ギンギラギンに猿毛なく~ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

昔、そのような歌があった。

全ての動物は人間と違って発情期になると淡々と使命を果たす。

鳥のオスは懸命に美しい羽を見せびらかしたり、巣を作ったり、メスの気を引こうと涙ぐましい努力をする。

 

哺乳類は似たり寄ったりだが、人間に近い猿はこれがまた厚かましい。

少しは木の実などの貢物をするとか、マメに毛繕いしてあげるとか誠意を見せれば良いのだが何もしない。

発情期になるとギンギラギンに露骨にメスに迫るのだ。

まるで人間の若者を見ているようだが、まだ人間のほうがマシだ。 気を引こうと貢物はするし見栄も張る。

 

オス猿はメスの気を引く努力もせずにせいぜい尻の毛を引くくらいだ。

当然メスは素っ気無い。当たり前だ。

メスに引っ掛かれながらもストーカーのように付きまとい、メスの顔色を伺いながら隙を見てさり気なく・・乗っかるビックリマーク

その早き事風の如し、済ますこと風の如し、立ち去る事風の如しなのだ。

 

見ていれば・・ガックリ来る。

風と共にサルぬ・・と言えば少しは格好が良いが、手抜き工事みたいなものだ。

そしてボスに見つからないように次のメスを物色、乗り換えるのだ。

 

これについては「猿から学ぶべき事」はまったくなかった。

見ているとばからしくなって来る。

ほんの一瞬だけ風呂に入った時のように「ん~~!」と気持ち良さそうな顔をしていた。

思わず・・ボカリと頭を殴りたくなる。

 

まったく誠意も根気のかけらもなくとてもご先祖様とは思えない。

忍びの武術なら応用すれば少しは役に立つ。

出世を望むサラリーマンなら猿から学ぶべき要領はたくさんあるだろう。