「ソウちゃん」が到着後、「テイさん」から来るメールは殆ど「文句」……ある意味「インネン」としか思えない内容へと変貌した。
その殆ど「ホームスティ」に対する愚痴で、特にしつこく言って来たのは
「一人部屋だと思ったのに、
三人部屋に『押し込まれた』!」
…つまり「プライバシーがない!」という事に対してだった。
そう言えば私も「何人部屋か?」という事を全く気にしなかった……と言うか考えもしなかったが、同時に「テイさん」自身もその件に関して何も言った事が無かったし、別に確認した訳でもあるまい。
向うはまさに「嘘つき!」という気持ちだったのかもしれないが、言ってみれば「勝手な思い込み」でしかない。
だから最初私としては無視する予定だったのだが、余りにしつこく且つどんどん
「オマエが何とかしろ!」
…というような言い方になって来たので、とうとう私も地味に(?)反撃することにした。
「自分がやって欲しいことは自分から主張して
掴み取るのが『欧州の常識』ですよね?
モチロン私の友人はそう言う事に慣れていますから、
どうぞ遠慮なくドンドン直接交渉して下さい。
アナタは『私のように』
日本人的なまどろっこしい言い方は出来なくなっている
(参照;「招かれざる客」ソノ39)
でしょうから、私よりも上手に交渉出来ると思います」
すると、そこから「テイさん」からのメールが見事に止まった。
もちろん?友人にも「交渉」は全く無かったそうだ。
判り易い人、判り易い程日本的な人……だとつくづく思う。
因みに、コノ国で「ホームスティ」した場合の「不満」でトップに来るのが『食事』だそうだ。
それは不味いのなんの以前の問題……『量』と『質』の問題。
もちろんサービス精神旺盛の人達もちゃんと居る。
けれども安易な金儲け『しか』頭にない悪質なホストファミリーになると朝はコーンフレークだけ、昼の「弁当」はジャムサンド一組、夜はピザ一切れ……なんて事も「普通に」ある、と聞く……まさに「ハウス」のように!(参照;ケアハウス編)
その点、私が依頼した友人の家はコノ国では珍しく?家族全員「食べること」に興味満々の上に皆料理上手でもてなし好き。
一食の『量』も凄いので(私でさえも常に「半分でいい!」と言うくらいだ)そっちの方への愚痴は一切出なかった……というか、私もそれが判っていたから紹介したのだから、文句が出るハズはなかったのだけど!