外から見ると非常識なことも、中にずっといると見えなくなること
ありますよね。
だから、時々外からチェックしてもらうって大切かも。
昨日、キャリアコンサルタントの講師から聞いた雑談が
心に残っています。
それは、今その講師が、仕事で通っているという少年院の話。
出所する前に、就職の支援をするというもの。
2人っきりで1時間みっちり話をすることを6回やるのだそう。
事前に職員から聞かされていたのは、
「みな、何も考えてませんよ。これから先どう生きるかなんて」
「それから、とにかく字も書けないし読めませんから」
という話。
でも、この講師が言うには、
みんな、受け答えもちゃんとするし、「○○の仕事をやってみたい」と
何かしらの仕事観も持っているそう。
書類をわざと声に出して読ませたりしてみると
案外ちゃんと読めるし、書くこともできる。
一人ずつとしっかり向き合えば、目をキラキラさせて話をしてくれて
職員が言っていることとはずいぶん違うなぁという印象だと。
それから、彼らと向き合う相談室には、
社長室にあるような立派な机と椅子があるのだそう。
椅子は、黒の革張りの肘掛つきで、
背もたれが頭の上までありそうな代物。
そして、机に向き合う形で少年が座るのは、なんとも簡素な椅子。
この講師は、革張りの椅子を変えてくれとお願いしたそう。
どこまで上から目線なんだと。
彼らの相談を聞くわけで、別に偉そうにする必要はまったくない。
心を開いてもらうためにも、その威圧感は逆に邪魔。
そんなこと、中にいる職員は考えたこともなかったんでしょうね。
机と椅子が必要だから買う。
どうせ買うなら、せっかくだから立派なものを、と。。。
何のために??
外から先生方が来るのだから、敬意を表すため?
こんなことが、世の中の人の目が届かない行政の中には
たっくさんある気がします。
んー、だから今、裁判員制度なんでしょうね。