畜産・酪農の未来 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

昨年の11月に「協生農法と穀物・穀倉地帯の関係」「世界で最初に飢えるのは日本」、この二つの長文記事を書いた。

 

要約すれば・・

 

国内の農地、荒廃農地の大半は棚田を含む田であり穀倉地帯。

穀物は人類の主食であり、米は日本人の主食、穀物無しで農業は語れず成り立たない。

しかし穀物はじめ野菜果樹も業として成り立たないのが現状であり、畜産、酪農、林業も衰退・荒廃が加速、困難は農林畜産水産業すべてに及ぶ。

協生農法で現状の方法での穀物栽培は成り立たない。

理由は生物多様性と反対の単一栽培であり全面同時期収穫

協生農法は周年間引き収穫が基本であり、その為には四季を通して生物多様な生態系が不可欠。

空地・空白期間を作らず周年農産物で埋め尽くし、生産量を増すことで生計を成り立たせる農法であり、単一同時収穫では「農法」の目的は果たせない。

国内だけでなく世界の農地の大半は小麦やトウモロコシなどの穀倉地帯。 毎年繰り返されるこれらの表土破壊と、大量の肥料農薬など異物の投入が環境悪化の根源。

表土破壊により砂漠化・不毛化も進む。

穀倉地帯の正常化なくして表土の復元は適わず、果物野菜中心の協生農法だけでは到底成しえず、就農者後継者不足・国内の過疎化問題すら解決出来ない。

 

非常事態で日本人が最も飢える理由  調書より

局地的な核戦争が勃発した場合、直接的な被爆による死者は二七〇〇万人だが、「核の冬」による「食料生産の減少と物流停止」による二年後の餓死者は、食料自給率の低い日本に集中し、世界全体で二・五五億人の餓死者のうち、約三割の七二〇〇万人が日本の餓死者(日本の人口の六割)と推定した。

三七パーセントという自給率に種と肥料の海外依存度を考慮したら日本の自給率は今でも1〇パーセントに届かない。

日本の畜産は、エサを海外に依存している。

鶏の卵は九七パーセントを自給できているが、鶏の主たるエサであるトウモロコシの自給率はほぼゼロ

日本では野菜の種の九割を輸入に頼っている。野菜自体の自給率は八〇パーセントあるが、種を計算に入れると、真の自給率は八パーセントしかない。

 

 

世界と比べて最も不安定な農業・畜産・酪農が食料自給率を極端に下げている。

ウィルスの蔓延や紛争により大きな打撃を受ける産業の実情。

これでは非常事態がなくとも先が見えている。

 

この問題を解決するには・・

 

人間も生態系の一部、生命の協生だけでなく関連産業も協生させればよい。

窮地に立った農業だけでなく、畜産、酪農、さらには林業、水産業、互いが互いを必要としてすべて成り立つようにすれば問題は解決する。

協生農法はその基盤・入り口であり終わりではない

農法をどのように活かして世界の飢餓貧困問題、紛争、環境問題、健康問題を解決して行くのかが重要な課題だ。

 

 

生命エネルギー論を基盤に、農法、畜産・酪農、この3つの産業分野を協生させる理論書3冊を書いている。

現学問には存在しない物理的な生命の仕組み、植物の仕組み、動物の仕組み、これを解明しなければ協生させることは出来ない。

世界中がそうなれば、一次産業問題、飢餓貧困問題、環境問題、健康問題は解決に向かう。

野人・・渾身の3冊だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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