「エアあやや」でブレークした、タレントのはるな愛。
子供の頃からの心と体のズレは、親にも誰にも理解してもらえず「自分さえ我慢すればいい」と思い続けていた。死ぬ事ばかり考えていても、母親のことを思うと死ねなかった。
そんなときに出会ったショーパブで、彼は初めて自分らしくいられる空間を手に入れた。
「私は私のためにいきなければと思った。両親が悲しむからと自分を偽って男として生きたとしても、両親が死んだ後どうなるのかを考えました。きっと我慢を重ねて年老いた私だけが残る。その瞬間、自分が死ぬときに『何のために生きてきたのか』と考えるのは絶対に嫌だと、はっきり思えました。」
自分の人生は自分のもの。
周囲のことばかり気にして自分を抑え込み、それで不幸になるとしたら、それは周りも望まないと思うのです。
目の前の現象だけを見て、とやかく言う人は多いものです。でも、それに負けて我慢を重ねて不幸な顔をするよりも、一見わがままに見えても、ムリに我慢しないこと。
自分らしく生きることで、じゅうぶんに幸せを感じることができたら、今度は、周りにその幸せを分けてあげればいいのです。
私も似たような経験があります。(レズってことじゃないよ)
母親が突然死したとき、私は20代で独身でした。家事も何もできない父親が一人取り残されたのを見て、周囲の親戚は、私に実家に戻れと大合唱。
悩んだ末に出した私の答えは 「NO」 でした。
心は揺れに揺れて「父親のために尽くす親孝行な娘」を演じようかとも、一瞬考えました。
でも、私も彼(彼女?)と同じです。
父親がいなくなったとき、仕事を辞めたことをきっと後悔すると思ったのです。しかも、「父親のためだから」と恩を着せられる父親も、本望ではないと考えました。
周囲の親戚の声とは裏腹に、父親は「戻って来る必要はない」とハッキリ言ってくれました。
その代り、できることは何でもやりました。金曜日の夜に特急で実家に帰り、月曜日の朝イチで博多へ、そしてそのまま会社へ出勤する、という生活を半年以上続けました。最初は冷たい娘だという目で見ていた親戚も、今では親戚一の親孝行娘ですから、現金なものです。
我慢は美徳じゃない。我慢して人のせいにするのでれあればもっとたちが悪いです。そして、我慢しないことは、自分勝手ということではなく、その分の責任もついて来るのです。
結局、周囲の人は点でしか物事を見ず、人の人生の先のことなんて何も考えてくれないってこと。そんな周囲の声に惑わされないで。自分の意思を通すことは決してわがままじゃないですから。