エコの神様植物の使命と生命力 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

「野菜の細胞が膨らむ目的」で、植物の目的と細胞の仕組みを述べたが、植物はミネラルが足りなければ自ら動物を呼び寄せることでミネラルや他に必要なものを調達出来る。

だからこそ水さえあれば不毛の大地でも数年でジャングルに変えてしまうのだ。

動物は植物が生み出した「分身」のようなものだ。

大地に腰を据えて動かずここまでやってのける生き物は他にいない。

動物は生きる為に相当な労力を要するが植物にはそれがない。

どのような環境であっても「困る」こともなければ「悩む」こともない。

丹精込めて植物を育てると言う人間の思いは確かに植物に伝わる。しかしその思いだけで十分で植物はそれ以外望んではいない。養分を必要とせずわずかな水だけで十分だ。その水も自ら調達出来る。保水力のある表土を自ら築けるからだ。

植物たちが隙間なく繋がって築いた表土の仕組みを人が壊せば自力で水の確保は出来なくなる。草が密集した表土は植物がもたらす最高の環境であることは間違いない。

世界一水の豊富な日本人はなかなかそこに目が向かないようだ。そして頻繁に植物に水を与え水不足に悩む。生き物に水を与えたのは植物だから本末転倒だ。

「雑草が養分を吸い取るから」排除する人間の道理も見当違いと言うしかない。

自然栽培は観念的、哲学的な傾向があるが、もっと物理的仕組みと生産性を探求して欲しいと願っている。それがなければ業としては成り立たず、誤った常識は覆せないだろう。