ケーキ屋リオちゃん 今回の番外編 ⑤ 『基本作業』に対する意識の差 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

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 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

 

  前書きが長くなったが『カミ』の仕事でも「基礎以前」としか言えない仕事が沢山ある。

 

 

 

  例えば「整理整頓」=在庫(食材)管理。

 

 

  正直今の『カミ』の「食材管理」は私が入った直後よりも劇的に良くなった、と自負している。

 

 

 

  私が入った直後は……いや、今でさえ……皆新しい食材が来たら

 

  「直ぐ『全部』使うから~!」

 

 

  …の一言で古い食材の「上」にドンドン重ねるだけ、という調子だったのだから!

    (しかもそうした『遺跡物』は今だ地味に出て来る……!🤣)

 

 

 

 

 

  そうした中で、私が「食材管理」の次に

 

 

  「これは、どうにかした方が良いな」

 

 

  …と思ったのが「ライナー」の問題。

 

 

 

  「ライナー」=敷紙。

 

  そう、取り出し易いようにケーキ型の内側に敷くアレである。

 

 

 

  『カミ』のケーキ型=ライナーを使う型は「カップケーキ型」「円型」「パウンド型」が基本で、それ以外の特殊型として「スクエア型」「クグロフ型」などがある。

 

  複雑な型などには製菓用オイルスプレーを使うし、カップケーキ用のライナーは各種サイズ揃っている。

 

  一番使う「円型」はそれぞれのサイズに合わせて「底紙」が用意されていて側面は使う度に各自(=作る本人)が業務用のロール紙から切り出していた。

 

(天板一面で焼く場合も専用の紙を使うが、これはもう簡単なモノだから問題無し)

 

 

 

  それらも結構非効率的だな~?と思って見ていたのだが、もっと呆れた?のは「パウンド型」。


   一切れ売りでも様になるような、家庭用よりはかなり大きい型なのだが、その「ライナー」も各自が毎度毎度切り出していた。

 

 

 

  更に私が働き始めて一年程過ぎた時、顧客中の顧客、まさに

 

 

 「ここが傾いたら、確実に『カミ』も傾くな…」

 

 

 

  …と完全に言える『お得意様』からの注文で、「ミニミニパウンド」と言えるサイズの型も使うようになった。

 

 

  「ミニミニパウンド」自体は専用の「紙型」=ケースで作るので別に必要がないと私などは考えたのだが、それが

 

 

  「油が染み出るのは見た目が悪い」

 

 

  …という『カミ』の考えなのか、はたまた『お得意様』からの希望なのかは知らないが、その為の「ライナー」も各自がその度にするようになったのだけど……??