これに出会ったのも全くの「偶然」だった。
(注;「ネタバレ」があるので嫌いな方は御注意を)
『おみおくりの作法』
(もうちょっと別のタイトルが出来たんじゃない?…と正直思う)
原題『Still Life』。
原題の方に聞き覚えがあったけど、「そんなに前」だとは思わなかった。
そして10年以上前の映画なのに「今」と雰囲気が余り変わらないコノ国……!
(実はYouTubeで「Still Life(2013)」と打ち込んで検索すると丸々一本無料でアップされてます……
英語のみ・字幕無ですが……大丈夫なのかな💦)
以前から書いているけれども、私は「孤独死」がイコールで悲惨だとは思わない。
悲しいのは『発見』が遅れることであって、逆に死ぬ直前まで誰も気付かなかった、ということは、最後まで一人で何とかやっていた=それなりに自立してた、という事だから。
まあコノ国では起こらない事だろうけれども、植物状態で何年も「生かされ」、周囲からも「未だ生きているの?」と言われながら死んでいくよりはずっといい、と「私は」考えている。
とにかく。
コノ国らしい映画だな、と思いましたね。
と言うよりも日本人にも通じる『悲喜劇』と言うか。
陳腐な表現をすれば『島国根性』の共鳴とでも言うか?
これがアメリカだったら
「ハッピーエンドの乱痴気騒ぎ」
…とまでは言わないけれども(☚言っとるぞ🤣)、「最低限」きっと主人公は「彼女」と一緒に最後の一人をお見送りした後、二人はどちらからともなく手を繋いで……という感じで終わったんじゃないかな……と。
そう、ちょうど黒澤明監督の『生きる』がコノ国を舞台にリメイクされたように。
いわゆる「日本人の感性」に合っているのだろうな……と思ったら、2022年に何と『生きる』の逆を日本人監督さんがしっかりリメイクしておりました!
阿部サダヲさん、これ👆の直前公開の作品で「サイコな殺人鬼」の役をやっていたとかで、「そのイメージが強過ぎて…」と評価する方も多かったのが怖い🤣
ですが、それだけ役の幅が広い役者さんという事でしょうねえ?
宮沢りえさんも宇崎竜童さんもホント良い役者さんになったわ~❤
オマケ; 英国版『生きる』の中で主人公が歌う場面。