型にはまったお菓子なお茶の時間 -7ページ目

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

レモンカードで爽やかな甘みをつけたクリームを、シフォン生地にたっぷり巻きこみました。





レモンカードはパンチのある酸味が効いたスプレッド。

今回のように生クリームと合わせると、酸ですぐにもったりと固まってくるのですが、口溶けはよく、濃厚な味わいはほかにないおいしさ。


固まる分、巻きやすいのもメリットです。





今回はこちらの型を使い、短辺側から巻きました。

27〜28cmの正方形の天板でも同じ分量でOK。 


 


【材料】

30×24cm または28cm角の天板

☆卵黄生地
 卵黄 M3個分
 グラニュー糖 50g
 米油(なければ太白ごま油やサラダ油) 30g
 熱湯 50g
 薄力粉 60g
 ベーキングパウダー 2g
 レモンゼスト 1/2〜1個分

☆メレンゲ
 卵白 M3個分
 グラニュー糖 25g

☆レモンカード

 レモン汁 40g
 レモンの皮 1/2個分 すりおろし
 卵 1個
 グラニュー糖 60g

 無塩バター 60g


☆クリーム
 生クリーム 200g
 レモンカード 120g

☆仕上げ
 生クリーム 30g
 グラニュー糖 3g
 グリーン、レモンの砂糖漬けなど 適量


【準備】
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・熱湯と油を混ぜておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱
・型にオーブンシートを敷いておく


【作り方】

【1】レモンカードを作る

①こちらの手順で作り、冷やしておく。

 
【2】シフォン生地を作る

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量ずつ加えてその都度よく泡立てる。
 持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る

★あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意

②別のボウルで卵黄→グラニュー糖+レモンゼスト→混ぜておいた油+熱湯→ふるっておいた粉類→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる

★へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように。
 卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる。

④型に流し入れてカードで表面をならし、底を台に数回打ち付けて大きな気泡を抜いたら、予熱が終了したオーブンに入れて15分ほど焼き、乾燥に気をつけつつ冷ます


【3】クリームを作る

①生クリームを6〜7分立てにする

②レモンカードのうち120gを加え、ゴムベラでリズミカルにすくうように混ぜていく(慌てずぼそぼそにならないよう注意)

★残ったレモンカードは、あれば丸口金8番程度をつけた絞り袋に入れておくと次の作業がスムーズです。


【4】クリームを生地で巻く

①生地より大き目のオーブンシートの上に、表面がきれいなほうを下にして生地を乗せ、巻き始めと巻き終わりは斜めに切り落とす

②【3】のクリームを伸ばし、手前(短辺側)に残りのレモンカードを絞り出し、ぐるっと一気に巻く

③底にシートを押し込むようカードで形を整え、冷蔵庫でよく冷やす


【5】仕上げ

①生クリームとグラニュー糖を8分立てにし、片目口金3番をセットした絞り袋に入れ、上部をデコレーションする

レモンカードを作って瓶に入れたところ、なんだか量が思ったよりも少ない気がしたのですが、いつもと違う容器でしたし、こんなものかしら⋯と蓋をして外出。

そして夕方突然思い出しました。

「バターを入れ忘れてたんだ!」





バターはそこそこの割合を占めるのに、入れていないならそりゃ嵩も減るわけだと、帰宅後改めて溶かしバターを混ぜ込みましたが、時すでに遅し。

レモンの爽やかさと甘くコクのあるバターになりました。


ただこれが意外とバターのようなスプレッドとして使えるんです。 

レモンバターと呼ばれるものは、欧米各地で様々なタイプのものが作られていて、レモンカードと同じ材料&似た配合。

だから今回のものもレモンバターともいえそうだということで、ここ数日〈レモンバター風のスプレッド〉として、パンや料理に使って楽しんでいます。





リカバリー方法がないわけではないのですが、私みたいな人も少数だと思いますし、もしその方法を探してこのページにたどり着かれた方がいらっしゃいましたら、気持ちを切り替えてレモンバターにするのもひとつの手かもしれません。

レモンカードと全く配合は同じなのに、混ぜる時の温度が違うだけで、食感や風味の出方、仕上がりの状態は全くの別物に。
たとえばパンに塗った場合も、レモンカードならそのまま残りますが、こちらは溶けてしみ込みます。
乳脂肪のコクと風味が強く、酸味もややまろやかです。
(一般的なレモンバターの作り方は、また別の投稿で⋯)




【作り方】 


 レモンカードを作る際、バターを混ぜこまないまま、粗熱をとって冷やす。冷えたら別容器でバターを溶かし、冷やしたレモンクリームとよく混ぜ合わせる。





春にいただいたレモンの残りを使い切るべく、レモンを使ったおやつが続いています。
レモンカードを作ったので、今回はホイップした生クリームと共にパイ生地にサンドして、ミルフィーユにしました。

バターが香るサクサクのパイに、レモンの爽やかな酸味とまろやかなクリームが合わさることで、甘すぎず最後まで軽やかに食べられるのが魅力的。
一口でそれぞれの違う食感が楽しめるのも、飽きないポイントです。




レモンカードは今回こちらのものを使用。



【材料】

2個分

パイシート 10cm四方のもの2枚
生クリーム 30g
グラニュー糖 3g
レモンカード 70g
ピック、レモンゼスト、粉糖など 適量


【準備】
○天板にオーブンシートを敷く
○絞り袋に丸口金をセットする(今回は直径1cm)


【作り方】

①オーブンを200度に予熱し、パイシートは半解凍の状態で縦半分に切ってオーブンシートに並べる


②予熱が終了したオーブンに手早く入れて10分焼く

③パイの上にオーブンシートを乗せ、その上からロールケーキ用の天板などで均一に力をかけて膨らみをぐっと抑えて平らにする。その状態で180度に下げて15分焼く




⑤生クリームとグラニュー糖を9分立てにし、口金をつけた絞り袋にいれる

★写真では10切6番の口金を使用。
⑥よく冷めたパイを3枚一組として、⑤のクリームを絞りだして挟む

⑦レモンゼストやグリーンを飾り、粉糖をふるう

今日のお茶のお供は、レモンスクエア。

ショートブレッド生地の上に、レモン風味のカスタード層を重ねたアメリカの焼き菓子です。


スクエアは、名前の通り「四角く切る」ことから来ていて、切り方によってはレモンバーとも呼ばれます。





クラシックな配合は決まっていて、本場のレシピではホームパーティーや持ち寄り用などに大きなサイズで焼かれることがほとんど。


ただ濃厚なお菓子なので、今回は卵1個・レモン1個分程度で作れる最小サイズに合わせてこちらの型を使いました。


 

 


食感は、ねっとり+ほろほろの中間といった感じで、レモンの爽やかな酸味が存分に楽しめます。


そこに、ゆるめにホイップした生クリームや、バニラアイス、マスカルポーネなどを添えるのも王道の食べ方。

レモンは乳脂肪のコクと相性抜群で、レモンの酸味や皮っぽいほろ苦さが丸くなりますし、見た目や食べた時のデザート感も増すのでとてもおすすめです。





【材料】

12cm角型

☆土台(ショートブレッド)
無塩バター 50g
グラニュー糖(粉糖)  25g
薄力粉  75g
塩 ひとつまみ

☆フィリング
卵  M〜L1個
グラニュー糖 75g
レモン汁  30ml
薄力粉  8g
レモンの表皮すりおろし 1/2個分


【準備】
○オーブンを170度に予熱
○型にオーブンシートを敷く
○薄力粉はふるう


【作り方】

①土台の材料をフードプロセッサーに入れてそぼろ状になるまでまとめ、押し棒やスプーンの背などを使い型底に角まで平らに敷き詰める

★フードプロセッサーがない場合は、ボウルに室温に戻したバターとグラニュー糖をすり混ぜ、馴染んだらふるった薄力粉と塩をゴムベラで切り混ぜてまとめます。

②予熱が終了したオーブンで約20分、表面が乾き、周囲が薄く色づくまで焼く

★焼きすぎないこと。

③土台を焼いている間にフィリングの材料を順に混ぜておく

★レモンは優しく絞り、皮は黄色い部分のみ加えます。無理にぎゅっと押さえたり白い皮までいれるとえぐみや苦味が出ます。

④②が焼けたら、熱いまま③を上から流し、170度で18分ほど焼く

★周囲が固まり、中央だけほんの少しふるっと揺れる状態で取り出す。

⑤粗熱が取れたら冷蔵庫で数時間(できれば半日〜一晩)冷やす

⑥粉糖をふり、温めたナイフでカットする  

レモンの砂糖漬けとバタークッキーをバニラアイスクリームに混ぜ込んで、レモンタルト風味にアレンジ。


コクがあり、ザクッとした食感のクッキーがアクセントになっていて、レモンピールの甘酸っぱさが全体を爽やかにまとめてくれます。

どこから食べてもレモンやクッキーに当たるほど具だくさんです。




ちなみにバタークッキー、今回は背景に写している牛のクッキーの余り生地を使いました。
型はstadter社のもので、数ある牛型の中でもこのフォルムが一番好きなのですが、もう販売されているのを見かけないので大切にしています。

レモンの砂糖漬けの作り方はこちら。



【材料】

350ml前後

生クリーム(脂肪分35~40%) 200g
牛乳 50g
卵黄 M~L1個分
グラニュー糖 40g
バニラビーンズ 3cm分
 もしくはバニラエッセンス 3〜4ふり
レモンの砂糖漬けの皮と実 25g
バタークッキー 30g


【作り方】

①小鍋に卵黄・牛乳・グラニュー糖・さやを開いて削いだバニラの種をよく混ぜ合わせて弱~中火にかけ、焦がさない火加減で、へらで鍋底を絶えず混ぜながら、グラニュー糖が煮溶けて軽くとろみがつくまで煮る

②生クリームとよく混ぜ合わせて一度漉し、密閉容器に移して冷凍庫にいれる

★金属製の容器に入れると冷えるのが早くおすすめ。
 バニラエッセンスを使う場合はここで3〜4ふり混ぜ込みます。

③レモンの砂糖漬けの皮と実は、清潔なキッチン鋏などで1cm角程度に切り、クッキーはナイフで5〜10mm角にカットする

★クッキーは混ぜ込むまで湿気ないように注意。

④1時間ほどして固まりかけたらスプーンで空気を含ませるように混ぜ、その後は30~40分ごとに固まりかける度に空気を含ませるように混ぜ(2〜3回)、最後に混ぜるタイミングで③を混ぜ込む

★冷凍庫から出したては市販のアイスよりも固めになるので、すくえる柔らかさになるまでしばらく置いてください。


【アイスクリームメーカーを使う場合】
 ②でアイスクリームメーカーに入れて固めても。
 その場合は出来上がる数十秒前にカットしたレモンの砂糖漬けとクッキーを加え、完成後は密閉容器に移して冷凍庫で保存してください。