富士山麓で錬金術ベースのアーユルヴェーダ薬の創り方を学びながら古代の叡智にアクセスしたくなった話 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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富士山の麓でアーユルベーダを学んだつもりが、唐突に錬金術に出会うとは思ってもおらず、その衝撃をここから数十年かけてしっかり味わい、そしてしっかり学び、その学びを還元したいと思っています。

 

アーユルベーダというのはやはり恐るべき体系であり、そして深い体系です。

様々なものを併呑しながら、大きな流れを創っていると思います。

 

その古代の叡智であり未来の叡智がなかなか理解されない状況を歯がゆく思うと共に、だからこそ僕らのような素人が高度な技術の一端に触れることができるのだとありがたく思っております。

気功と似ていて、群雄割拠な状態だからこそ、まだ天下統一前だからこそ、アーユルベーダドクターでも無い自分が錬金術と融合されたアーユルベーダを学ぶことができるのは幸いです。というか御縁があり、ありがたい機会に恵まれ、本当に幸運だと思っています。感謝しかありません。

 

錬金術師と助手、実験室の様子

 

そして、その学びを丁寧に整理していくと、アーユルベーダも観えてきますし、傲慢な物言いながら錬金術のカタチも見えてきた感じがします(狂った手の広げ方でしょうが、占星術もそこに包摂されてくると予想しています)。

インドのゴアのグルックラで学ばせて頂いたときに、脇道に逸れて鬼神学の話が聞けたのが幸いでした(すごかった)。

 

アーユルベーダのいわゆるチャラカ・サンヒターなどの古典書には記載が無いのですが、13世紀にまとめられたのが、『ラサ・ラトナ・サムッチャヤ(Rasa-ratna-samuccaya)』です。今回の旅ではその古典書に基づいたアーユルベーダ薬の作成の実演でした(とは言え、実験段階ではなく、ドクターとして実践している段階の研究者からのレクチャーでした。すなわち、アーユルベーダ製薬として販売しているアーユルベーダドクター達による実演でした。光栄なことです)。

ちなみに『ラサ・ラトナ・サムッチャヤ(Rasa-ratna-samuccaya)』とは、サンスクリット語で「水銀(ラサ)」や「宝石(ラトナ)」の真髄を集めたもの(サムッチャヤ)という意味だそうです。

 

 

インド錬金術の歴史は、紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂されたヴェーダに端を発し[40]、紀元前4世紀のカウティリヤの実利論も錬金術にふれている。インドの練金術者は、27人の達人の名前が「ラサラトナ・サムッチャヤ」という本に記載され、その中に龍樹が含まれる。龍樹には「龍樹菩薩薬方」「龍樹菩薩養生方」「龍樹菩薩和香方」「龍樹眼論」などの著述がある。この「眼論」により、龍樹が眼科医の祖とされることもある。「ラサラトナーカラ」というベンガルで発見された錬金術のタントラ(密教)の写本は、大乗仏教のタントラである。これらと中国仏教の三蔵の中に見出せるものと比較すると、他の金属を金に変えるハータカという薬液や石汁ともいわれる山水シャイローダカなどが共通しており、中国の錬金術との類似点となっている。これらは、インドのものが中国に密教とともに伝わったのではないかとされている。これに次ぐ錬金術書としては、カルカッタのアジア協会の図書館に秘蔵されている「ラサールナヴァカルパ」がある。

 

インド錬金術については、タントラ教やインド伝統医学も影響を与えたとされる。

 

水銀は通常は液体であって人間の精神と同様に流動的であるが、固形化されると、人間の精神集中をもたらすという[41]。(Wkipedia「錬金術」)

その手法を忠実に再現しつつ、現代的なテクノロジーの力を借りて分析し、その意味を探ってきた研究者から直接話を聞けたのは光栄でした。

 

もう少し深堀りするとかなり不思議な世界が広がりそうです。

 

金を薬にする方法がちらっと紹介されていた時に水銀でアマルガムにして、その水銀をあとから蒸発させる(気化させる)と聞いて、マーキュリーと呼ばれる水銀をリアルに使っている情景が浮かびました。

 

我々はルクレティウスのときと同じ過ちを繰り返し繰り返し繰り返してきたのではないかと思います。少なくとも僕自身はそうでした。

 

ここからは遠回りをせずに、傲慢にならず、絶望しすぎず、明るく楽しく突っ走ります(何の宣言?)。

 

よろしければ、一緒に走りましょう!!!