際立ったマタタビのエネルギー | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

マタタビ群生の谷

 

マタタビの葉の白変

正常果実

虫こぶ

虫こぶ

秋の完熟正常果実

 

 

 

長い植物研究の中で最も異質な植物は昔も今もマタタビだ。

最も特異なことは、哺乳類の反応が即効性だと言うことであり、その効果は葉、果実、茎枝、根、すべてに及ぶ。

動物がこれほど反応する植物は他には見当たらない。

 

特にネコ科の動物は香り少々で強烈な陶酔反応が表れる。

強烈な反応は主にネコ科の大人のオスだが、個体差も例外もある。

即効とまでは行かないが人間も例外ではない。

 

葉は特に眠気を誘い完熟果実は逆に活力が出るが、ネコ科の、特にオスには全部位に即効性でリラックス効果が出る。

つまり、人間の学問では解読不能な植物と言うことだ。

 

もう一つ大きな特徴は、オス木でも種がない大量の実を付けることであり、その目的はわかっていない。

オス木の実は「虫こぶ」「モクテンリョウ」とも呼ばれ漢方の生薬。

ところがこの虫こぶ、オス木だけでなくメス木にも実を付ける。

 

メス木の実は正常果だけでなく虫こぶが混じるが、その比率は決まっていない。

正常果がないオス木はすべて虫こぶで、形状はメス木の実と同じに見えるが微妙に異なる。

 

虫こぶは、オス・メス限らず蕾にマタタビミバエやマタタビノアブラムシが寄生して出来る。

オス木メス木共に虫こぶの実を付け、しかも種がないから繁殖の為ではない

種のある正常果実は秋に熟して甘く食べられるが、虫こぶは先に落下してしまう。

役目が終わった・・と言うことだな。

 

オス・メス共に種のない実を付けるのだから、その目的と仕組みは研究されるのが当然なのだが、生物学・植物学は観察だけで終わり、その方向に向かわないのだから誰もわからない。猫の反応実験程度だがその結論も支離滅裂。

動物も植物も物理だが、物理が皆無のおかしな学問だな。

 

長い間マタタビと接して来た野人は、この虫こぶの目的をほぼ特定。

確定は実験を繰り返してまだ先になるが間違いないだろう。

 

虫こぶはマタタビが白変する葉で虫を呼び寄せ、花の根元の子房に寄生させ住処を与えたもの。

タネの為ではなく、虫を住まわせる為に実を膨らませたものだ。

 

目的は制御に必要な動物性の「生命エネルギー」を得る為。

通常は花粉を飛ばすだけで役目を終えるオス花の子房は生長しない。

マタタビは寄生され変形して困っているのではなく、意図的に作戦を遂行している。

 

植物はあの手この手で虫や動物を呼び寄せ、住まわせ食べさせ動物性エネルギーを調達しているが、マタタビの作戦は特異中の特異。

使い終わったオス花の根元をこのように改装活用するとは、たいしたものだ。 今の科学ではわかるはずもない。

 

わからない理由は成分論で考えるからであり、効果が瞬時なのだから時間を要する成分吸収ではなくエネルギー論。

マタタビ全草が有する電気エネルギーに動物が反応、動物が毒草を見分ける仕組みと同じであり、肉食魚類が遠くからフグを見ただけで有毒エネルギーを察知して襲わない理由も同じ。

 

マタタビの虫こぶは動物性エネルギーのバッテリーだが、人間から見れば理想的な「植物性エネルギーと動物性エネルギーの融合産物」、しかもパワーと鎮静修復のベクトルを併せ持っている。

 

この知恵・・

さぞかし由緒あるやんごとなき植物だったのだろう。

 

動物即効性の「またたびエッセンス」が詰まった生命エネルギーのバッテリー。

ビレッジではこれを大いに活用、パワースープ、薬膳スープに使い、野草茶だけでなく薬用手巻き煙草にもマタタビの葉枝は必需品。

葉も枝も実も虫こぶも足りないのでマタタビ中心の協生農園も作っている。

 

マタタビの新たな発見があり次第、また報告する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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