「モト」という人がする『おもてなし』の話 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

  

 

  今でも……なのだけど、『モト』という人間を一番現実的に言えば

 

 

 

  「自分以外の全ての人に対して、

 

  『自分のトク』と思わない限り、

 

  自分のオカネも時間も手間も

 

  一切使いたくないヒト」

 

  (「自分以外」とは『もちろん』「ママ」を含む自分の家族も含まれる!)

 

  …と私は言い切れる。

 

 

 

  それでも同時に『世間体命』なヒトなので「世間の常識」というものはそれなりに理解していた訳だが(そうじゃないと「見栄を張る」なんてことは出て来ないもんね?)とにかく根っこが「そういうヒト」。

 

 

 

 

  だから「モト」の『おもてなし』とは……特に私と結婚してからは……家族の誕生日だろうと友達の来訪だろうと

 

 

 

 

  「キミが料理してイイよ!」

 

 

 

  =自宅に連れて来て『妻』の手料理を御馳走する

 

 

 

 

  …ということが彼の中で「プランA」となった。

 

 

 

 

 

  はい、その通り。

 

 

 

  「ヒトの為」に『自分のお小遣い』も減らず、自分は手間も時間も掛からず、基本自分が好きなものを食べることが出来、「いつも通り」後片付けをする必要もない。

 

 

 

  ついでに「料理上手な妻」を自慢する『愛妻家』を演じることも出来る、という一石二鳥どころではない程のメリットが「モト」の側にはあったからだ。

 

 

 


   因みに「モト」は『自分のお小遣い』にさえ影響なければ、また、自分がねだった時に私が「自分の言った通り」のオカネさえ出してくれれば、私がどんなものを買おうと一々文句を言うことは殆ど無かった。(「自分の世界」にしか興味が無かった、とも言える)

 

    

  …いや、正確に言えば「一言」文句を言うこともあったが、以前書いたようにFAXやコードレス電話を導入した時などその「良さ」が判った『瞬間』に態度豹変、

 

 

  「FAXを持っていないなんてマトモな人間じゃない!」

 

  「コードレスを持たないヤツが信じられない!」

 

 

 

  …というような事を周囲に平気で言い放ち、いつの間にか「自分の手柄」にしてしまうような人間だった。

 

 

 

 

 

  ちなみに「プランA」はあるが「プランB」というものは「モト」の発想にはほぼ無かった。

 

 

 

  と言うか、例えば

 

  『誕生日だから、たまにはレストランへ』

 

  …ということは数は少ないと言えるが確かにあった。

 

 

 

  ただ、その場合の費用は全て「家計」から出す(=私が払う)のがアタリマエであり、更に言えば、例えば私や「マオ」の誕生日でさえ(注;「タオ」はほぼ英国育ちなので……「問題外」💦)レストランの選択は9割方

 

 

 

  「ボクの食べたいモノが無い!」

 

 

 

  …の一言で却下、結果として「モト」が気に入っているレストラン(=ほぼワンパターン)に行く、というのが「普通」だった。

 (因みに「モト」と一緒の時はラーメン屋に入った事もない。え? 「エセベジタリアン」だから? 違います、単に「基本麺類嫌い」だから!)

  

 

 

 

  そう、何と言っても基本が

 

  「(元々)全部ボクのオカネだ!」

 

  …だったのだから、「モト」からすれば「それがアタリマエ」でしかなかったのだから……!