同情するなら、放っておいてくれ! | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  「アナタ、『ボランティア』はする気ない?」

 

 

  …あ、今度はそっちに来たか?

 

 

  「時間を有効に使うのは

 

 

  大切な事だと思うのよね~?

 

   (心の声;コノ国の人達に言われたくないわ~🤣)

 

  アナタなら色々な理由で

 

  料理が出来ない人達に対して

 

 

  『ベーシック』な料理を

 

  教えることが出来るだろうし

 

  アナタのような

 

  素晴らしい技術を持っている人は

 

 

  『日本料理』

 

  教えることも出来るだろうし……」

 

 

  …と「バーバ」が言い掛けた時、私は思わず吹き出して

 

 

  「…『ノーマル・フード』の方が

 

   先じゃないですか?」

 

 

  …と言ってやった。🤣🤣🤣

 

 

 

   「バーバ」も思わず笑い出し、

 

   「そうね、

 

  『エッグ&チップス』プリーズ!

 

   だわ!」

 

   (注;『ノーマル・フード』という言葉の背景は最初の出会いで説明済み🤣)

 

 

  おや、『エッグ&チップス』と出るとは珍しいな?

 

 

  そうは思ったが、ここでただ黙っていては「負ける」。

 

 

 

  「私の事を知ると、とにかく『日本料理』!

 

  …って言われるんですけどねえ、

 

  私、コノ国の『伝統料理』も普通に……

 

  それこそそこらの若い子よりは

 

  ず~っと出来ると思いますよ?

 

  私、義父母の為の料理を

 

  作っていたんですから~!」

 

 

  先ずそう一気に言った後で改めて「バーバ」の顔を覗いてこう言った。

 

  「義母の好物でしたけど、

 

  アナタは

 

  『パイ&マッシュ』はお好きですか?」

 

 

  「…え、え、ええ…」

 

 

  「そうですか、

 

  では『ジェリード・イール』は?」

 

   (注;『パイ&マッシュ』『ジェリード・イール』に関しては各自検索してください🤣)

 

 

  すると「バーバ」は突然椅子から飛び上がらんばかりの形相になってこう叫んだ。

 

 

  「嫌い、嫌い、

 

  魚なんて

 

  大っ嫌いっ!」

 

 

 

  これには私も驚いて、思わずこう言い返した。

 

 

 

  「…『フィッシュ&チップス』も、ですか?」


  

  すると「バーバ」は大袈裟に手を振って

 

 

  「嫌いっ! 

 

 『水から出て来るモノ』は

 

 全部嫌いっ!!!」

 

 

 

  ……(◎_◎;)……!

 

 

 

  おやまあ。

 

  コノ国の人達、特に若い子達の偏食振りにはもう殆ど驚かないが、「バーバ」程の年齢で(特に女性で)ここまでハッキリ「嫌い」を表明する人は珍しい。

 

 

  確かに「魚」は嫌いって人が多い国だが、「国民食」である『フィッシュアンドチップス』ダケは食べられる……という人が「普通」と私は思っていたから。

 

 

 

  いや、でも「今の若いもん」を育てたのは「今の古いもん」なのだから、当然と言うよりも必然なのかもしれないけれども……!