野人流カラスマルチ | 野人エッセイす

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通路のカラスマルチ 踏むだけ・・・
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雑草と呼ばれているカラスノエンドウは今が最盛期だ。以前に紹介したがカラスノエンドウはおひたしや天ぷらで食べられる山菜でもあり、畑にとっても便利で必要な草なのだ。背丈はせいぜい40cmくらいで5月には枯れてしまう。このカラスのエンドウをうまく活用したのが「野人流カラスマルチ」だ。鳥のカラスは迷惑する事のほうが多く、そう役に立っているとは言えないが、草のカラスは偉い。そんな見方をするのは野人だけかも知れないが、とにかく重宝しているからこいつが生えてくると嬉しくてたまらない。一回り小さなものに「スズメノエンドウ」があるが、これが生えるともっと嬉しい。農家が田んぼにレンゲの種を撒くのは、豆科の草は根に「根粒菌」を持ち土壌に窒素を固定するからだ。カラスノエンドウやスズメノエンドウはこの豆科で同じ働きをする。背丈が小さくて便利だからレンゲが一番良い。昨年の冬は畑一面にレンゲの種を撒いたが発芽率はあまりよくなかった。豆科は自ら養分を調達するから肥料などはいらない。このエンドウ類の特徴はレンゲと違い密生して他の草を生やさない事で、この特性を利用したのがカラスマルチだ。立ち上がったカラスノエンドウは柔らかいからそのまま地面に押さえつけておけば良い。通路のものは足で硬く踏みつけておけば太陽光線が遮断されて他の草が生えてこない。立ち上がればまた踏むと言うより普通に歩けば良いのだ。4月5月は草が盛んに芽吹く季節だが、他の草にとっては迷惑極まりないだろう。カラスノエンドウはペシャンコになって表土を覆ったまま5月まで生き続ける。それと交代してジャガイモなどが枯れかかったエンドウマルチを突き破って立ち上がって来る。微生物が充満、土は柔らかいからマルチを掻き分けて手で掘ってトマトやナスやピーマンなど夏の実野菜の苗を植えても良い。