能meets杉江能楽堂12/27「小袖曽我」スタッフレポート | 能meets

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観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京・高知・栃木、他(福岡、長崎、札幌)で開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

能meets杉江能楽堂 小袖曽我12/27 杉江能楽堂(岸和田市)で開催されました。

 

 

この講座で今年の能meetsおさめとなります。

予想もしなかった1年となりましたが、本当にありがとうございました。

 

杉江能楽堂での曲解説は、北浜ともまた違って見えるのが不思議ですね。お能に観るのに必要な想像力がより必要な北浜は、想像する楽しさがあると感じますし、杉江能楽堂は能舞台ならではの醍醐味が味わえます。

 

小袖曽我の解説のあとは能meets殺陣の2回目のお稽古。

先生も「小袖曽我」のおさらいをしつつ、殺陣のお稽古にも余念がありません。

 

 

毎回ですが、今日も初めて杉江能楽堂にいらっしゃる方もいて、入ってきたときに入り口で思わず足を止める姿が印象的です。

 

小袖曽我は人気のある、仇討ちの物語。

そこからお話は始まります。

とはいえ、開始10分弱お話された内容は小袖曽我の内容ではなく、その前置きのお話。

コレを知ったうえでご覧くださいという内容です。

ここがお能の難しいところですね、色々な知識を持って臨まないと、自分も準備をしておかないといけない部分です。

 

小袖曽我も特徴的な始まり方です。

更に、やはりお能独特の約束事もたくさんあります。

居るけど居ない、アルけどナイ、一瞬で場所が変わる、直接ではなく受けた側の気持ちを表現して見せる…

いつもお能の舞台の使い方がとても面白いと感じる部分です。

 

一人で実際の舞台で説明されるので、二つの役の会話部分をお一人で場所も変えて話されます。

 

 

先生は、橋掛かりに行ったり、ワキ座に座ったりと大いに動かれて大変そうですが、杉江能楽堂では、より想像ができますね。

 

今回も、たくさん先生が解説された想いを、たったこれだけで表現!という驚きのお能の演出がたくさんあり、実際に観た時にどう感じるのだろうかと思いました。

ここがいつも上演時間より曲解説が長くなる所以ですね。

前回の大会も約60分の曲を100分弱かかって解説されていました。

 

 

 

特に最後の舞と謡の部分からのラストシーン…はやく観たい!と、強く思いました。

先生も好きな場面だそうです。

そして最後に仰った「小袖曽我」を実際に見るときのキーポイント…ハッとしました。

多面的に見てみることが本当に面白いということを今日もたくさん聞かせていただきました。

 

小袖曽我は、次回能meets杉江能楽堂「夜討曽我」の前哨譚でもあるので、次回のお楽しみ、次回またここは詳しく、というようなお話もありました。

その次回の能meets杉江能楽堂は

2021年1月31日「夜討曽我」曲解説

しかもこの日は、能meets殺陣の発表会もご覧いただけます。

ゲストに、武田宗典さん、上野雄介さん、笠田祐樹さんも来れるのでいつもとはまた違う能meetsになりそうで楽しみです。

 

能meets殺陣参加者の方のお知り合いもたくさん来られるようです。

皆さん晴れの舞台を見ていただきたいですね!

ご予約はお早めによろしくお願いいたします。

 

2021年 1月31日14時~

能meets杉江能楽堂「夜討曽我」

能meets殺陣発表会

3,000円

能meets杉江能楽堂ご予約はコチラ

 

 

新年初の能meets

2021年1月26日 能meets北浜 「高砂」となります。

こちらもよろしくお願いいたします。

能meets北浜ご予約はコチラ

 

 

どちらもかなり寒い時期です。

換気を十分にさせていただきますので、どうか暖かい格好で防寒対策をされてお越しくださいませ。

 

講座が終われば、ほぼ間もなく能meets殺陣のお稽古です。

先生よろしくお願いいたします!