「無理」はするものじゃない 18 「コントロール」はまだまだ続く 4 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

    「母にはもう『リオに送った』って言ってあるから、

 

  そこら辺、宜しく~!」

 

 

 

  「姉」がそう言って来たのはやはり先のメールの一週間後くらいだったろうか。

 

 

 

 

  朝から『不用品引き取り業者』に来てもらった日には義兄と二人で部屋全体の掃除をしたと言い

 

 

 

  「台所がね…」

 

 

   …はいはい……

 

  (普段は)

  「自分はキチンと掃除しているから!

 

  って言って触らせてくれなかったんだけど…」

 

 

  …うんうん……

 

 

  「凄かったよ、特にコンロの後ろが……!」

 

 

  …うん、判る判る、『アノ母』だもんな……!

 

 

 

 

  ヒトには厳しいが自分には甘い。

 

  「アノ台所」(=いわゆる「実家」のソレ)を見た人は、誰も母が自称するような

 

  「整理整頓好き・綺麗好き」

 

  …だなんて思わなかっただろうに。

 

 

 

  「汚さ」だけでな「アノ台所」では火元が「ガス」で(住んで居た)最後の方ではかなり雑な使い方をしていた……そう、全ての鍋の把手下が焦げていたことを思い出す。

 

 

 

   料理をしている高齢の親御さんが居て「ガス」を使っている方、そこら辺を是非一度確認して欲しい。

 

  「火事」を出したら自分一人の問題では収まらないのだから。

 

 

 

   因みに母が入居していた『高齢者用マンション』のコンロは「IH」のみで表面がスッキリ平ら、『熱くならない』からか周囲の隙間が結構少なかった。

 

 

 

 

   転居先の方は「姉」が一方的に考えていた『調理が出来る部屋』(参照;自分が「料理好き」なら未だしも!)は満室だが、それ以外なら空いてます=直ぐ入居出来ますよ、ということで「姉」の方が「やっと」決断出来たらし

い。

 

  と言うのもその時居た『リハビリ中心の短期滞在施設』は「食事」には満足出来たようだが(参照;真理・長生きのコツは「食欲」と…?)「部屋」は(空きあったのが)母が望んだ「個室」ではなく「四人部屋」で、そこら辺に関して「聞くに堪えない愚痴」を繰り返すことに「姉」が既に辟易していたからだ。

 

 

 

 

  母の一番元気な頃にガチで相手をしていた私としては「甘い!」の一言だけど、そこら辺の母の凄まじさ・えげつなさは本当に、

 

 

   「家族でなければわからない」

 

    =「家庭とは格子の無い監獄」

 

    =中に入らないとわからない

 

 

   …という世界なのだから「仕方ない」とは言えるけど……!