もちろん、そこで「無いですね」と即答しても良かった。
そうしなかった理由はただ一つ。
言ってみれば、私の中の『好奇心』。
相手がどれだけ「話のネタ」になるようなことをやってくれるか?という意地悪な気持ち。
まさに『お手並み拝見』と言ったところ。
それに『BRPカード』そのものの問題は、例え『JETS』が関わらなくても将来的に出て来るかも知れないし、逆に今のところは
「無くても何とかなる」
…と言える(実際『BRPカード』の話が出たのは後にも先にもその時の会社だけなのだし)。
それでも『職安』や『JETS』という「第三者」が関わる(=知る)ことで例え「その場限り」であろうと彼らにコノ国のシステムそのものを理解させる事になる訳だし、それこそ『費用』=今の段階で最高£800……を「彼らが」補助してくれる、ということになったらそれはそれで有難いことじゃないか?
何より『フラン』が他の人達と同じように無能(ヾ(- -;))だったとしてもそれを「確認」した段階で訴えれば良いだろう……と思えたのはまさに
コノ人=『サム』に言えばその時点で直ぐ納得してくれる
…という気持ちになれたからだったと思う。
「わかった。 じゃあ今はとにかく『次』の面接を決めましょう。
来週(『フラン』と)話す、って言ったわよね?
じゃあその後に組みましょう!」
『サム』は私の回答を聞いた後にそう言ってPCの操作を始めた…。