胸がえぐられたわけ | ずっと貴方だけを見つめていました

ずっと貴方だけを見つめていました

2022年1月に26年間連れ添った夫が天国に逝ってしまいました。
同じような境遇の方たちのブログを読み、苦しみを紛らわせていただいています。

前回のブログ

思い出ベンチのことは

ずっと泣きながらつづった

その後も1時間以上涙が止まらず

おいおい声をあげて泣いた

 

こんなに長く涙が止まらなかったのは

夫を亡くしてから初めてのことだった

今もそのブログは読み返せない

 

 

なんでこれほどまでに苦しいんだろう

 

きらきらした思い出がまぶしすぎて

今のわたしには受け入れられないから?

 

 

自問自答した

 

なぜだろう・・

 

 

それは

思い出ベンチのことを思い出すと

 

ガンの終末期の苦しみに耐えている夫の姿を

思い出してしまうから

息苦しさの中、必死に声をしぼりだしている姿を

思い出してしまうから

 

と思い立った

 

 

 

この時夫は

もはや先が見えないと死を覚悟してしまっていた

 

どんな思いで私に伝えてきたのだろう

 

もう家族と一緒に未来を築けない無念の思い・・

死への恐怖心・・

 

夫の胸中を思うと苦しくて居たたまれない

 

 

 

だから

思い出ベンチを思い浮かべると

きらきらした思い出と共に

夫のつらそうな姿がリンクしてしまって

私の胸をえぐるんだ

とわかった

 

 

ならば

そんなに苦しい思いをしてまで

なぜブログに吐こうとしたのだろう・・

 

何の意味があるんだろう

また自問自答した

 

何でだろう

 

 

夫の最後の願いが

ずっとトゲの様に心に刺さっていて

果たしてあげられない自責の念があって

それをブログに書くことで

少しだけでも楽になれると思ったから・・

 

そうなのかもしれない

 

でもその作業が今のわたしにはきつすぎた

 

 

 

 

 

夫のガンが発覚してから1年間

ずっと二人三役で闘ってきた

 

体調不良から発覚したすい臓がんだった

どんどん痩せていってしまって

腹水もたまってしまって

息苦しさも増して・・・

 

 

 

周りから見たら助からないと思うような

終末期でも

私たちは諦めなかった

 

亡くなる2週間前でも夫は

 

絶対によくなるからね

 

と言ってくれた

私もよくなると信じて疑わなかった

 

 

 

 

ガンは頑張り屋さんがなると聞いたことがある

 

確かに夫は弱音を吐かないし

誠実で真面目で頑張り屋さん

 

ガンが発覚してから夫が

 

もっといいかげんに生きればよかった

 

と言っていた

 

 

胸が締め付けられる・・・

 

 

 

 

 

夫がガンになってから

「がんを愛する」とか

「がんになってよかった」

というフレーズをよく聞いた

 

ガンは自分の生き方が間違っていたことを

教えてくれるのだから生き方を改めなさい

 

ということらしい

 

 

ガンになってから

生活環境をあらため

自分の生き方を変え

治すことができ

新たな人生を歩めたならば・・

 

ガンになってよかった

と言えるよね

 

でも

夫のように苦しみながら亡くなったら?

 

それでも

ガンになってよかったとか

ガンにありがとうと言える?

 

 

私はガンが憎いし

最愛なる夫を奪ったガンを許せない

 

絶対に愛することなどできるはずがない

永遠に・・・