明日のスクール修了生向け講座(まといのば講座)では、「はじめての手帳」と題して、久々に自己啓発系のセミナーを開催します。

募集要項には次のように書きました。
再掲します。追記も修正もしました!
今回のセミナーのコンテンツを、ざっくりと分類するならば自己啓発のたぐいのものです。より厳密には未来をどうスケジューリングするか、未来をいかにハンドリングするかについてのささやかな講義です。
スクール修了生向けなので、かなり高度な内容です。
テーマは3つあります。1つはゴールは設定以上に更新が大切であるということ。
もう1つは時間と空間とお金、そして身体もストックではなくフローであるということ。
3つ目は脳は強力な情報処理システムであるが、その強力さは我々が抱いているイメージとは異なり、機械そのものであるということです。
すなわち、
ゴールの更新、フロー、脳=機械です。
1つ目について、ゴールの更新というと穏やかな言い方ですが、より厳密には古いゴールを次々と燃やしていくことです。破棄するのです。この破棄がなかなかできないがために、新しいゴールのための素晴らしい機会を見送ってしまうのです。
ゴール設定はとても大切です。しかしそれ以上にどう古いゴールを破棄していくかが肝だと「まといのば」では考えます。忘れていくことです。積極的に。
古いゴール、古い価値観を燃やす尽くすことです。しかしケインズではないですが、古いアイデアを捨てることこそが、難しく、マクスウェルの悪魔が示したのは、情報はコピーではなく消去にこそコストが(エネルギーが)必要ということです。
次はストックvsフローです。時間と空間(同じものの別な表現です。時間と空間というのはミンコフスキー空間におけるパラメータでしかありません)、そしてお金、身体というのはすべて関数現象であり、そのポイントはフローです(むき出しの関数そのものビットコインなるものも出てきました)。
ストックというのは一種の方便です。貯金されたお金は実際には貯められてはおらず、流れています。銀行が運用しています。
川には水はたまっていません。いつ行っても川に水があるからと言って川に水がストックされているわけではありません。銀行が取り付け騒ぎに弱いのは当然で、銀行には現金というモノが無いからです。
最後に脳=機械論についてです。
寺子屋でも脳科学について触れましたが、脳とは我々が思っているよりも機械です。機械への入力はシンプルな方が良く、複雑だと受容体に入っていきません。糖にインスリンをつけるように、我々も自分の理想の未来には仕掛けをつけて、代謝されるようにしましょう!すべての人が知っているけど、実際にはよく分かっていないそのコツを確認しましょう!

自己啓発や成功哲学はすでに多くあります。ある視点から見ればすべて正しいと言えます。
しかしそれはその視点で見ることができる高みにいる人の場合のみです。
その視点にいなければ、すべて間違っていると言えます。実際に愚直に実践しても、失敗しかしません。成功哲学を実践すると必ず失敗するという笑えないパラドックスはここにあります。
今回は「まといのば」のスクール修了生に限定します。すなわち成功哲学や自己啓発が好きな人はお断りということです(Yogaスクールも1Dayスクールもスクールと名前がついていればスクールです)。ふわふわとした甘菓子のような心にも身体にも不健康な物語を語りたいのではなく、健康的で骨太でテクニカルな方法論を理論と共に伝えたいと思います。
シンプルな理論とシンプルな実践でガンガン成功してください!

*ドミノ倒しのように成功の連鎖を引き起こすトリックがあります。
という募集要項に続いて、今回はコンテンツの話です。
募集要項では、ゴールの更新、ストックではなくフロー、脳=機械に基づくトリセツについて言及しました。
では、それをどう具体的に落としこむかについて、3つの考え方を用います。
1つがおなじみのルーミーです。
スーフィーのルーミーを読みながら、その意味をバガヴァッド・ギーターで読み解きます(というか、以前に読み解きましたので復習しておいて下さい)。
賢者にとっての光は愚者にとって闇であり、愚者にとっての闇は、いかに賢者にとって光かを、今回の「手帳」を中心に再構成します。
その世界で毎日、蛾の羽を燃やしましょう!
わたしにも恋い焦がれるものはある 彼がその身を焼き尽くしたいと願ったのと同じくらいに
2013-10-12
蛾は光に向い、炎の中へと飛び込む、きみも炎を目指して、光に向いたまえ。
2013-10-12
もう1つは束論、そしてクリプキの可能世界論と到達可能性です。
論理学と数学です。
正確には様相論理学と超数学となるのでしょうか?
これも復習しておいて下さい。
可能世界論をどう自己啓発に結びつけるかが肝です。
クリプキは論理学に意味を持ち込んだのか?
2013-05-22

最後がミンスキーのエージェントです。
こびとならぬエージェント・スミス(マトリックス)が大量増殖してわらわらと脳内にいますので、彼らにどう仕事をさせるか、彼らをどうコントロールするかを考えます。その秘密を探ります。
知能は、知能でないものからどうして現れてくるのだろうか。(マーヴィン・ミンスキー)
2014-02-11

言葉足らずですが、また追記していきます(多分)。
詳しくはまた明日のセミナーにて!
お楽しみに!
