何処の国でも「オカミ」は責任のなすりつけ合いが好きなんだろうな 126 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

 

   無事?『職安』での「義務面接」を終え、私はそのまま『委託会社』のオフィスに向かった。

 

 

  入ると中には既に「顔馴染み」となった女性職員が受付に居たのだが、その隣には別の男性職員が居て二人で並んでPCを覗き込みながら何やら話をしていた。

 

 

  「あらリオさん、今日はどうしたの?」

 

 

  私が再び『ベル』からもらった「カード」と、スマホの「テキスト」を見せながら説明すると彼女はPCを操作し、

 

 

 

  「ああ、火曜日に予約は入っているわね~」

 

 

   …と言った。 いや、それこそ「聞いてないよ~」だ。

 

 

 

  「…金曜日は?」

 

 

  「入ってないわ、オカシイわね~」

 

 

  …その言葉を聞いて、隣に居た男性が立ち上がって私の「カード」を取り上げ

 

 

  「ボクが聞いてくるよ、ちょっと待っててね」

 

   …と言った。

  

 

 

   いやいやいや、歩いて5歩、言わば「目の前」と言える場所で『ベル』が働いている?のは見えますけど???

 

   彼女を呼んで来て直接説明させれば早いんじゃね~の?

 

 

 

 

  と言うよりも、普段だったらサッサと『ベル』の方から歩いて来るのに、流石「己の間違いを認めない」で「ひたすら保身」が日常的な人達、脊髄で殺気でも感じたんだろうか?

 

 

 

 

   その状態で結構な時間待たされ、必然的に受付の人と「世間話」などする。

 

 

   いや、別に私は放っておいてくれて全く平気なのだが、向こうがチョコチョコ話し掛けて来るから無視する訳にも行かなかったダケなのだけど……!

 

 

 

  コノ国で長く暮らしていると、彼らにしてみればそれも『仕事の一環』なのだろ~な、と割り切るしかなかった……!