裏世界の「全て」を知る『タダの主婦』??? 23 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

    実は 「空き巣騒動」があった前から『キュリさん』の

 

 

   「私は誰かに見張られている!」

 

  …話は出て来ていた。

 

 

 

  しかしそれも『突然画面に現れた裏サイト』の話と同じで、ある程度「普通の感覚」を持っている人だったら

 

 

  「へ?」

 

  …と言いたくなるだけの、笑い飛ばすようなレベル。

 

 

 

   「(PCの)画面を見ていたらね、★★についての広告が出て来たのよ!

 

   私は何もしていないのに、突然よ!

 

   この前息子と(携帯で)★★の話していたのを盗聴されたんだわ!

 

   きっと誰かがそういう目的で盗聴していて、広告を流して来たのよ!」

 

 

 

    …(+_+;)


    

 

 

 

 

 

 

  「今なんて何かの事をちょっと集中して検索したら

 

   それに関する広告なんて幾らでも勝手に上がって来るわよ~!

 

   何より、特に有名人でもない人に対して誰がそんな手間掛けなきゃいけないって~の?」

 

 

 

   『キュリさん』と共通のママ友が一言で喝破していたが、ホントそうだ。

 

   「デジタル音痴」を自負する私でもその位直ぐ気付いたことなのだから、「そんなこと」で『キュリさん』が大騒ぎすることが理解出来なかったが、その頃には既に言い返す気にもならず「聞き流し」していたのだけど。

 

 

 

 

 

   「「ダンナ」が無断で入って来ている!」

 

   …という『キュリさん』の訴えは彼女の部屋(ドア)の鍵が変わるまで数回あったのだけれども、交換が終わったらその話も当然終わり……と思ったのが甘かった。

 

 

   今度は

 

 

 

   「鍵をこじ開けて侵入されている!」

 

  …と言い出し始めたのだ。

 

 

   それもやっぱりいきなり「特定の人物」を持ち出して。 

 

 

 

 

   それが誰かと思ったら『アマさん』(初出;裏世界の「全て」を知る『タダの主婦』??? 1)の息子さんだった。

 

   話の順番として時間が順番通りに流れていないのだけれど、『キュリさん』が三週間近く日本に一時帰国した時に彼女の犬を『アマさん』の家に預けた。

  その時に息子さんが犬を非常に気に入って可愛がってくれ、引き取り時には本当に残念がり、悲しそうな顔をして

 

  「(犬のことで)何か頼みたいことがあったらいつでも言って下さい!」

 

  …と言っていたのだそうだ。

 

  だから

 

 

  「あの子、とにかく△△(犬の名前)と一緒に散歩したいのよ!

 

   私の生活パターンも知っているし、

 

   だから居ない間に鍵をこじ開けて入って来て散歩に出ているのよ!」

   

 

 

 

 

    ……はあ???!