薬品浸けにされた日本人 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

人類の祖先が誕生して数百万年、現代人は数万年。人は自然界に生かされ進化してきた。細菌にやられては免疫を作り、さらに進化した細菌がまた。その繰り返しだった。それは地球上の全生物にも言えることだ。現在の体は進化の最高峰の形だ。同じ地球でも地域により温度も湿度も食べるものも異なる。極寒の地で魚や海獣しか食べものがなければそれに合わせ、アフリカで強烈な太陽と虫の猛攻を受ければそれに順応して行く。ニューギニア奥地の山岳民族は芋しか食べないが筋骨隆々としている。それまでは考えられなかったが、体がタンパク質を作るようになったのだ、それくらい人の生命力は素晴らしいもの。自然界のものならどんなものを食べようが体は対応してゆく。あれが足りないこれが不足していると騒ぐのは先進国の住民くらいだろう。

現在は多様な化学物質を体に取り入れているが、人の体はそれらには順応しない。自然界には存在しないものばかりだからだ。塩化ナトリウムがいい例だろう。体の機能が狂ってしまう。薬やサプリメントも同じだ。地球が生み出したものではなく、人が成分の一部だけ抽出合成したものには違いない。生命力もなければバランスも悪い。頭髪にはシャンプーや整髪料、皮膚にはボディシャンプーやクリーム、化粧、口内には歯磨き粉、爪にはマニキュア、目には目薬、鼻の穴には鼻薬、肛門には座薬にカンチョウ、あそこには媚薬に避妊薬、飲む量、年間に塗りたくる量、詰込む量は相当なものだ。何も入れないのは「耳の穴」くらいだろう。野人は耳の穴に直接シャワーを当てて「ブワ~!」と奥まで洗うが人はあまりやらない。良くはないがたまに耳掻きでほじくる程度だ。耳の穴は「聖域」なのかも知れない。それらを販売する方は、体に優しい、環境に優しい、天然成分配合などとばかげた宣伝文句を使うが当たり前だ。有機も無機も成分はすべて天然からに決まっているし体に悪かったらモロに毒物だ。これだけの「そのままでは存在しない」物質を体に入れたら機能がおかしくなるのは当たり前だ。石鹸シャンプーにいたっては毎日で、必要な微生物も脂分もすべて洗い流し、化学物質を皮膚から取り入れている。皮膚は人体最大の臓器だ。食べものは加工食品には生命力はなく、肉や養殖魚、果物、野菜も本来の十分な生命力はない。つまり年間を通して生命力のある食べものを食べていない。特に生命エネルギーを持つ大地の植物は一番重要だ。これではペットまで病気になってしまう。浴場剤をやめて、皮膚は海水のミネラルを、体内細胞は植物から生命力とバランスのとれたミネラルを適度に補給していればどれだけ病気が減ることだろうか。どれだけ環境が修復するだろうか、残念でならない。それだけやれば後は何を食べようが偏食しようがたいした問題ではない。地域によって、季節によって目の前にあるものしか食べられなかった人類は元々偏食なのだ。難しくもなく簡単なことなのだが、人の「思い込み」ほど修復が困難なものもない。古代文明人は気と草をもって病気を治した。