野人の実験農園の周囲90mフェンスには葡萄などのつる性果樹、ブラックベリー、アケビにムベ、サルナシ、マタタビ、自然薯、などを配置しているが、豆類もフェンス全域で花を咲かせている。それが終わればトマトだ。5月に枯れる豆を抜かないからそのまま窒素養分が土中に残りマルチにもなる。菜花は終わりかけ、エンドウ豆はそろそろ実をつけ始め、芽を出したヤマブドウはこれから大きな葉を広げる準備だ。新旧交代の時期だが共生がうまく噛み合っているようだ。豆がまだ小さな頃はフキノトウが群生していたが今は葉を広げてある程度他の草を抑えている。多年草のフキが広がりすぎてもまた土が硬くなって、ブドウは問題ないが豆や野菜類には具合が悪い。楽する一石五鳥の実験は面白いのだが、野人の難点はどこで何を実験していたのか忘れてしまうのだ。記憶力が悪いのにメモする習慣もない。確か百以上はやっていると思うのだが、立ち止まって彼らをじ~~っと見つめて、口癖は・・「こりゃいったい・・何だ?」なのだ。野菜、山菜、ハーブ、有用植物、果樹は全部で300種以上はあるのだが数えてはいない。特性はわかっていても名前を思い出せない植物には、つい、「あんた誰?」と問いかける。野草と違って最後まで名前がわからない野菜は人に聞かれても、「食える葉っぱ・・」としか答えられない。全てが適当だ。
