「モト」という人の経済観念 213 新「おかあさんといっしょ」編 「理想の生活」が始まった 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

    実際、その手紙の後に「モト」が私の友人を「タクシー代わり」に使おうという態度がなくなったのだから、正しい行動だったと今も思っている。

 

 

   

   しかし本当に「移住初年度」は良く戻って?来た。

 

 

 

  もっとも、日本に居た頃は何かあると直ぐ

 

 

 

  「ボクは2年に一回しか帰れないんだぞ!」

 

 

 

  …と逆ギレしながら泣いていたような人だから、「モト」にとっては「国内線」のノリで行き来出来るのは幸せな条件だったと思う。

   (でも、自分は帰省すると「実家」に一カ月近くべったり居るのが当然だったが、私の方も2年に一回で、更に「ボクは面白くないから」という理由で長くても一週間位しか居なかった、という『事実』は全く気にならなかったようだ……!)

 

 

 

 

   ただ問題は常に『ビバちゃん』と一緒だった、ということ。

 

 

 

 

   実は『ビバちゃん』、大の「飛行機嫌い」だそうだ。

    (金日恩か?)

 

 

   出張でも毎回「長距離バス」を利用していたという。

   (だから良くロンドンまで一緒に行っていた訳だ)

 

 

 

 

   一言で「長距離バス」と言っても日本の「夜行バス」どころの問題じゃない。

 

 

   『ビバちゃん』の国からコノ国まで『丸一日』と言って良い。

 

 

 

   もちろん私は使った事など無いが、座席だってそ~んなに快適なものではないだろう。

 

 

 

   それでも『ビバちゃん』にとっては「選択」だから平気だったかもしれないが、どんな状況であっても

 

 

   「自分『ダケ』は快適なのがアタリマエ」

 

 

 

  …で過ごして来た「モト」にしてみれば……例えばあちこち動き回れるような「船旅」ならイザ知らず……飛行機なら1~2時間で着く(多分)と判っている場所へ、わざわざ何時間も掛け、狭い空間でお尻の痛みを我慢しながら行かねばならないのはある種の「苦行」でしかないんじゃないだろうか?(相手が私だったら死ぬまで愚痴られる……!)

 

 

 

 

    実際、それは『ビバちゃん』の出張用件が終わったからかもしれないが、次の年からは回数も減り、更に殆ど一人で来るようになった。

 

 

 

 

   しかしそんな時も

 

  「『モト』らしいな~」

 

   …と思ったことがある。

 

 

 

 

   最初の2回くらいは彼の「友達」の家に泊まったらしいのだが(注;私のママ友夫婦ではない!)、その後はずっと(一人でも)エア・B&Bを利用している、ということだ。

 

 

   こちらに移住して来てから日本に一人で遊びに行った時もそれぞれ自分の「友人」の家に泊まったが、その後は二度と彼らから連絡が来る事が無かった、という事と同じ展開だったのだろう。

 

 

 

 

   そう、結局「口先ダケ」で、具体的な「御礼の心」が見えない相手だ。

 

 

   別に常に大金を積め、という訳ではない。

 

 

   「友達」の関係なら尚更、お金が無いなら無いなりに身体や能力使って『相手の為に出来ること』をやれば良いだけだと思うのだが、そういう場合に限らず、「モト」という人の思考回路の中には

 

 

  自分以外の「誰か」の為に

 

 

  …という言葉や発想は一切無いのだろうな、と今は割り切っている。

 

 

 

 

   因みに「宿泊場所」に関しては前記の「私の友人」にも御伺いが来たらしいのだが、私が即刻義姉達に手紙を書き阻止させた。

 

 

 

  「『私の』友人は今、家族としてとても大変な時期なのです。

 

 

   「モト」さんが町内でタダで泊まる場所を探しているなら、

 

 

  例の「一度も会った事がない大親友」

 

 

  また問い合わせては如何ですか?」

 

 

   …もちろん、その後友人に対する「モト」のタカリが止まったのは言うまでもない。