ハニーズポートカフェ | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。

本牧通り沿いにある、カウンター席4人座れるかどうかの小さな店です。
店の前で、マスター夫妻は倉庫から出してきた飾り付けのチェックをしていました。
忙しそうだったのですが、僕が「いいですか」と話しかけたところ、店に招いてくれました。

マスターが頭が良く、話もうまくて、エピソード満載・・・。

マスターは名古屋生まれ。
浅間温泉内の旅館に布団部屋で住み込みで板前の修業をしたのですが、厳しかったそうです。
長野県にいた頃に、警察の試験を受けて合格。
神奈川から長野に異動希望の人が見つかったので、交代で神奈川に来ることが出来ました。
夜間高校に通って、高校も卒業。
検挙率ナンバーワン。
テレビの『警察24時』等でも数回顔が出たようです。
定年後に始め、元倉庫を改装。
店は始めてから12年。
利益なし?
「みんなが喜んでくれれば」の精神。


元々苦くて嫌いだったコーヒーは、ある画家の家に招かれて飲んだコーヒーに感激して、研究。
今や神奈川県の署長たちのお墨付き。 

サイフォンで出してくれました。
2杯分ありました
スッキリとした味わいでした。

中京テレビの人が、取材でなく休憩に来たそうです。
マスターが名古屋生まれだということで話がはずんでいるうちに、料理のおいしさに驚いて『オモウマイ店』で紹介されることになったそうです。
番組スタッフは1ヶ月もの間、店に密着していたそうです。

料理は時間かけないと美味しくない、というのが、マスターのモットー。
薬品添加物が嫌なので、ソースも手作り。 
花粉症やアレルギーは、化学薬品の影響がある。
年配の花粉症が少ないのは、それも一理あるようです。

横浜醤油株式会社は、2024年4月に事業を停止し、閉業してしまいました。
賞味期限が短いのも原因だったのかもしれません。
大手の醤油メーカーは期限を長くするために塩分が多めだそうです。

名古屋のイチビキ醤油は塩分控えめ。
美味しくて安いので、マスターは大量に買っているようです。

たまごチャーシュー丼

チャーシューは中華街でよく見る「吊るし焼き」だと、固くなってしまうのを、固くならない方法を研究。
娘さんの助言でネット販売をしてみたら、爆発的に売れて製造が追いつかなくなって、辞めたそうです。


洪福寺松原商店街にある魚幸水産は切り売りマグロ専門店。
解凍の仕方が上手で、旨みが残るそうです。
切れ端も1000円ぐらいで売ってます

マスターは三枚おろしもうなぎもさばけ、パスタも蕎麦も作るよ。
「生そばうまいのがあるよ、食べてく?」
江戸時代の天ぷらそば発祥は、そば屋と天ぷら屋が隣同士の屋台で、お客が天ぷらをそばに入れてくれと言ったのが始まりだそうです。
→カツカレーの発祥の経緯とほぼ同じですね。

静岡にある丁子屋は、今から400年以上前の慶長元年(1596年)が創業。
東海道五十三次の浮世絵に残っています。
「丸子」はとろろ汁に麦飯、味噌汁に香物に薬味というもの。

マスターへ「そろそろランチの時間では?」と聞いてみたところ、朝昼抜きだそうです。
警察官の時から睡眠時間は2時間。
→それで、こんなに元気なの?

天ぷら屋さんの天かすは料理の旨みも入っているから、味が違う。
スーパーのはサラダ油を使うだけ。
「美味しいものには理由があるんだよ」

店名は娘さんが名付け親。

店の棚などはDIYで手作り。
タレントのヒロミさんがマスターのビデオを使っている工具を見て、マキタじゃない、職人が使う「ハイコーキ」だとわかったそうです。
水彩画も上手なマスター、道志橋の絵も、鮎の絵も見せてもらいました。

コーヒーはサイフォンにて。
水道水からカルキと塩素放射能を抜く機械を持っている。
温度は83度前後がベスト、店のプレートは1度ずつ温度設定できるそうです。

ネルドリップはペーパーフィルターに比べ、手間はかかります。
ネルの布だと紙の味がしない。
コーヒーはすぐ劣化するので、豆を冷凍室に入れると倍長持ちする。
野菜に匂いがついちゃうのを防ぐ効果もあります。
コーヒーの価格、12年前は15000円だったのが、今は37000円と嘆いていました。
多く買わない・400グラムなんか一気に買っちゃだめ、200グラムでいい。
サイフォンの場合、お湯はゆっくり入れ、ふくらませて、きのこみたいにする。
日本の軟水がコーヒーに合う。
豆は焼いてから2・3時間置くと、ガスが出て来て、旨味と香りが出るそうです。

このマスター、人命救助もしていて、東久邇宮(ひがしくにのみや)様から「記念賞」も受賞されました(2018年)。

やがて、若い女性2名が訪ねてきました。
「2回目です」
やはりマスターに惚れ込んだ人のようです
僕が店を出たら、ちゃんとすみませんと挨拶してくれました。

会計:
1300円+500円+800円
paypayで支払い


マスターからパワーをもらうことが出来ました。
また話を聞きに、この店に来たいと思います。

 

住所:横浜市中区小港町3丁目175

 

山手・アルドコーヒーの記事はこちら(2021年3月9日)