「モト」という人の経済観念 23 引越関連編 「一般常識」に国境は無い 1 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

   コノ国に「移住」する時の引越に関わる仕事で『オカネのやりくり』は当然だが、それ以外でも「ほぼ」私がやった。

 

 

 

  敢えて「ほぼ」と言うのは……『「モト」あるある』と言える

 

 

 

   肝心な時にはマトモに仕事をしないのに

 

 

   自分の見栄を気分で唐突に首を突っ込んで来て

 

 

   周囲に余計な手間と仕事「ダケ」を増やす

    (もちろん「周囲」とはほぼイコールで「家族」…!)

 

 

 

  …ということをその時『も』やってくれたからだった。

 

 

 

 

 

 

 

  「モト」という人は基本、一つ何かしなければならない「仕事」があったとしても、それに対して

 

 

 

   「あちこちにアンテナを張る」

 

   =あらゆる方法や可能性を考える

 

 

   …という事が出来ない人だった。

 

 

 

 

 

   コノ国に『移住』したのは6月の頭で、その時点で「モト」が決めた計画の関係から住むエリアも決めていた私達。

 

 

 

  義母の家に滞在するのは家が決まるまでの『極一時的』なもの、と考えていた……少なくとも、私は。

 

   

 


  私達は到着した数日後に「家探し」の為に今の町のホテルを二泊ほど予約し、町の雰囲気を見る為にも家族でやって来た。

 

 

  地図と電話帳を頼りに「不動産屋」を探し(「もちろん」そのリストは私が作った)回ったのだが、殆どの店では条件を聞いただけで

 

 

 

  「じゃあ、『良い物件』があったらこちらからお知らせしますから」

 

  …と言われるだけ。

 

 

 

   今なら

 

 

 

   「ああ、『そんなのは探す気はないよ』って事だね?」

 

 

 

   …と理解するが、当時は……と言うよりも「今でも」『第三者』の言う事は妙に「素直」に従う上に

 

 

 

   『交渉』と名の付くモノはとにかく大嫌い!

 

 

   …という「モト」が「交渉」していたのだから、例えば

 

 

 

  「今ある物件で近いモノはないんですか?」

 

 

 

  …というような「一言」でも言える筈がなかった。

 

 

 

  それでも初日、最後に行った小さな不動産屋で見せられた物件はいくつかの難点はあったものの二人共満足出来る内容で即、契約。

 

  大家さんが「改装」したいので入居まで一カ月くらい掛かる、と言われたのだが逆に「綺麗な所に入れるからイイんじゃない」という気持ちだった。

 

 

 

 

  問題はその前に始まる予定だった「モト」の仕事(=留学生向きの英語学校)。

 

 

 

  当時の義母の家からこの町までは、電車を上手く乗り継いでも片道3時間弱。

  「もちろん」車なんてある訳もない。

 

 

 

  そこで「モト」が職場に相談すると、学校が提携している『間借り屋』に空きがあるという事で急遽「モト」だけそこに住み、私と子供達は義母の家に居て、入居可能になるまでは「モト」が週末戻って来る、という事になった。

 

 

 

 

  まさに「予定外の出費」であった訳だけれども

 

 

 

  「ほんの一カ月の我慢」

 

 

  …その時は周囲の誰もがそう考えていたと思う。

 

 

 

   でもそれはまさに「モト」という人間が如何に「他力本願」で本当の意味での「社会性」も「社会常識」も、ましてや「父親としての自覚」も無く、

 

 

 

  「ここは日本だから、日本語だから、

 

   ボクが何も出来ないダケ!」

 

 

 

   …と言い続けていたことが「全くの言い訳」である、という事をアッサリ暴露し、且つ確信させる道程への『始まり』でしかなかったのだけど…。