「手を挙げて」と言って、相手が手を挙げたら、それは内部表現の書き換え。内部表現の書き換えは簡単 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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内部表現の書き換えや変性意識、臨場感などを難しく考えてしまうと迷宮に入ります。

多少荒っぽくてもざっくりと理解しましょう。

そして使いながら、厳密な理解を目指しましょう。

理論は大事です。理論は大事ですが、理論が本当に理解できたかどうかは、実戦の中で試されます。
でも理論は大事です。
だからこそ、とりあえずざっくりと理解しましょう。




ヒーリングやコーチングとは何かということをざっくりと考えると「内部表現を書き換える」ことです。内部表現とは脳と心のことで、ここで言う「脳と心」とは2つで1つです。脳と心はコインの裏表であり、視点を変えて同じものをみただけです。

内部表現を書き換えるとは、脳と心を書き換えるということです。僕らのような気功整体で言えば、身体を書き換えることが内部表現の書き換えのひとつの現れです。心が書き換われば、身体もそれに応じて変わるのです。
平たく言えば、心をうまく書き換えれば、身体が柔らかくなったり、足が高く上がるようになったり、バレエの5番ポジションに入ったりするわけです。




内部表現の書き換えはそういう意味では万能です。

で、「じゃあ、どうやって、その内部表現というか相手の心を書き換えるの?」という疑問が湧きます。
これも「不思議な不思議な気功の力で書き換える」などと考えると、訳が分からなくなるので、これもざっくりと理解しましょう。

内部表現の書き換えは簡単です。
というか、いつも日常で全員がやっています。

たとえば、「○○な人、ちょっと手を挙げてください」と大勢に向かって聞いたとします。
そして何名かが手を挙げたとしたら、それは内部表現を書き換えたことになります。
すなわち、「手を挙げて」と言って、それを聞いた人が心を書き換えて、手を挙げたのです。
身体の状態が変わったのは、心が変わったからです。そしてその心を変えたのは「手を挙げて」という言葉を発した話者です。

「ちょっと姿勢を正して」でも、「ネクタイ曲がっているよ」でもなんでも良いのですが、声がけして、相手の状態を変えるのはすべて内部表現の書き換えです。

簡単です。

ただ姿勢とか、ネクタイではなく、高いレベルの柔軟性とか、筋肉の柔らかさやIQ向上などは、単なる言葉がけだけではちょっと足りません。

「ちょっと足を耳の横まで挙げてみて」とカジュアルに頼んでも、上がらない人は上がりません。

「ちょっと筋肉をゆるめて、つきたてのお餅レベルにしてみて」とか言われても、「アインシュタインレベルまでIQを上げてみて」と言われても、困ります。




言葉でなんともならないときに、非言語を使います。

ポイントは「内部表現の書き換えは簡単」で、誰でも日々やっているということです。内部表現書き換えを難しく考えすぎないことが肝要です。
(ヒーリングやコーチングにおける内部表現書き換えは確かに難しいです。でもそれが「内部表現書き換え」自体が難しいことには直結しません。特殊な内部表現書き換えが難しいだけです)。


同じように変性意識やトランスも単純です。
ボーっとしていたら、変性意識です。
変性意識とは、いま自分がいる物理的現実世界よりも、想像上の仮想世界に強い臨場感を持つことです。




想像上の仮想世界に強い臨場感????

そうです!想像上の仮想世界に強い臨場感です。

「そんな馬鹿な」と思うかもしれませんが、そんなトランスもまた日常茶飯事です。

ゲームに熱中しているとき、漫画を読んでいるとき、映画を見ているとき、音楽にひたっているときは、仮想世界に強い臨場感を持っています。

物理的現実世界 ≪ 仮想世界

というのがトランスであり、ASC(変性意識)です。

この定義を実際に深く考えると、我々は全員「仮想世界」の臨場感の方が高いのです。
ということは、変性意識などという定義が不要かもしれません。

ただこの場合、重要なのは変性意識の深さです。純粋に深いほうが有利です。

一番深い変性意識は睡眠ですので、変性意識を生成する練習をするときは、眠りそうになる記憶を引き出せば良いのです(この深い変性意識を意識的に引き起こしていたのがエジソンです)。

で、深さだけが大事ではありません。方向性もあります。

たとえば、授業中に居眠りしたり、ボーっとしている生徒はたしかに変性意識は深いといえます。仮想世界や夢の世界に臨場感が高いのです。




でも、一方で授業を真剣に聞いている人もまた変性意識は深いのです。ただ方向性が真逆です。後者は学びを中心に変性意識を生成し、前者は学びからの遠ざかる方向で変性意識を生成しています。
変性意識は変性意識でも、方向が違うのです。


ですので、深ければ良いのわけではありません。方向も大事になります。


何かに熱中していれば、それは深い変性意識だと考えましょう。
そしてできれば多くの時間をゴールに費やしたいものです。ゴールを想像することは、深い変性意識を生成しますし、そのことがゴールに近づかせるのです。

同じく臨場感も複雑に考えすぎないことです。
「臨場感を高めて、その空間に相手を引きずり込む」などと言われると、複雑怪奇な気がします。

でも、たとえばあるアイドルが好きな子がいて、その子はそのアイドルがいかに好きかを強く語るとします。そのうち、そのアイドルファンの話をずっと聞いているうちに、なんか共感してきて、ライブに思わず行ってしまう。という現象が臨場感を高めるということです。臨場感を高めて、引きずり込まれた結果として、ファンになってしまい、ライブにまで行ってしまうのです。





内部表現も、その書き換えも、変性意識も臨場感もざっくりと理解する分には簡単です。
まずはざっくりと(しかし正確に)理解していくことが重要です。
正確性は大事です。「ざっくりと」でも不正確だとあとあと困ります。
まずは正確に。

そしてその上でひたすら練習あるのみです。