なんとも不遜 | ロンドンつれづれ

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「時代は変わった」を自分たちにだけ都合よく使う高市政権。 憲法を改悪する時は「時代は変わった」と言う癖に、明治時代の男尊女卑だけは残そうとする。時代はとっくに変わったはずだが…。

 

 

 

 

せっかく初の女性が首相になったのに、彼女の政権下で時代は後戻り…?

 

 

 

さすがの天皇陛下も、「国民の総意に基づいたものを」と発言。

 

 

 

今や、国民の93%が、女性天皇に賛成だというのに、「国民の総意」はどうでも良いらしい...。

 

「女性天皇賛成」は93%…“皇室典範改正案”緊急読者アンケートの結果が示す、国会への“強烈な違和感”「国民の声に耳を傾けて」「一部の政治家の都合だけ…」(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

 

 

 

 

 

 

さすがに内閣の提出した「皇室典範改正案」は、多くの国民に受け入れられないだろう。

 

大手新聞も次々とこれに反対する社説を発表。

 

 

 

 

 

 

日経も社説で厳しく指摘。政府の考えている改正案の問題点はよくわかる内容だ。

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政府による皇室典範改正案の内容が明らかになった。与野党協議でまとめた「立法府の総意」の枠を越え、男系による皇位継承を固めたい意向が鮮明だ。幅広い合意形成が必要な皇室を巡る議論の進め方として、乱暴と言わざるを得ない。丁寧な対応を求めたい。

先に公表された「立法府の総意」は、意見が割れる論点の多くで結論を出していない。皇室の養子となる旧皇族の子孫の子に皇位継承権を与えるかや、結婚する女性皇族の配偶者や子を皇族とするかどうかなどだ。

ところが政府が検討する具体的な皇室典範の改正案には、
「総意」にはなかった内容がいくつも盛り込まれている

養子に男子が生まれれば、皇位継承権を持つことが明確にされた。生まれた時から一般人だった人の子が天皇になりうるということだ。現在の天皇家に取って代わるということでもある。これほど大きな方針転換を十分な議論もなく行うのは、民主主義の軽視にほかならない。国民の理解が得られるか極めて疑問だ。

養子は配偶者と子のいない15歳以上の男子で、いったん皇族になれば自らの意思でその身分を離れられないという。養子選びに政治的な思惑が入り込む余地もあり、人権上も問題があろう

結婚した女性皇族には住民基本台帳法が適用される。皇族は通常「皇統譜」と呼ばれる皇室の特別な戸籍に記載されるが、それとは異なる扱いになる。女系継承の可能性を排除する方策ではないか。

全体を通して男系継承にこだわる意図が明確だ。報道機関の世論調査では女性・女系天皇への高い支持が目立つ。養子案は賛否が割れるうえ「分からない」との声も多い。改正案は国民の意見を十分に反映しているとは言えまい。


皇室問題は国民統合の根幹に関わる特殊なテーマだ。だからこそ与党の「数の力」によらない議論が求められ、歴代政権も慎重に対処してきた。それを無視すべきではない。強引な改正は禍根を残す。

 

[社説]強引な皇室典範改正は禍根を残す - 日本経済新聞

 

 

高市政権が、いかに常識はずれなことをやっているのかわかるだろう。

 

 

地方紙も続く。

 

 

 

高知新聞も。

 

 

京都新聞も。

 

 

地方自治体の長も意見を言い始めている。

 

 

 

玉川さんはいつももっともなことを忖度なしに発言するので、好き。

 

 

そして、多くの国民は、下の意見に賛同するだろう。 まったくもって当たり前のことを単純に言っている。

It's as simple as it is.

 

 

 

長年イギリスでエリザベス女王の君臨する平和な社会に住んでいた身としては、なぜ女性天皇がダメなのかまったく理解できない。 

 

国王、エドワード八世が、アメリカ人女性と恋をして、王位を捨てた。 代わりにその弟(ジョージ六世)が引き継いで、父王が亡くなる時に長子であるエリザベス王女が王位を25歳の若さで継いだのだ。 

 

エリザベスがイギリス女王に即位したことにより、イギリス連邦に加盟する独立国家7か国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦、パキスタン、セイロンの女王となったのだ。

 

エリザベスの長子はチャールズ。チャールズの長子はウイリアム。ここは2代長子が男子だが、女子だったら女王になるわけだ。男子、女子の区別なし。 欧州ではそういう王家が多い。

 

天皇の直属の長子に継承権。本人が嫌だと言えば、次に近い継承者に。男性か女性かは、問題にならない。 人間として実に当たり前で、まっとうな意見だと思う。

 

 

 

ところで、海外で外交に関わっているとわかることがある…。 特に英国など王室が存在する国では、皇室のメンバーと政治家では、扱いが全く違う。

 

日本から皇室のメンバーが訪れた時の扱いは、儀礼に乗っ取って大変に丁寧、もちろん英国側も王室メンバーが自ら接待をする。 前回天皇皇后が訪英した時も、イベントの際には滞在先のホテルまでウイリアム皇太子が迎えに来ていた。

 

そして、ロンドン中心部、バッキンガムパレスから続くピンクのマル通りには、日本の国旗が何百もはためいていたのである。

 

まさに皇室外交。

 

 

 

しかし、前回高市総理が訪英した時には、飛行場にも英国サイドのお偉方が出迎えるということはなかったし、高市サンが到着してスターマー氏と面談をし、日本からの投資の話をするまでは、新聞ネタになっていなかったので、夫は日本の総理が訪英していることすら知らなかった。

 

つまり、ほんの数年間権力をもっているだけの政治家と、代々続いている家柄の王室・皇室では、扱われ方が違うということらしい。

 

そもそも、立ち居振る舞いに育ちの良さが身についていて、佇まいに品がある。そこが政治家などとは違うところでもある。

 

政治家は嘘をついたり私腹を肥やしたり、汚いイメージが強いが、王室・皇室はパブリック・グッドのために働き、国民の心に寄りそうというイメージがある。戦後多くの資産や権利を奪われている日本の皇室などは特にそうだ。もちろん、教養高く語学に優れ、音楽アートの造詣も深い。人としての尊厳も品格も違う、ということにつきるのかも。

 

もちろん王室の中にも品を汚すようなメンバーがいて、アンドリュー王子などはエプスタインスキャンダルの未成年に対するセクハラ嫌疑で、エリザベス女王から王位をはく奪された。 (この王子とはロイヤル・ソサエティの夕食会で隣席したことがあるが、何を話してもつまらない感じの王子だった。向こうも名も無い日本人の女と話しても仕方がないと考えていたんだろう。のちに王位をはく奪されたニュースを見て、やっぱりそういう人かと思った)

 

 

いっぽう、日本の政治家に目を向ければ、裏金をもらって隠して税金も支払わなかったり、不倫ネタなどに事欠かないところを見ると、かなり品が無いと言わざるを得ないだろう。

 

ウソや誹謗中傷で権力を得たり、履歴書に虚偽内容を書く政治家も複数いるのだ。そんな人たちが寄り集まって、皇室典範を勝手にいじくるとか、なんとも不遜でおこがましい。

 

私は天皇制を維持することに特に熱心というわけではないが、高市総理が天皇陛下にスピーチをさせないでおいて、こういう態度をとるところも好きになれない。

 

 

 

 

下が一般の国民の感情だろう。

 

 

 

 

 

 

 

専門家から見ても、高市内閣が進めようとしている皇室典範改正案は、「不可解で不適切」らしい。

 

皇室制度史に詳しい所功・京都産業大名誉教授は皇室典範改正案の骨子について「不可解で不適切な点が多い。あえて本心をぼかしながら、(男系男子に固執する改正の)目的を遂げようとする底意が透けて見える」と指摘する。

骨子は「天皇及び皇族以外の男子と婚姻をした内親王・女王について、住民基本台帳法を適用する」とするが、皇室の方々は「皇統譜」(皇室の戸籍簿)に登録されている。それを、一般の国民を対象とした戸籍法と連携する「住民基本台帳法」の適用対象に入れるとなれば、公式の皇族と差別することになるのではないか、ともみる。


結婚後の皇族費は「独立生計を営む」ように引き上げるとするが、夫や子の身分には言及がなく、一般国民と位置づけようとしているようにも読めると危惧する。

 

 

 

 

そして裏でうごめく麻生老人...。

 

 

 

 

 

麻生さん、それは違法行為でしょう。クーデター?

 

 

裏で麻生老人が繰る、高市首相…。なんとも薄気味が悪い。

 

 

 

そして、麻生さんはじめ、もう下心を隠そうともしない人たち。こうなると、もはや失言とも言えないでしょう。

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自民党の中曽根弘文憲法改正実現本部長が富山県高岡市で行った講演の内容が物議をかもしている。

中曽根氏は、自民党の参議院議員で、かつての首相、中曽根康弘氏の子息である。


中曽根弘文氏は、講演で愛子内親王が天皇に即位することは「あり得ない」とまっこうから否定した上、「愛子さまが天皇になったら、結婚する人もいない」と述べ、さらには、天皇になった愛子内親王には、「男子を産まないといけないという、すごいプレッシャーがある」と指摘した。

 

(中略)

 

講演のなかで中曽根氏は、今の国会での議論で女性天皇のことが議題に挙げられていないにもかかわらず、それに触れ、「人気投票ではない。国家の天皇陛下を決める皇位継承をどうするかの議論であり、冷静に法律にのっとって論議しないといけない」と強調した上で、「まず法律をしっかり国民に知っていただかないとおかしな方向に議論が行ってしまう」と語っていた。

つまり、「愛子天皇」待望論は、国民の法律に対する「無知」にもとづいているというのだ。その発言自体、国民を相当にバカにしたものである。

皇室典範改正の推進論者のなかには、国民の多くは女性天皇と女系天皇の区別ができていないと発言することが多い。これも、国民をバカにしたものである。

これだけ長く論議が行われ、それが注目されているわけだから、国民はその違いをはっきりと認識している。その上で、女性天皇だけではなく、女系天皇を容認しているのだ。むしろ、政治家には都合が悪いかもしれないが、女系での継承を望んでいるのかもしれないのである。

 

(中略)

 

政治家が考えていることは、とにかく男系での継承であり、その点で、皇室の人々をそのための道具としてしか見ていないところがある。 そのことは、ここまでの国会での議論に如実に示されている。

 

とくに、その点で注目されるのが、木原稔官房長官が、最後の最後になって、旧宮家から養子に入った男性に男の子が生まれた場合、その子どもは「皇位継承の資格を持つ」との認識を示したことである。

 

これについては、報道では言われてきたが、国会での議論では明確には示されていなかった。問題は、そのことが「後出しジャンケン」のような形で出てきたことである。とかくそこに、皇室典範の改正を推し進めようとする「本心」が示されているものである。

 

その点で、政府・自民党は周到な準備を行った上で、最後にこれを持ち出してきたのではないだろうか。その養子の子孫の男子に将来は皇位を継承させ、天皇に即位してもらいたい。それが本当の狙いかもしれないのだ。そこまで準備が行われてきたのだとすれば、すでにその先も用意されている可能性が考えられる。

 

宮内庁などは、皇室典範の改正が行われ、旧宮家からの養子が実際に可能にならなければ、該当する家や個人に対してアプローチすることはないとしている。該当する男子がどれだけいるのか。また、養子に入る意思があるのかどうか、宮内庁は、改正後になってその作業に着手するというのである。

たしかに、宮内庁としてはそうした方針で臨んでいるのかもしれない。だが、
宮内庁以外の政府関係者や政治家が、すでにアプローチしている可能性はいくらでも考えられる。報道のなかでも、養子になる意思を持っている男性がいると伝えられてきた。
 

なにしろ、皇室典範の改正に最も熱心な麻生太郎氏の実の妹は、三笠宮寬仁親王妃家の信子妃である。彬子女王やその妹、瑶子女王が、麻生氏の姪であることは間違いない。 最近では、もし養子が現れた場合、三笠宮寬仁親王妃家に入ることになるのではないかと言われる。

 

(後略)

 

「愛子さまと結婚する人ない」発言でバレた…島田裕巳が読み取った「自民党の強い焦りと男系男子の無理筋」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

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(前略)

 

維新の会は、女性皇族の結婚後の身分保持に反対するとともに、旧宮家からの養子について「15歳以上とする年齢制限はおかしい」とかみついたのだ。結局、数に勝る自民党に屈し、維新の会は、改正案の成立を優先するとして、自分たちの考えを取り下げた。

その経緯からすると、養子に入る人物の目処が立っているように思えるのだが、維新の会のほうは別の人物を想定してきたようだ。はっきりしているのは、誰を養子として皇室に入れるかで、2つの勢力が権力闘争をくり広げたことである。まるでそれは、藤原氏が摂関政治を推し進めた平安時代を思わせる。あの時代なら、それに伴って血も流されたであろう。

■麻生太郎氏サイドの隠された思惑

そのせいか、皇室典範改正の動きをリードしてきた自民党の副総裁、麻生太郎氏は藤原氏にたとえられるようになってきた。その先鞭(せんべん)をつけたのが、政治学者の御厨貴氏である。『文藝春秋』7月号での作家の林真理子氏と元首相の野田佳彦氏との鼎談で、
「三笠宮寬仁親王妃家に養子が取られたら、麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる」と発言した。

三笠宮寬仁親王妃家の信子妃は麻生氏の実の妹である。
藤原氏は、その頂点を極めた藤原道長が典型だが、娘を朝廷に嫁がせ、天皇との間に生まれた子どもを天皇に即位させることで権力基盤を築き上げた。

その再現だというわけだが、最後の最後に、木原稔官房長官が、養子として入った男性の子どもは男の子なら皇位継承の資格を有するとしたことで、御厨氏の指摘が現実味を増してきた。

与党の間で合意はできたものの、
今回の皇室典範改正案に反対の声が多く上がっているのも、底流に養子の子どもをゆくゆくは天皇に即位させようという、麻生サイドの思惑が隠されてきたからである。そこには、麻生太郎氏の野望がある。

 

養子案は、すでに何度か指摘したように、女性天皇や女系天皇の実現を阻止するために持ち出されたものだった。世論は、女性天皇や女系天皇を容認する方向に傾いているが、なんとかそれを阻(はば)みたい。しかも、それだけではなく、悠仁親王の先に、養子の子の即位が想定されている。どうも、麻生氏などの最終的な目的はそこにあるようなのだ。

もし養子の子が将来天皇に即位するようになれば、それを実現した功績は麻生氏のものである。85歳の麻生氏が、その実現を見届けるのは難しいはずだが、権力を持つ人間は、とかく自分を不死だと考える。

麻生氏の妹の信子妃が、三笠宮家の寛仁親王に初めて求婚されたのは1972年2月のことである。そのとき寛仁親王は26歳だったものの、信子妃はまだ16歳の高校生だった。それですぐに結婚にはならなかったのだが、その翌年、麻生氏は麻生セメントの社長に就任している。実業家だったわけで、衆議院議員に初当選するのは1979年、39歳のときだった。

信子妃が寛仁親王と婚約し結婚するのは、その翌年、1980年のことである。これで麻生氏は、皇室と深い関係を結ぶことになる。そのことが、今日にまで影響している可能性がある。

■国民は望んでいない「平安時代の藤原氏」

寛仁親王と信子妃のあいだには彬子・瑶子女王の姉妹は生まれたものの、皇位継承の資格を持つ男子は生まれなかった。生まれていれば、今の時点で、秋篠宮、悠仁親王、常陸宮に次ぐ第4位になっていたはずだ。その男子が彬子・瑶子女王姉妹と同年代であれば、30代か40代である。実質的に将来天皇に即位する2番手になっていた。

ところが、そうした男子は生まれなかった。
麻生氏としては、そうした形で実現されなかったことを、旧宮家からの養子という形で実現しようとしているのではないか。すでに養子となる候補が内々に決まっているのなら、その可能性は高くなる。

妹が皇室に嫁がなければ、そんな野望を麻生氏が抱くことはなかったであろう。たまたまそうした状況が生まれたことで、現代の藤原氏になろうという野望が生まれた。御厨氏の指摘は、まさに真相を突いている。


ただそれは、国民が望むことではない。あるいは、天皇や皇族が望むことでもない。どこかで血がつながっているというだけで、皇族になれるとは思えない。それが、国民や天皇、皇族が思っていることのはずなのである。

 

■無自覚に崩壊させた男系継承の根拠

それに関連して、維新の会の藤田文武共同代表から注目される発言があった。それは、なぜ15歳以上という年齢制限を設けることに“反対するか”である。

その理由として二つ挙げられたが、一つはその年齢の候補者が誹謗中傷にさらされるというものだった。 もう一つは、皇室に入る年齢が早ければ早いほど、皇室になじみやすいというものだった。「小さいときに養子に行けば環境に順応しやすく、皇室内での教育も受けられる」というわけだ。(朝日新聞2026年6月30日付)

となると、自民党や維新の会は、これまで男系による継承を中心においてきたが、そうした血筋には本当は意味がなく、むしろ、「皇室に育つ」という環境のほうがはるかに重要になってしまう。これだと、男系男子での継承を絶対的なものとする主張の根底が崩れる。はからずも藤田共同代表は、自分たちの主張の根拠を突き崩してしまったのだ。

育ちが重要であるならば、天皇に最もふさわしいのは、天皇家に育った人間になる。
今、それに該当するのは、愛子内親王だけである。 しかも、愛子内親王は天皇の血筋も引いている。となれば、次の天皇には愛子内親王が最もふさわしい。そうしたことになってくる。

さらに言えば、早く養子に入り、皇室で育つならば、血筋はまったく意味がないことになる。

一般の養子の場合、血がつながっているかどうかは問われない。しかも、旧宮家からの養子は、血筋では室町時代にまで遡らなければならない“赤の他人”である。それ以外の一般国民が皇室に養子に入ったとしても、若ければ十分その環境に慣れていくわけで、旧宮家の人間である必然性はない。

この藤田共同代表の主張は、彼と会談した麻生氏によって潰されてしまったが、
それを押し通したとすれば、皇室典範改正案の根底が崩れることになったであろう。

要は、男系男子での継承にこだわることの根拠は極めて薄弱なのである。藤田共同代表の見解は、そのことを改めて露呈させたのだ。

 

 

■皇族を「道具」とみなす時代錯誤の意識

中曽根弘文参議院議員の「愛子さまが天皇になったら、結婚する人もいない」という発言もそうだが、皇室典範の改正案についてさまざまな問題が生まれ、反対の声が強まるなかで、推進派からは、失言ともいえるようなこと、あるいは根拠があまりに曖昧なことが次々と出てきている

天皇もそれに異例の言及をしたわけだが、
今の政治家に、皇室の今後の在り方を左右するような法改正を実現する資格が果たしてあるのだろうか。そうした疑いさえ生まれてくる。

これは、摂関政治の時代からそうだが、政治の実権を握った者にとって、天皇や皇族は、あくまで「道具」であり、それを「いかに自分たちの権力の保持に利用するか」しか関心が持たれなかった。

そこから、
天皇や皇族が初めて解放されたのは、戦後になって日本国憲法が成立してからのことである。そこでは、天皇は「象徴」と位置づけられ、政治から一歩引いた場所を占めることとなった。 ところが、政治家のほうは、これまでの意識が抜けていない。現代における天皇や皇族の意味、それが果たしてきた役割には根本的に無関心なのだ。

 いや、無関心どころではない。
麻生太郎氏が、養子に皇位を継承させようとするのは、最も扱いやすい天皇を誕生させようとしてのことである。麻生氏としては、養子を実現させたのは自分たちなのだから、養子に入った人間はおとなしく政治家の言うことを聞けばいいのだということだろう。

未来に禍根を残さないためには、これまでの議論の道筋を反省し、もう一度一からやり直す必要があるのではないだろうか。その際に、「氏より育ち」という考えは、決して無視できないものになってくるであろう。

 

だから麻生太郎は"愛子天皇"を絶対阻止したい…島田裕巳が読み取った「執念の政治家の最終目的」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

 

 

どうだろうか。

 

呆れる話ではないか。

 

政治家の傲慢、高市総理の傲慢、自民党の傲慢、維新の傲慢。

 

85歳にもなる麻生爺が、ここまで権力を振り回していいものだろうか。妹が皇族に嫁いでいるというだけで、どんな野望を膨らませたのだろうか。

 

自分をキングと呼ぶトランプと同じぐらい不遜で阿呆らしいと私は思う。

 

こんなやり方を認める国民は、本当の意味での保守とは言えない。高市サンとその信者は、ウヨなだけであって、保守とは言えない。 また、日本大学の百地章などという教授は、「皇室の在り方」などとしゃべる資格はないと思う。今の政権がごり押ししている「改正案」こそが、皇室の歴史や伝統をまさに冒とくしているものなのだから。

 

 

 

 

TBSは、体たらくな日本のテレビ局の中では、「報道特集」など頑張っている方だ。

 

その局アナ、小川彩佳さんは、しっかりと自分の意見を言う数少ない報道人で、私は前から評価している。

 

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TBS系「news23」でメインキャスターを務めるフリーアナウンサー小川彩佳は2日夜の放送で、政府が6月30日に閣議決定した皇室典範などの改正案の内容に野党が反発し与野党の対立が深まっていることを伝えた。

その上で、
天皇の地位は「国民の総意」に基づくと定めた憲法第一条に言及しながら、「今の議論の進め方からは、その姿勢が感じられないように思います」とカメラを見すえて語り、政府による改正案の議論の進め方に疑問を呈した。

 

政府は6月30日の臨時閣議で、皇族数確保策をめぐり、さきに衆参両院の「立法府の総意」とされた、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することと、旧11宮家の男系男子の養子縁組をいずれも可能とした。一方、これに加えて、養子の子孫が男性だった場合、皇位継承資格を与えるとする内容も含め、「男系男子」の継承を維持する方針を明確にした。政府は、改正案の今国会での成立を目指している。(中略)

 

「会期末まであと2週間あまり。国民の理解が得られる議論が行われるのでしょうか」と結ばれたVTRの後、カメラは小川だけを映した。小川はカメラを見すえながら、「皇室は、長い年月をかけて国民との信頼関係をはぐくんできた存在です。そして、憲法には天皇の地位は国民の総意に基づく、とあります。だからこそ、国民の理解と納得を積み重ねていくことが、何より大切なはずです」とした上で、「今の議論の進め方からは、その姿勢が感じられないように思います」と、コメントした。

 

news23小川彩佳、皇室典範改正案めぐり「国民の理解と納得積み重ねる姿勢感じられず」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

 

 

今回の政府与党が出してきている案はそもそも「非常に非人間的であり、皇室の人たちのことをどう考えているのだろう」と言う識者もいるが、まさにその通りだ。

 

戦後の皇室は、国民の悲喜に寄り添い、国家の「象徴」として皇室外交の役割を引き受けてきた。 自由も権利も一般人より制限され、投票する権利もない。また世界のロイヤル・ファミリーと比べ、私財産も少なく自由に散財もできず、多くのチャリティ組織にボランティアで総裁になって、イベントなどに参加し、各国の王室や政治家を皇居に引き受けて外交の一端を担っている。言いたいことも自由に言えない。

 

高市政権が出てきて、「いくらなんでもそんなことはしないだろう」と言うことを次々と行っている。 こんなにスキャンダルや疑惑の多い首相がいままでいただろうか。 そして、ここまでスキャンダルが多いのに、ここまでメディアが忖度をした首相もいないだろうと思う。 

 

日本全体のモラルの底が抜けてしまったようだ。

 

皇室典範もだが、憲法改正についても、こんな状況で「国民投票」などを行えば、また汚い手を使って世論工作が行われることは、簡単に想像できる。

 

 

私は特に皇室に深い思い入れはないが、戦後の天皇家については外交上も大きな役割を果たしてきていると思うし、被災地などの訪問で国民がどれほど喜ぶかを見ていると、彼らの存在はやはり他に代えられないものではないかと思っている。そういう意味でもよそから養子をとって…という案は、国民には受け入れられないだろう。

 

そして何よりも彼らの言動から人間として尊敬できる人たちだという印象を持っているので、彼らの人権や尊厳を侵害するような政治家たちのやり方には腹が立つのだ。

 

高市首相の皇室に対する軽視の仕方を見ていれば、たとえ皇室典範改正が必要であるにしても、今の政権ごときが汚い手をかけて良いことではない、まさに不遜の極みだと感じる。

 

実はそう感じて怒っている国民は多いのではないか。

 

だから女性天皇の誕生賛成の人が93%もいるんじゃないか、と私は思っている。