リスペクトというのは心の持ちようという以上に、身体の形と無意識に落とし込まれた基本動作のこと | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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ヒエログリフの表音文字、表意文字の喩えを繰り返し使っていますが、これはとても重要です。

何の話かと言えば、ヒエログリフを始めとする象形文字は使われなくなってから、解読できるまでに1000年以上かかっています。おそらくは1万年かかっても解読できなかったでしょう。読み方を変えるまでは。

c.f.1000年以上解けなかった謎も視点を変えたら一瞬で読めるように、全く予想だにしない道がある。 2023年02月03日

 

象形文字というのは絵が文字のために、その文字は自然に考えれば意味を示しています。鳥の絵は鳥を示すと考えるえでしょう。

でもこの一見すると真っ当な発想が1000年もの時間を計算に費やす(解読に費やす)結果となったのです。

 

 

その計算量を圧倒的に圧縮したのが、「ヒエログリフの文字は意味を表すのではなく、音を表すのではないか」という仮説でした。表意文字から表音文字への移行です。

アルファベットのように音を表すということです。音符なのです。

 

気功においても、ヒエログリフ解読と同じカラクリがあります。

 

ヒエログリフを表意文字だと思って読むことは、ロマンはありますし、面白みもあるかもしれません。でも、解読はできないのです。

 

音だと認識して読むのは、面白みはある意味で無いのですが、解読ができ、移動できるのです。古代エジプトへ転生できるのです。

 

話は唐突に変わりますが、たとえば超加速学習をしたいと思ったときに、学ぶ姿勢というのはきわめて大事になります。

「教師を敬え」というとちょっとニュアンスが違うのですが、ポイントはもっと表音文字的です。

シンプルに、「教師の言っている言葉を否定しない」こと。

教師の言っている言葉に全面的に同意しているという姿形を取るということが重要だと思います。

 

具体的に考えてみましょう。

 

たとえば、あなたが気を出すワークをしているとします。

 

そこに通りかかった教師が「お、ちゃんと気が出ているね」と言ったとします。気が出ているのを褒めているという文脈です。

 

そのときなぜか「日本人的謙譲の美徳」モードが発火して、あなたが「いえいえ、全然、まだまだです。もっとがんばります」と言ったとしましょう。

そのとき教師はどう思うでしょう。

「この生徒は何と謙虚なんだ。そしてなんと理想が高く、ゴールの抽象度が高いことか」と感銘を受けるでしょうか?(そういう先生もいらっしゃるかもしれません)。

 

でも、「まといのば」ではそう考えません。

 

教師の言っている評価を、生徒が全否定して見せた、と認識します。

 

教師の投げたボールを取りこぼしたのです。

 

 

 

「いえいえ」と否定して、「ちゃんと気が出ているね」という教師の見識と評価の表現を無碍に否定して見せて、自分としては「まだまだ」だと自己評価をしたのです。すなわち教師の存在の否定をしてみせたのです。

それについて、教師がどう思うかはどうでも良く、ただ残るのは機能としての教師、そして関係性としての師弟関係の否定をしてみせたということです。

そしたら、師弟関係ではないので、学ぶ機会は失われます。いや、自分からチャンスをドロップ(落と)したのです。

 

このときに内面から変えようとするのが、表意文字的な対応です。

 

「まといのば」ではもっとシンプルな表音文字的対応を薦めます。

 

ただ単に「ありがとうございます」と頭を下げることを薦めます。

 

教師の評価を身体に浴びて、それを肯定してみせて、指導にお礼を言うという態度を取ることです。外に現れる言動のレベルを修正することです。外面が内面にもたらす効果は甚大です。内面から変えようとせず、礼節や基本動作の1つとして、身体に染み込ませることです。

そこに付け加えて「先生のおかげです」と言えば、なおさら良いのではと思います。

 

これがどれほど虚礼に見えたとしても(どうしてそう思うかは別として)、礼節というのは固くならず緊張せず(アラン)、自然と決められた基本動作ができることが大事です。そしてその効果は甚大です。

我々としては、そんな簡単なことで(そんな表音文字的なことで)、加速学習が可能になるならば、やらない理由がありません。

 

その基本動作がしっかり染み込んだら、次はキャッチボールです。何をどう評価したのかを正確にキャッチすることです。それはまた別の話。

 

 

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