またたびの兄弟 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

あら・・・・?     同じ木に・・

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マタタビ兄弟
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山水を汲みに行く途中にはマタタビが群生している。

マタタビとはキウイの親分に当たり、キウイはマタタビ科の植物だ。

どちらもつる性で雌雄異株だからメス木にしか実は付かない。

旅人がこの実を食べて元気になり、また旅を続けたからマタタビ・・・

何度もた試しては見たがそんなこともなく、休憩したくなるくらいだ。

青い正常果実は唐辛子のように辛く、果実酒か塩漬けの漬けものに利用する。

秋に黄色く熟せば甘くなり生食出来るがそれほど旨いものでもない。

能登を始め、各地には「マタタビ酒」があるが、どちらかと言えば「猫にまたたび」と言うように猫にとっての必需品だろう。

マタタビは猫の薬でもあり、大人のオスに限っては酒に酔ったようになる陶酔作用がある。

これがまた面白くて、目はうつろ、両手両足おっぴろげて転がり、よだれを垂らして喜ぶ。

以前、母が飼っていたオス猫「桃次郎」に与えたら中毒「マタ中」になった。

毎日縁側で空を見上げては・・・「ニャ・・」

「あんたが変なもんやるから!」と叱られたことがある。

庭でマタタビを燃やすと、その煙で近所のオス野良猫がうじゃうじゃ集まって来る。

普段は喧嘩友達でも仲良く寝転がってマタタビ浴に没頭する。

同じネコ科のライオンやトラも同じだ。

動物園に行って実際にやってみたかどうか、この場では言えない・・・

野人の気性から、想像は読者に任せる。


このマタタビの実が、台風にも耐えて少し残っていた。

以前は大量に収穫して加工していたが・・・・今は飽きた。

実は「正常果」と「虫こぶ果」があり同居する。

形はまったく異なるがマタタビの兄弟みたいなものだ。

マタタビのアブラムシが寄生するとボコボコのたんこぶ果実となる。

このたんこぶ果実が漢方の生薬「モクテンリョウ」で、滋養強壮の妙薬とされる。

熱湯に入れて干し、カンピンタンのネズミのうんこのようになった実を酒に漬けたりお茶にする。

植物の大半は自由に売買出来るが、このモクテンリョウは薬事法により出来ない。

それほど効果があるのかと試してみたのだが、野人にはさっぱりわからん。

もっと虚弱体質の男で実験して見るか・・・

猫に使うなら全草に成分を有するから葉でも枝でもかまわない。

何が何でも欲しい人はそう言いなさいね。


またたび 正常果と虫こぶ画像

http://ameblo.mom/muu8/entry-10310257569.html

「ニャン香」と「サルマタキウイ」

http://ameblo.mom/muu8/entry-10251726433.html



またたびの葉の白変 5月
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