子たちに‘死んでみせる’ことで「生」を教えたということのようだから、

 

「死」を感じることは、

とても大切な行事なのではないかな。

 

 

「介護」は、ゆとりをもってそれを学べるありがたい時間であるはずで、

とても貴重な時間。

 

 

 

昨日のくだりに戻るのですが、

 

核家族化が進んで身近な人を喪う機会が減って、

看取りについて深く思いを馳せることができない人の方が

多くなったのは仕方がないこと。

 

かといって、

真摯に死と向き合おうとしている人が、

世の常識、物知らぬ人の理屈に錯乱されるのは、

「心」を育む機会を奪われることになるのでは?

 

 

 

医師であっても、治療家であっても、獣医師であっても、

骨身を削って取り組んでくださっているのはわかるけれど、

何かが足りない何なんだろう?と感じるとき、

それは、「生」を噛みしめる心だったのかもしれない…

とも思えたり…。