野人珍話列伝 傷かなかった | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

あらら・・

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気が付くと部屋の所々に血が付いていた。

「あれ~~? おっかしいな・・」と探索。

傷は左足のアキレス腱の横にあったが痛くはない。

子供の頃から傷だらけが当たり前で気にもせず手当てもしなかった。

しかしこの傷の程度なら気付いても良さそうなものだがまったく気付かなかった。

考えて見たのだが身に覚えがない。

まあどちらでも良いことだ、放って置けば治る。


20歳過ぎの足の指の骨折だって気付いたのは5年くらい前・・・

しかも友人の整形外科医に指摘されるまで気付かなかった。

そう言われてみれば右足の人差し指が何となく曲がっている。

てっきり自然に傾いて来たのかと思っていた。

治療しなかったから曲がったままくっついた・・・

そう・・医者は言った。

今は曲がったままくっつく人などいない時代だそうだ。

周年下駄ばきなら、余計に骨に響いて痛くて歩けないはずだから間違いなく医者へ行くと言うのだ。

「何故、行かんかったのかな・・医者へ」と言うと。

「鈍かったとしか考えられん」と笑いながら外科医は言った。


「これ・・真っすぐにならない?」と聞くと・・


「無理~~~!」


外科医は・・涙流しながら苦しそうに笑い転げた。


「そ・・それで別に困っていないんでしょ~?」


デ~リカシ~のない男だ。

自然治癒したのだからどうってことはない。

曲がったままで結構。



曲がっとる わい・・ 
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20年目に気付いた足の指の骨折

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大怪我でも縫ったことがない野人
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