子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち | 体も心も、健康が「美しい!」
こちらの本のタイトル、そのまま記事タイトルに
使わせていただきました。


子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち/集英社
¥1,728
Amazon.co.jp


著者の黒川祥子さんはフリーライターで、
家族の問題などを中心にした
執筆をされている方です。


黒川さんが実際に、
子宮頸がんワクチンを接種後、
副反応で今も苦しんでいる10代の少女達と
その母達に会って、
実際に話を聞いたドキュメンタリーです。


今までもニュースで聞いたりしていましたが、
リアルな声を、こうして読んで知ると、
涙なしには読み進められない
実情ばかりです。

この本に出てくる少女たちは、
本来だったら、
箸が転がっても、けらけらと笑っているような
未来への希望があふれていて当たり前の暮らしが
できているはずだった少女たちが、

一つのワクチンで、
それが失われてしまっています。

しかも推奨したはずの国や自治体が、
ワクチンの副反応であることを認めず、
その補償・救済はされていないことが
ほとんどです。

(多くの少女が、病院で「精神的なものでしょう」と、されてしまっています)

少女たちに起こっているのは、
想像を絶する痛み、
体が急に暴れだす「不随意運動」
意識を失ってしまう「解離」
自分自身や家族の事もわからなくなる「記憶障害」などの他にも
さまざまな症状が現れています。


この、今おこっていることは
全ての母だけでなく、
(もちろん、子どもが男であるとか、女であるとか関係なく)
全ての人が知るべきこと、
そして、他人ごとではなく、
自分事としてとらえる必要があることなのではと
今まで以上に、感じています。


一部、著書より抜粋します。

・「日に日に、娘の身体が壊れていくんです。
 身体にエイリアンが入って、娘をめちゃめちゃにしていく。
 調子が悪いなんていう、そんなレベルではない。」

・「全然、楽しくなくて、なんか、なんで、生きてんだろうって、生きてる意味が
 わかんなくなって…。
 でも、でも、この症状はワクチンなのに、ワクチンのことで今、心が鬱みたいに
 なっているのに、もしこれで自殺とかして死んじゃったら、厚労省の人たちは
 ワクチンのせいで心因的になったんではなくて、症状そのものが心因的だったって
 思っちゃったら、その人たちの思うつぼだから、どんなに苦しくても生きるって
 決めたから。」
 日々苦痛に喘ぐしかないという極限状況で、少女はさらに闘うと決めたのだ。

・女子中学生にとっての「当たり前の日々」を奪われ、今も正体不明の身体の症状と
 うまく折り合いをつけないとどうしようもない日々。
 「なおこちゃん、大人に言いたいことを言ってほしい。」
 あなたにこそ、言う権利がある。言うべきだ。奈緒子さんはううんと首を振る。
 そして涙を拭いて、私をまっすぐに見据えてこう言った。
 「とにかく、治れば。言いたいことはそれだけです。治ればいいんです。」

・「接種させてしまったこと、止められなかったこと、子どもには何の罪もない。
 『ごめんなさい』と言わないでいられないんです。
 これはすべて大人社会が決めて、子どもたちは従順に従った結果なんですよ。
 保護者にも何の罪もない。私が子どもだった時代にはこんなことがなかったからこそ、
 今、元気で外を歩いて、人とコミュニケーションをとって普通に暮らしていける。
 当たり前の暮らしが普通にできることの尊さを、このワクチンに関わることで
 気づかされました。」
 (全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・池田としえさん)

・子宮頸がんワクチンは現在、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類。
 「サーバリックス」は、子宮頸がんの原因ウィルスとされるHPV16型と18型の感染を
 予防、「ガーダシル」はHPV6、11型と、16、18型の感染を予防する。
 16型と18型に起因する子宮頸がんは、欧米人では多いとされているが、日本人の
 子宮頸がんでは比較的少なく、全体の約半分である。
 しかも日本の一般女性が16型か18型に感染している率は、わずか0.7%だ。

・このワクチンには、子宮頸がんを減らしたという実績がない。

・「予防効果が証明されていないこと、たった二つの型にしか予防効果がないばかりか
 接種者が、すでに性交渉をしていたら無駄だということを製薬会社自ら説明書に
 書いておきながら、副作用のこと、中身についての広報がひとつもなかった。
 推進するのと同じくらい、注意喚起もしていく中で、ワクチンを選択していくという
 自由が当時、情報の波にさわられてどこにも見えない。それくらいの、情報の渦。
 任意接種にもかかわらず、そういう姿勢でワクチンを接種させようという
 マーケティング自体が異常だと思った。」

・「そもそも子宮頸がんはワクチンだけで予防できるものではありません。
 HPV感染はもし感染したとしても9割が自然排出され、たとえ軽度異形成になっても
 9割は自然治癒するといわれています。」

・被害少女たちは診察室で、
 「こんなのありえないんだよ」「学校に行きたくないんじゃないの?」といった
 医師たちの言葉に深く傷ついてきた。
 目の前の少女たちの症状が、自分がしっている疾患のカテゴリーに
 あてはらまらないというだけで、多くの医師は副反応を否定し、排除し、
 あげくに精神科へと送り込もうとした。それが多くの医師がしたことだった。

・西岡さん(※東京医科大学医学総合研究所所長西岡久寿樹氏)は治療を通して、幾人もの
 母と娘に相対してきた。そこで、今回のワクチンの悲惨さの根幹にあるものを
 まざまざと思い知らされた。
 「小児科の医師がこう言ってくるんです。
 『一人で二人の患者さんを診なきゃならないんです』って。
 『何ですか、それ?』って言ったら、『少女とその母親です。』って。
 今回のワクチンで一番悲惨なのは、被害少女が自分の意志決定でワクチンを
 打っているわけじゃないということです。
 学校の先生や医師の勧めで、親が決定して打たせていたるわけです。
 母親たちはひたすら自分を責めています。注射を打たれた
 被害だけでなく、二次被害、三次被害と家族全体に広がっている。
 そこに、深刻さがあると思いますね。」

2011年4月よりワクチン接種が公費助成により、無料になり、
2013年6月には、厚労省は積極的勧奨を中止しましたが、
ワクチンの副反応の因果関係を認めたわけではありません。

ワクチンの接種後、すぐに副反応が出た少女もいれば、
半年や2年以上たってから、反応が出ている子達もいます。

少しずつ、本当に少しずつですが、
良くなってきている子もいれば、
そうでない子もいます。

そして、周囲の理解がないことで、
苦しんでいる被害者や、
その家族のみなさん達がいます。

まずそこを知る事は、全ての大人に必要だと思います。

そして子宮頸がんがどういう病気で、
ワクチンがどういうものなのか知ることも。

海外では、男子に接種するという流れもあります。
(性行為によって、ウィルス感染するので、感染源である男子にもという。。)

現在、厚労省からは、こういった案内がされています。
クリック子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ

今後、子宮頸がんだけでなく、
様々なワクチンが増えることは考えられます。

その時に、どう選んでいくのか、
最終的に、どういう形であれ、何かが起こった時、
苦しむのは本人と親になってきます。

がんを防ぐのは何か、
どういう体作り、日常の過ごし方が必要なのか、
人任せにしないで、
当たり前に、みんなが知っていくように
なってほしいです。


この本、先月末に発行されたばかりのものですが、
すぐに市の図書館に入っていて、
手に取る事が出来ました。

これが、日本中の市や、学校などの図書館にあってほしいと
強く思います。



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