うねの目的は一般的には
1、 広い日照面を確保、発育を促す
2、 排水を良くし乾土を防ぐ
3、 根張り面積を増やす
4、 空気に接する面を増やし通気性を良くする
この4つがあげられ、うねの種類も一般的な丸いうね、平うね、台形うねとあり、特別な深さを必要とする野菜以外はいずれも高さは必要なく、あくまで上面を利用する、つまりうねの斜面は日当たりも悪く単なるかさ上げの為の壁としか見られていない。また うね間通路に関してもあまり重要視されてはいない。
1、斜面の活用による栽培面積の確保
植物の特性から、野菜も生える場所を選ばない。斜面を活用すればナスやピーマンなどの実野菜のように光を遮る野菜の下に半日陰を好む野菜を育てることが出来る。同種の野菜を立派に育て。同時期に収穫しようとすれば別だが、何も同時期に収穫せず、大きさも選ばなければ長期間の収穫には発育に差があったほうが便利だ。うねを小さな段々畑と考えれば全ての土面が利用できる。特に限られた小さな畑では隆起したうねによって栽培面積が増えることになり、そのほうが草刈も楽だ。
2、植え付け位置の工夫による空間利用
うねはあくまで土のかさ上げであり、通常はうねの上面を利用するが、ナス、ピーマンなど空間を利用する野菜は斜面を定位置とし、葉の半分は通路の空間を利用、人が避けて通れるくらいの位置とし、株間を大きく開ければ人はジグザグに通れる。
3、うね間の通路の縮小
通路に関しては通れるくらいの幅とされて重要視されていないが、普通に考えれば「管理や収穫に困らない」程度ということになる。一つの通路で両サイドの管理収穫が出来る、その為には通路幅を縮小せずに、一つのうねの幅をうねの中間まで手を伸ばして楽に届く長さ、管理収穫しやすい長さに設定すれば良い。何も通路のある向こう側まで手を伸ばす必要はない。うねの幅を限界まで広く取れば結果として通路が占める面積が縮小されることになる。
4、理想的なうねの形状
通路から手を伸ばし50cmあれば通常は困らない、まして高いほど管理や収穫が楽になるが、高くなるほど斜面の直播き種が雨により流出しやすくなるし、日当たりも悪くなる。上面は幅が狭いほど斜面の勾配はゆるやかになる。うねの上面が適している野菜は特殊な形状をした野菜、キャベツ、白菜、サトイモなどだ。まだ研究段階だが、ピラミッド農法に理想的なうねの形状は、幅1m前後で高さ30cm前後、上部水平面の幅20cm前後の見たこともないような台形が最適、草を生やすことで斜面の崩れを防止、長期間にわたり何年も使用する為、しっかりしたものを作れば通常は農地の50%から60%の栽培面積が80%から90%になる。この他にはうねは排水を良くする目的だけで十分だ。