じいさま達が弟に見え始めた時、どうすればよいか。
あまり意識したことはなかったが、これまでにその前兆はあった。
ここ数年、「おじさん幾つ?」と聞くと大半は年下だった
つまり、年下のお方におじさんと言い続けて来たのだ。
50代、60代と進むにつれてどんどん差が広がって来る。
動物は必ず老化する。
お野人も使わない筋肉が落ちて軽快で丁度よいと言えばそうなのだが、体力は落ちているし、腕のシワは目立たないが顔のシワは増えて来た。
年齢の見立てを誤るのは周囲の老化速度があまりにも早過ぎるからだろう。
お野人、老後どころかまだ現役であり、仕事上は問題もないし、海に潜って魚を追っても衰えはさほど感じない。140まで生きる予定。
自由形の水面スピードはやや落ちたように感じるが、そりゃあそうだろう。 トレーニングもしないし30代と同じスピードであるはずもない。
ただ・・ちょいと練習すればそれに近いスピードは出そうな気がする。
逆立ちも同じで、ちょいとやれば逆立ちで走って、逆立ちのまま腕立て伏せくらい出来そうだが運動する習慣が全くない。
バック転も10年くらい前までは浜で子供達に披露して喜ばせていたのだが、やれんことはないだろう。
ギャンブラーお野人、昔から「見切り」能力は優れていた。
自分の力、弱点、相手も同じで、さほど外れない。
それでアンビリーバブルな荒業をやってのけていたのだが、数年前には足の肉離れで半年間不自由。
これは見切りを誤ったからであり、脚力を過信、急角度の防波堤をほぼ垂直に3歩で駆け上がろうとしたからだ。
忍者の壁上りのようなものだな。
今年は思い切り瞬発的な力を出して上腕筋の肉離れ。
どちらも完治まで半年かかったから中度から重度に入る。
65過ぎの高齢者がやることではないが、無意識にやってしまった。
肉離れなど経験のないお野人、65過ぎて足と腕で体験するとは思わなかった。
調べると、肉離れが起きるケースはオリンピックや陸上、サッカーなどスポーツの最中で、ダッシュなど急激に筋肉に無理な動きを強いた場合に発生することがほとんど、発生原因は筋力不足、筋肉の柔軟性の欠如、ウォーミングアップの不足・・そう書いてある。
肉離れより軽いのが筋肉の痙攣、つまり足が吊る状態だ。
高校から30歳にかけ、水泳は大分県と三重県の公式レースで自由形優勝、大学は空手で全日本学生、練習もしなければ柔軟体操はおろか準備体操もせずいきなり全速、全力。
それでも肉離れなど経験がなく、足が吊る経験も滅多にないのはお野人一人だけ。
水泳競技ではよく足が吊ってプールサイドで激痛に苦しむ友人達を見て来た。
真面目に猛練習する彼らが吊って、ウォーミングアップすらしないお野人が吊らない、おかしいではないか。
海でも陸でもよく足が吊るようになったのはこの10年で、痛くもないのだから海からも上がらず、放って置けば戻るから伸ばすこともなく気にせず泳いでいる。
これらのことからわかることは、意識はまったく老化していないと言うことだ。 昔も今もイケイケどんどんのイケメン・・
だから迷わず壁も駆け上がるし、体操もせずいきなり飛び込み海底に向かう。
見切りは誤るようになったが、意識はまったく衰えていない。
体力、筋力は衰え、意識について来れず、見切りを誤るようにはなったが、認識すれば次は誤ることはないだろう。
見切った体力に見合った行動をとれば済むことだ。
今やっていることは海山も小中高の時と大差ないし、大学生気分も完全に抜けきっていない。
時間は止まったまま、むしろ社会人になってからの記憶よりもそちらのほうが強い。
自然界の中で暮らし、最も考え続けて頭を使っているからだろう。
ヤマハ社員時代はじめ、社会での出来事など夢幻のようなもので、さほど役にも立っていない。
あまり頭‥真面目に 使ってなかったし。
人は希望と共に若く 失望と共に朽ちて行く・・ だな。
意識が無邪気なままなら体の老化は急激に進まないだろう。
体は意識について来るのだから。
まだ若い・・と言い聞かせるのではなくその逆だ。
無邪気・・と言うように、大人の邪気を消せばよい。
それが水の流れに逆らわない水流護身術の極意。
おじさんと言うよりおじいちゃんのイメージが強い歴史上の人達。
没年は、豊臣秀吉62、斎藤道三63、北条早雲64、平清盛64・・・
彼らは今では弟
になってしまった。
「兄者
」・・と呼ばれ、「な なんじゃ![]()
」と応える野人・・
不気味で・・とても想像出来んな。
中でも偉光を放つこのお方、徳川家康75![]()
これからはお兄ちゃんと呼ばせていただくか・・・
このお方が弟に見え始めたら・・どうしよう
ガックリ来て 魚突きして遊んでいられなくなるかも
たとえギャップを感じても、彼らが永遠のおじいちゃんである限り、老いることはない。
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