ブラック&ブルー♪ 今月買ってよかったもの | 虚空のスキャット

虚空のスキャット

自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

今月買ってよかったもの

 

ローリング・ストーンズが1976年にリリースしたアルバムが、このたび拡張版として再発されました。


 

 

正直に申し上げると、このアルバムはボクが**「心から大好きな」**作品ではありません。むしろ、通して聴くことが少ないアルバムです。もちろん、決して出来が悪いと言っているわけではありません。むしろ、曲によって「好き」と「そうでもない」がはっきり分かれるのが特徴です。

​本作は、ミック・テイラー脱退後、彼の後任を探すセッション(ジャム)の過程で制作されたという背景があります(最終的にロニー・ウッドが加入)。そのためか、**過渡期的な「手触り」**があり、ストーンズ色がやや薄いと感じるのかもしれません。ロニーやビリー・プレストンにインスパイアされた楽曲も含まれていますし、収録曲がオリジナル・アルバム中最も少ない8曲という点も特徴的です(曲数が多ければ良いというわけではありませんが)。

​「通して聴くことは少ない」と書きましたが、その時の気分で1曲目の「ホット・スタッフ」は聴いたり、聴かなかったり…。そして、そこから一気に4曲目の「メモリー・モーテル」まで飛ぶことが多いです(「ハンド・フェイト」も「チェリー…」も悪くない曲ですよ!)。

​この「メモリー・モーテル」は本当に大好きな曲で(以前、どこかに記事を書いたほどです)、数多あるストーンズの楽曲の中でも個人的に3本、いや5本の指に入るほど気に入っています。一度聴くと大抵は最低2回はリピートしますね。時には泣きそうになりながら(笑)。

​レコードでいうB面は、比較的通して聴くことが多いでしょうか。とはいえ、B面自体聴かないこともありますが…(苦笑)。「メロディ」(この曲のグルーヴが好きです!)と「愚か者の涙」だけを聴くこともあります。要は「メモリー・モーテル」のためのアルバムなのかもしれません!

​ただ、アルバムのジャケットは大好きです。ストーンズのジャケットは好みが分かれるところですが、趣味の悪いものが多いじゃないですか(笑)。しかし、このアルバムのジャケットは**「王道」という雰囲気**で、ローリング・ストーンズというバンドをよく表現していると思います。確か、ヒロ・イトウという日本人フォトグラファーによるものでしたね。

​さて、今回の拡張版ですが、まだ2回ほどしか聴いていないため、これから色々な**「発見」があると思いますが(期待しています!)、まずはオリジナル・アルバムのリミックス**について。音がクリアになり、抜けが良くなっているのが非常に良いですね。「ならず者」のようなアルバムだと、かえってザラッとした音が良い場合もありますが、この都会的なアルバムには、このクリアさが正解だと思います。

​そして、未発表曲と、ジェフ・ベックらが参加したセッション音源

これもなかなか良いですね。期待していたよりもずっと良いです。もっとグチャグチャしているかと思っていました。

​これから、もっと聴き込んで新たな「発見」をしたいと思います。

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する