何処の国でも「オカミ」は責任のなすりつけ合いが好きなんだろうな 186 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  「…私、『バス』は直ぐ酔ってしまうので(ホントです)

 

  『電車』の方が良いんですよね……」

 

 

 

   そう言うと『ベル』は(その店の)最寄り駅から店までのルートを調べ、

 

  「ほらっ、駅からたった徒歩15分よっ!」

 

 

  と言った。

  (徒歩10分の距離なら車で行く、と言う人は幾らでも居るけど?)

 

 

 

 

  ……だ~か~ら~あ~!

 

 

 

  その「駅」まで行くのにどのくらいの手間と時間が掛かるか、という所が抜けているだろ~が!

 

 

 

  『木を見て森を見ず』と言うが、コノ国の庶民は「木」どころか「目の前のこと」……ダケ、しか見れない『近視眼』だらけなんだよな……。

 

 

 

 

   因みに、グーグルさん予測の我が家からその店まで『バス』の乗務時間は『50分』、『徒歩』では約『2時間』だった。

   

 

 

 

  私のロコツとは言わないまでも、「全く乗り気じゃない顔」に気付いたのだろう。

 

 

  「…でもさ~、

 

  取り敢えず『オカネ』は入るでしょ?」

 

 

  「…そうですね、『オカネ』は増えますね」

 

 

  「それって大事よねえ?」

 

 

 

  「ええ、大事ですね」

 

 

 

   …思いっ切り白けた声で答えたのが伝わったのか、『ベル』の方から話題を替えて来た。

 

 

  「……で? 他にナニか無かったの?」

 

 

 

  「ええ、一つコレは良いかな、と思ったのがありますよ」

 

 

 

  「まあそうなのっ!?

 

  何処!? どんな仕事!?」

 

 

 

  『ベル』の顔が、また判り易くパッと明るくなった……。