もっとも大きな害をもたらすのはつねに善き人である:反共感とネットフリックス躍進の秘密 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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Netflixの創業者のひとりがその恐るべき成長の秘訣を公開しています。

その秘訣はシンプルですが、、、、、真似をしたり、参考にしたりするには精神的な障壁がバカの壁よりも、進撃の巨人の壁よりも高そうな気がします!

 

 

ちなみにシンプルな秘訣とは、「正直」であることです。

 

Honestyです。

 

One of the pillars of the Netflix culture is radical honesty, something I have loved since I was a small child growing up in straight-talking Texas.

(ネットフリックス分化の柱の一つは、「徹底的に正直であれ」だ。幼い頃から歯に衣着せぬテキサスで鍛えられた私も、これをモットーとしてきた。)

 

 

ちなみにネットフリックスって何?

という人もいるでしょうから紹介すると、動画配信サービスです。

 

 

Netflix(ネットフリックス)は1997年に創業です。意外と最近です。

 

創業したときは、DVD郵送レンタル会社でした。1999年にDVDレンタル会社としてはドル箱を放棄するありえない決断をしました。延滞料金の廃止です。しかし、そのことでレンタルビデオ世界最大手のブロックバスターを破綻に追い込み、覇者となったにも関わらず、2007年に現在のストリーミング配信に切り替えました。

そして2009年にカルチャーデックと呼ばれるスライドを公開します。これはCEOリード・ヘイスティングスいわく「若き詩人への手紙」です。

フェイスブックCOOシェリル・サンドバーグが「シリコンバレーで書かれた最も重要な文書」と称賛しました。https://jobs.netflix.com/culture

(そのカルチャーデックを元に書かれたのが下に紹介する書籍です)

 

ネットフリックスはいまや全世界で1億人以上の会員を擁し、北米のインターネット通信料の約3分の1を締めるという動画配信サービスです。

 

日本で言えばDMMのようなものでしょうか(違うかな)。

 

 

ちなみにNetflixは映画やドラマのコンテンツを配信するばかりか、自分たちでオリジナル作品を作ったりしています(正直、僕自身はオリジナルコンテンツをつくるという決断は間違いだと他人事ながら思っていましたw

 

そして、僕はいま自分の間違いを喜んでいます)。

 

オリジナルコンテンツの第一弾がHouse of cards(ハウス・オブ・カード)です。

 

 

 

そして最近、最新シリーズが公開されて、一気に見てしまったのが、ブラックリストです(これはNetflixのオリジナル作品ではありませんが)。

 

 

Netflixのオリジナルコンテンツで面白いのは、ダレン・ブラウンのシリーズです。

ダレン・ブラウンはいわゆる「メンタリスト」ですし、あのメンタリストのDaigoさんが憧れる人ですね(ダレン・ブラウン自身は自分のことをメンタリストと称してはいませんが。たとえば、サイコロジカルイリュージョニストなどと言っています)。

 

 

ダレン・ブラウンなどは、我々気功師やヒーラーは手本にすべきだと思います。

 

ダレン・ブラウンにしろ、ブラックリストのレイモンドレディントンにせよ、Netflixというリヴァイアサンにせよ(創業者の人事担当者も、自分の創り上げたシステムによって、自分も会社を追われています)、ポイントになるのは、人間が本来持っている力を解放するということです。

 

そこで邪魔になるのが、「共感」であるという驚きの主張が、こちらの本です。

 

 

 

いや、驚きではないですね。

社会的には驚いてみせないといけないという程度の意味で「驚き」です。

 

我々にはかなり馴染み深い話で、僕らはもう少し極端に「サイコパス」度合いをあげようなどと言っていますね。

 

 

思い出したいのは、アブラハムはイサクを燔祭にかけようとしました。愛する我が子を生け贄にしようとしたのです。釈迦は妻子を捨て、結果的にですが釈迦族は滅ぼされました。

イエスは執拗に家族を分断させようとします。街角で天使に出会ったら 2011-02-23

 

「あなたがたは、わたしが平和をこの地上にもたらすためにきたと思っているのか。あなたがたに言っておく。そうではない。むしろ分裂である。
というのは、今から後は、一家の内で五人が相分れて、三人はふたりに、ふたりは三人に対立し、
また父は子に、子は父に、母は娘に、娘は母に、しゅうとめは嫁に、嫁はしゅうとめに、対立するであろう」。
ルカ12:51

地上に平和をもたらすために、わたしがきたと思うな。平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである。(マタイ10:34

 

 

結論から先に言えば、真に人間らしく生きたいと思い、社会に機能を果たしたいと思うならば、彼らを見習うべきで、それは必然的にいま仲良くしている人々との別れを意味します。

 

 

気功をやるためには(他の職業と同様に)それに適したある程度の知性が必要です(ある程度すらも無い「不自由な頭」で盲人が盲を導くようなケースが多いですが、それはそれで自己責任です。人生はすべて自己責任の連続です)。

 

そのある程度の知性であっても、悲劇を逃れることはもちろんできません。

 

この知性が私と、私の愛していた人々との間に楔を打ち込み、私を追放した。私は前にもまして孤独である 2017-11-17

 

最近もまたメンター期間中に圧倒的な成長をおさめて、2期に飛び込んできた受講生が、同じ問題を抱えていました。

 

彼はお釈迦様が幼い子供と奥さんを捨てたことも、イエスの言葉も知っています。

 

 

しかし、まさか自分がその立場に追い込まれるとは思っていなかったのです(いや、予感はしていたのでしょう)。しかし逆説的ですが、それを知っていた方が悲劇を避けられますし、衝撃に備えられます。

 

その意味で我々は驚くほどワンパターンなのです(そのパターンをシークレットスクールでは学びます)。

 

そしてその予行演習をあらかじめ他者のフィードバックや、物語や聖典や古典で行うことができるのです。人生がリハーサルなしのぶっつけ本番だとしても、

 

When we are born, we cry that we are come

To this great stage of fools.(ウィリアム・シェイクスピア『リア王』4幕6場)

(我々は泣きながら生まれる。このアホたちの舞台に上がるのが悲しくて)

 

 

 

【書籍紹介】

 

*優秀な人材を高額で集めて、未来に必要ないと思ったら、サクッと解雇して、お互いに正直に役職関係なくバシバシ言い合う、、、、、そんな会社、恐ろしいです。恐ろしいですが、たしかに成長できそうです。

ここでのポイントはそれぞれが持っている能力を発揮させるということです。

真のインセンティブは美味しい社員食堂でも、ビールサーバーでもなく、会社の問題に全力でぶつかって解決する一員になるということ、というのはよく分かります。

「まといのば」ももう少しHonestyになろうかな、、、、、誤爆を避けるという名目で大人しくしすぎているかもしれない、、そうでないかもしれない。

いや、かなり正直にはブログに書いているのですが、読めていないことが多すぎる気がします(もちろん僕自身の書き方が晦渋で分かりにくいのは重々承知で。今後改善しますが)。

 

ちなみに著者のパティーはそんな「文字が読めないやつ」はクビにしろとはっきり言いますw

 

 

*表題はこちらの著書からの孫引き

 

共感ではなく、思いやりをというのが主題です。

思いやりは他者の苦しみの共有を意味しません。

面白いことに、共感と思いやりは神経科学的差異があり、そして相手の苦しみを感じるという共感は燃え尽き症候群につながることが示唆されています。

 

ちなみに当然ながら、共苦とは共感ではなく、より認知的であり、より「思いやり」です。

たとえば、釈迦のからし種の譬えなどはその良い所作です。

 

たまたま同時に読んでいた本にIBM本にこんな風に書いてありました。

 

数十億ドルビジネスというものは、たいてい長年にわたる進化、長年にわたるコンスタントな投資、そして長年にわたる変化と改善の賜物だ。その準備期間中からずっと、いくつもの問いかけが発せられ、アイディアが議論される。つまり組織全体が考え続けて生まれるものだ。(p.102 ロバート・クリンジー『倒れゆく巨像』)

 

当たり前ですが、結論はどこも同じなのです。

そして、組織全体が考え続けるためにも、Honestyは欠かせないというのがネットフリックスの結論です。

それも試行錯誤の中で見出された結論です。

 

それをアップルはa thousand no's と表現しています。

 

 

我々も考え続けること、問い続けること、そしてコミュニケーションにおいてはできる限り正直になること、共感ではなく、思いやりを。そしてその思いやりはしばしば「平和ではなく、つるぎを投げ込む」ことになり、そして「私と、私の愛していた人々との間に楔を打ち込」むことになりる覚悟を!

 

 

【動画紹介】

ダレン・ブラウンはイリュージョニストであり、マジシャンですが、我々と同じです。いや、我々の先輩です。大先輩の一人でしょう。