ビートルズ アンソロジー4 今月買ってよかったもの | 虚空のスキャット

虚空のスキャット

自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

今月買ってよかったもの

 


さて、ついに『アンソロジー4』が出ました。


まだ通して2回しか聴いていないので、思いつくまま、ざっくりとした感想を書いてみたいと思います(笑)。


​最初のアンソロジーが出てから、もう30年になるんですね。なんだか、30年前の高揚感を思い出しました。おそらくその「30周年」ということで、今回の4がリリースされたのでしょう。


やはりビートルズは商売がうまい。ローリング・ストーンズは、その辺が「ちょっとヘタ?」と思うこともしばしばです。


それにビートルズの場合、「ビートルズ」というブランド名を冠した商品でクオリティが低いということが、まずありません。もちろん、メンバーやその遺族のOKがないとリリースしない……というのが理由のひとつなんでしょうけど。


​今回のアンソロジー4にはライヴ・ヴァージョンはなし。その代わり(前にもありましたが)インストものが入っています。ただ、ストーンズのアウトテイクによくあるジャムセッションではなく、「カラオケ」のようなインスト曲は、モノにもよりますがあまりワクワクしないなぁ、というのが正直なところ。


​選曲に関しては、偶然かもしれませんが個人的に結構好きなラインナップなので、満足しています。


贅沢を言えば、『ラバー・ソウル』からのトラックがもう少し聴きたかったです。「ひとりぼっちのあいつ」や「イン・マイ・ライフ」の初期ヴァージョンはありがたかったのですが……これらはまた別の「周年」モノのために温存しているのでしょうか?


聴いていてつい口ずさんでしまうのは、もう40年以上聴いているファンとしては仕方ないですね。


​中身に関してはまだ聴き込んでいないので書きようがないのですが(「じゃ、書くな!」という声が聞こえマス)、とりあえず最後の3曲(いや、2曲?)について触れたいと思います。


​YouTubeで既に解禁されていた「フリー・アズ・ア・バード」。あの電話回線から録音したようなジョンのヴォーカルが、デミックス(最新技術で声だけ抜き出す例のヤツですね)によって驚くほどクリアになっており、感動的ですらあります。


ジョンのヴォーカルに絡むポールとジョージのコーラスも、これまでとは違って聞こえます。30年前、最初に聴いた時は「むむ?」と思ったものですが、今でははっきりと「好きな曲」だと言えます。



続いて「リアル・ラヴ」。


元のデモテープの音質のせいもあったのでしょう、デミックス技術でジョンのヴォーカルがクリアになった恩恵は大きいですね。


「フリー…」同様、歌声が鮮明になったことで、バックの演奏や楽曲の細部までもが、これまでとは違ったニュアンスで響いてきます。

​そして、両方の曲ともポールとジョージが弾くアコースティックギターが良い意味で「音の壁」になっています。素敵です。


こんなふうに、ビートルズを知って40年以上経つのに……。ビートルズを知った当時は、まさか40年経ってこうして「新作」を聴いているなんて、想像もしていませんでした。

生きていて、「良かったぁ」ってシミジミ思うことって、あるんですね。




 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する