隙あらば、美術館へ | 山里リトリートねこ福 ✢✢ 時間が止まる龍宮城へようこそ ✢✢ 大阪高槻 神峰山の郷

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

パリで突然半日の自由時間ができた、

三つ星レストランか美術館どちらかに行って良いと言われたら、
迷わず美術館へ走って行きます。
グルメよりも芸術に触れることに魅惑される変り者です。
 
気持ちが追い詰められてくると、美術館は格好の避難所となります。
いつも頭の中が「思考」でいっぱいの私ですが、
アートはその「思考」に打ち勝つ貴重な存在となってくれます。
頭の中を空っぽにしてくれます。
 
このところ時間の自由のきかない毎日でしたが、
そんな時ほどパズルにピースを嵌め込むように
隙間時間に事のついでを作ってサクッと出掛けます。
まるでご褒美のように、
新聞配達のおじさんがチケットをくださるのです♪これがまた!
 
それでも、美術館への往復は小走りです。
 
 
 
今、大阪国立近代美術館で開催されているプーキシン美術館展は、
夜間限定で撮影OKという企画をしています。
なんとか夜間開館日に訪れようと、
日々変わる予定に擦り合わせてスケジュール帳を睨み合せつつ
実現してきました。
 
 
 
モスクワにあるプーキシン美術館は印象派とその前後の良質なコレクションがたくさん。
 
 
理由は自分でもよくわからなけれど大好きな
セザンヌの『サン・ヴィクトワール山』が2枚も‼︎来日していて、
気分は『キャーー‼︎』。
人とはズレたところでかなりのミーハーです、実は。
 
嬉しすぎて山と自撮り。そんなことしてる人他にいなかった…
 
 
セザンヌは生涯に渡ってこの山を描き続けました。
こちらは初期の作品。
 
この頃は水彩タッチで写実的なのですが、
画風の変遷を経て次第に抽象表現へと進化していきます。
ピカソに代表されるキュービズムへの先駆け的試みと今では評価されてますよ。
 
 
同じ山をこうまで描き変えちゃうってアリなんですね。
 
 
子供の頃にNHKの『日曜日美術館』でこの絵の特集を観てから、
番組の内容もさっぱり分からずながら、
この山、この絵、この画家に何故だか心を鷲掴みにされてしまいました。
 
 
大人になり、地球上行きたいところはどこだって自分の足で行けることを知って、
この絵の舞台を自分の目で確かめるべく南フランスへ、山に会いに行きました。
 
セザンヌと同じようにエクスの町から山の見える場所まで歩きました。
6月のいちばん太陽が眩しい季節。
石灰岩の山肌がキラキラ、キラキラ陽の光に輝いて、ひと時も同じ色でいる時がない。
こりゃ魅了されるわぁ…
って納得したものでした。
 
 
この山の絵の前に立つと、
南仏の風が吹いてきて、
旅で観た様々な「色」が鮮やかに蘇ってきてとても幸せな気持ちになれます。
 
あー、幸せだぁ。
思い出すだけでも幸せ。
プロバンス万歳!
 
 
 
 
印象派の明るい綺麗な色に溢れた展示会場、
こころもパッと晴れやかになります。
人の心を幸せにする印象派絵画、素敵ですね。
 
 
 
 
といっても、私は印象派よりその前後の時代の作品が好きです。
もうひとりお気に入りの画家コローの作品も2枚‼︎来日していました。
 
 
あー、幸せだぁ。
 
夕暮れの音や匂い、空気が伝わってくるかのような詩的な光景に
まるで自分も溶け込んだかのような錯覚を起こします。
 
 
ねこ福のリビングにもコローの絵を飾っていますよ。
 
 
絵画の話を始めたら止まらない(笑)
まだ書き足りませんが、この辺で終わっておきます。
 
 
 
10月14日まで開催されています。
金土の夜は9時まで開館。
ごめんなさい、下書きのまま長らく置いていたので残り1週間になってしまいましたね(^^;;
 
閉館間際は名画を独り占めできるかも。
私はこの時間がとても幸せです。
 
皆さんも是非足を運んでみてください(^^)/
 

詳細はこちら→http://pushkin2018.jp