「突破口」というのが今回のアディトレスクールの一つのキーワードでした。
いや、マインドコーディネーター養成スクールでも同様です。
僕らは閉塞した状況の中に閉じ込められています。
閉じ込められているのですから、そこはいわば牢獄です。
人間は自由という刑に処せられている(ジャン・ポール・サルトル)
ソクラテスやプラトンに言わせれば、肉体は魂の牢獄です。
牢獄である以上は脱獄しましょう!!
プリズン(牢獄)をブレイク(脱獄)しましょう!
いや、まじで(「死ぬ」という意味ではありません)。
そして、脱獄するには、マイケルのように牢獄に入るしかないのです。深く潜入するしか。
*ダ・ヴィンチに扮したプラトンと弟子のアリストテレス。(ラファエルのアテナイの学堂です)。
哲学がかれらの魂を世話しようと引き取ったときには、かれらの魂はどう仕様もなく肉体の中に縛られ糊付けにされている。かれらの魂は、牢獄を通してのように肉体を通して、存在するものを考察するように強いられ、けっして魂自身が魂自身を通して考察することはない。その結果、魂はひどい無知の中で転げ回っているのだ。そして、この牢獄の恐ろしい点は、縛られている者自身が縛られていることの最大の協力者であるように、この牢獄が欲望によって成立していることなのであるが、このことを哲学は見抜くのである。 --ソクラテス(プラトン「パイドン」)
いま脱洗脳というおどろおどろしい名前ながらも、僕らが主戦場としている作業を淡々とこなしていると、このプラトンの言葉がまた違う意味を持って聞こえます。ソクラテスは前世や輪廻転生について語っているのではなく、洗脳の恐怖と脱洗脳の難しさについて語っているのです(たぶん、、、いや違うかな)。
魂というと僕らはつい前世や輪廻転生というSFと組み合わせて考えがちです(前世や輪廻転生があっても良いのですが、ハードディスクが代わったらデータはどうやってバックアップされるのかが分かりません。未来においては、もしかしたらオルータードカーボンのように意識のバックアップが可能なのでしょうが、過去においてはそのようなテクノロジーは実装されていたことはないでしょう。
ただ、縁起の継続という点では別です。その意味では死者は死なず、、なのです)
脳はコンピューターのようなもの。部品が壊れたら、動かなくなる。そこには死後の世界も天国もない。 2018年03月15日
*オルタード・カーボン
ただ魂という定義を「息をする」と考えるならば、そしててんちむさんの言うような「息してる?」という文脈に置き換えるならば、、、魂というのは、「息してる」人ということになります。多くの人は息していない奴隷なのです。
(ですから、ウォーキング・デッドというのはSFではなく、ガリバー旅行記のような風刺なのです)。
「奴隷」というのはひどい言いがかりや誹謗中傷ではなく、かなり明確な定義を伴った呼称です。
タレブはこんな風に言っています。
昔から、企業による奴隷所有はたいへん面白い形で続けられてきた。最高の奴隷とは、自分が十分すぎる報酬を受け取っていることを知っていて、その地位を手放すまいといつも戦々恐々としている人間だ。
「え、そんなやついるの?」と思うかもしれませんが、そこで続けてタレブが紹介するのは、「海外駐在員」という種族です。
たとえば、多国籍企業は「海外駐在員」という種族を生み出した。海外駐在員とは、遠い外国でその企業の代表として事業を営み、ふつうの従業員よりも高い水準の生活を送っている、ある種の外交官だ。かつての大企業には必ず海外駐在員という身分の従業員がいた(そして、一部には今でもいる)。海外駐在員という地位を設けるのは、膨大なコストがかかるとはいえ、きわめて有効な戦略だ。なぜか? 本社から遠く離れれば離れるほど、その従業員は自律的に働くようになる。そして、自分からおかしな行動を取らない奴隷になってくれるのだ。
もうちょっと具体的に見ていきましょう。
ニューヨークのある銀行は、結婚した従業員を、家族ともども外国(たとえば人件費の安い熱帯の国)へと派遣する。そして、カントリー・クラブの会員権、お抱え運転手、庭師つきの立派な会社の別荘、年1回のファーストクラスでの里帰りといった特典や特権を与え、数年間現地に駐在させ、中毒にさせる。
たしかにタレブは「中毒」という言葉をここで使っています。
その駐在員は植民地時代を彷彿とさせる階級制度のなかで、”現地人”よりも圧倒的によい給料を稼ぎ、ほかの駐在員との社交生活を築く。徐々に、その駐在員はもっとここに残りたいと思うようになる。本社から遠く離れているので、間接的な情報を除いて、社内での自分の地位を知るすべはない。
そして七面鳥の時間がやってきます。
結局、人事異動の時期がやってくると、その駐在員は外交官と同じようにまた外国の別の勤務地を希望する。本社に戻れば特典がなくなり、基本給へと戻ってしまう。ニューヨーク市の郊外から電車通勤、下手をすればバス通勤をし、昼食にサンドイッチをつまむ中での生活へと逆戻りだ。なので、その従業員は会社の幹部に冷たくされるたびにビクリとする。当然、彼の意識の95%は社内の政治へと向けられる。会社の思うつぼだ。こうして、役員室にいる幹部は、陰謀の際の見方をまたひとり獲得することになる。
「彼の意識の95%は社内の政治へと向けられる」というのが良いですね。
そうであれば、たしかに生産性は上がらないはずです。
人間のCreativity(創造性)のほとんどはAvoidance(回避)に費やされます。
ミスをしないようにするということは、成功もしないのです。
本来であれば、彼の意識の99%はゴールに向いているべきなのです。
本来は、幼子のごとく、100%ゴールに意識が向いているのです。そのゴールが一瞬一瞬目まぐるしく変わるので、子どもは万華鏡のように表情を変えます(そうではない場合は別として)。
しかし、どんどん奴隷化していくうちに実在しない「社内の政治」にロックオンしてしまうのです(それに気付いて、駐在中に退職した人は幸いです!)。
それを踏まえてソクラテスの言葉を読むと、、、、違う風景が広がります。
コーチやメンターがゴール設定やゴールの更新をサポートしているかのようです。
哲学がかれらの魂を世話しようと引き取ったときには、かれらの魂はどう仕様もなく肉体の中に縛られ糊付けにされている。かれらの魂は、牢獄を通してのように肉体を通して、存在するものを考察するように強いられ、けっして魂自身が魂自身を通して考察することはない。その結果、魂はひどい無知の中で転げ回っているのだ。そして、この牢獄の恐ろしい点は、縛られている者自身が縛られていることの最大の協力者であるように、この牢獄が欲望によって成立していることなのであるが、このことを哲学は見抜くのである。 --ソクラテス(プラトン「パイドン」)
たとえばこんな風に言い換えられます。
コーチがクライアントを世話しようと引き取ったときには、かれらのゴールはどう仕様もなく肉体の現実的な欲望の中に縛られ糊付けにされている。かれらのゴールらしきものは、牢獄を通してのように肉体を通して、目の前の現実世界に存在するものだけを考察するように強いられ、けっして自分自身が自分自身のWant toを通してゴール設定することはない。その結果、クライアントはひどい無知の中でぐるぐると転げ回っているのだ。そして、この牢獄の恐ろしい点は、縛られている者自身が縛られていることの最大の協力者であるように、この牢獄が欲望によって成立していることなのであるが、このことをコーチは見抜くのである。
なんかあまりうまくない言い換えですが、雰囲気だけを掴んでください(無茶なw)。
哲学とはコーチングであり、ヒーリングであり、「まといのば」で言うメンタリング(メンターするということ)です。
それに関連して言えば、9月にスクールをやります!脱洗脳とメンターについて、、、題して「メンター養成スクール」!!!って安易な感じですが、かなり強烈に面白いと思います。
魂とは自分本来のゴールに気付いて、そちらに走る状態と定義するならば、奴隷や牢獄というのは、タレブが定義するような「彼の意識の95%は社内の政治へと向けられる」状態です。
ちなみに最近Rayまといのばで、サービスが開始されたAyur-RayDaというオイルトリートメントの主眼はこの肉体という牢獄から開放です。魂を外に脱獄させることです。
我々の魂は、幾重にも壁に囲まれ、その牢獄もマトリョーシカのように多層構造になり、それが複雑にねじ曲がっているものです。それを解きほぐし、謎解きをするなかで、魂も肉体も解放していくのが新しいサービスのAyur-RayDaです!
*画像はイメージです。本文ともAyur-RayDaとも関係はありません。アーユルベーダのシロダーラはやりませんw
余談ながら、最近、日本の治安を維持する方々10名ほどと、街なかで「平和的に」話す機会があったのですが(一般には職務質問というらしいですが、職務については一切聞かれませんでした)、非常に面白い機会でした。
もちろん彼らも人間です。なのに、非論理的な言動を強制され、同じことを言うように強制され、社内の政治に惑わされていてきわめて気の毒でした。AIロボットにチェンジすれば良いのかもしれませんが(ロボコップですね)、AIは非論理的な指示に従えないので、人間を使うのは仕方ないのかも。でも強いストレスがかかりますので、彼らは若いのに老いています。気の毒です。
「任意」が「強制」ではないくらいは、彼らもバカじゃないので分かっているのに、、、非合理な主張を押し通すことで「任意」を「強制」に切り替えるということを、上から文字通り「強制」されている悲哀を感じました。
気の毒です。
その上、おかしな人間と関わってしまったがために、呼び出してしまった上司も含めて彼らの全体出世にもうっすらと影を落とすきっかけとなりました。いや、むしろ深く絡め取られた洗脳から逃れるチャンスかも。
本当に市民のために働きたいのであれば、別な集団に属したほうが良いのです。
それはさておき、自分の意識がどこを向いているかをいつもモニターすることは大切です。
まじめに社内政治を生きるよりも、ふざけてゴールの世界の妄想を暴走させるほうが良いのです。
そして、突破口を探すことも!
慣れすぎてしまい閉塞状況であることも気づかないほど深い闇と牢獄に我々は囚われています。
ですから、突破口が大事です。
蜘蛛の糸はどんなに細くても一本で良いのです。
その一本をアリアドネの糸のように手繰り寄せて、上の世界へと行けばよいのです。
ありとあらゆる蜘蛛の糸を精査して、それぞれに習熟しようとして、地獄の底に安住している人が多すぎます。
一つの突破口にオールインすることです。
というわけで、「突破口」ということを深く理解した方からのフィードバックをいただきました!(許可をいただき掲載させてもらっています!)
(引用開始)
先日のスクール、ありがとうございました。
大変ショッキングな二日間でした。
スクール後の変化についてのFBを送らせていただきます。
毎朝、脳神経のインスリン抵抗性を下げるのが習慣化しています。
糖中毒の感覚が意識に上がるようになりました。
炭水化物を食べてると気分が高揚して、
外食に出かけても、残してしまいます。
味覚も変化してきています。
今日もサイゼリアでキーマカレーを注文したのですが、
食べたいと思っている原因がアディクションなのか、
中毒はドーパミンに振り回される感じというか、
もう一つ今とても嬉しいと感じるのは、
初日に精神と時の部屋の使い方の伝授があったのですが、
精神と時の部屋の中に式神を召喚してボイトレさせたり、
見よう見まねでFBを取っていると、
気功整体系の技術はC0で修練してみたんですが、
10年分の修練をして、また普通にワークしてたりすると「あ、
スクールで指摘していただいだ下丹田と精神の時の部屋をやり込ん
(引用終了)
彼に贈りたい言葉は、フェルマーの最終定理を問いたアンドリュー・ワイルズ博士のものです。
突破口は一瞬にして開けることもあれば、一日、二日かかることもありますが、いずれにせよ、
それは何カ月ものあいだ闇の中で躓きながらさまよったからこそ到達できるクライマックスなのです。(アンドリュー・ワイルズ:数学者、フェルマーの最終定理を証明)
何ヶ月といわず何年も、いや生涯をかけて「闇の中で躓きながらさまよったからこそ到達できる」こともあるのです!!
c.f.どうやったらIQは上がりますか?「誰もが天才だ。 しかし、魚は...」 2013年07月31日
突破口はワームホールのようなもので、賞味期限があり、すぐに閉じてしまいます(僕らは「鬼門」と呼び、セフィロトでは「ダート」という10個中11番目のセフィラであり、ゲーデル数です)。
その突破口を活かすべく、一瞬一瞬を大切に。
そして素早く通過してしまってください!!
そして今月最後のセミナーはその突破口となるであろう技術と理論シリーズです。
文字通り「ワーク、ワーク、ワーク」です(今度こそ)。
理論的なことを深く知りたい場合は、最近のポストコロナセミナーや「神の草」講座、「アーユルベーダ」講座、「ドラえもん」講座、手帳講座2020、手帳講座2019などを、ヴァーチャル受講してください!
来たるべきMadMaxな世界で(もうコロナという形で来ていますが)、生き残るための唯一のエレガントな法則をいくつも紹介します(「唯一」じゃないじゃんというツッコミは是非セミナーでw)。
不確実な時代を生き残るためだけの方法ではなく、不確実性を強みに変える半脆弱な生き方へのシフトです!!
【まといのば講座『超人化計画 〜MadMaxなポストコロナで生き残るためにたったひとつの冴えたやりかた〜』】
【日時】 6月30日(火)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
ヴァーチャル受講もしくはライブ受講(Zoom受講)も可能です!!










